アメリカのスポーツ専門ケーブルテレビ、ESPNのホームページ(ダン・ラファエル記者)は2009年の“ファイター・オブ・ジ・イヤー”(最優秀選手)とそれに順ずる選手を選定。MVPは現在フロイド・メイウェザー戦の去就が注目されるマニー・パッキアオが選ばれた。パッキアオは同ホームページで、06年、08年に次ぐ3度目の受賞。ハットン戦、コット戦の強烈なパフォーマンスが評価されたのは言うまでもない。
同時にパッキアオに順ずるボクサーがピックアップされているが、その中にWBC世界バンタム級王者長谷川穂積がノミネートされた。
寸評でラファエル記者は以下のように解説している。「日本のナンバーワンはアメリカでは事実上、無名。でもサウスポーのチャンピオンは素晴らしい1年を送った。スキルフルなテクニシャンは指名挑戦者ブシ・マリンガを初回3度倒して片づけてスタートすると、7月にはネストール・ロチャをこれも初回に2度倒す破壊劇。締めくくりはニカラグアのアルバロ・ペレスを4回で、これも痛快なKOで破り、トータル防衛数は10に到達。たぶん、あなた方はハセガワのことを知らないでしょう。でも彼はグッド。ベリーグッド」
他の準MVPのメンバーはビタリ・クリチコ、ティモシー・ブラッドリー、アンドレ・ウォード、カール・フロッチ。
2009年12月31日木曜日
2009年12月30日水曜日
興毅が新ベルトお披露目 和毅はタイトル戦決定
内藤に勝ってWBC世界フライ級チャンピオンになった亀田興毅(23)が30日午後、東京・葛飾の亀田ジムでWBCから届いた新しいチャンピオンベルトのお披露目会見を開いた。次の試合に関しては、興行権を持つ宮田ジムとこれから話し合うという。この日はメキシコ滞在中の三男・亀田和毅(18)の次の試合も発表になり、1月16日(現地時間)メキシコのトレオンでロドルフォ・ガライ(メキシコ)を相手に、WBC中米カリブ・バンタム級王座決定戦に出場することになった。ガライ(23)はこれまで26勝17KO16敗と、勝率は低いが43戦のキャリアを誇る選手。
和毅は昨年デビュー以来1年で11連勝9KO不敗。12戦目で初めてのタイトルを楽しみにしているといい、また「2010年の亀田家最初の試合やから、きっちり勝って大ちゃん(二男大毅)の世界戦に弾みをつけたい」とコメントを寄せている。
「統一戦のためならどこへでも行く!」暫定王者石田、一夜明け
オネイ・バルデスを退け初防衛に成功したWBA世界S・ウェルター級暫定王者・石田順裕(金沢)が一夜明けた30日、大阪市内のジムで会見を行った。
「結果にはホッとしたが、内容的に集中力を切らしたりして納得していない」と試合を振り返ったチャンピオン。今後については、常々訴えている「統一戦」を改めて熱望した。
金沢英雄会長も「統一戦ができるのならば、どこへでも行く」と宣言。来年4月をメドに統一戦の実現を模索する考えだ。正規王者ユーリ・フォアマン(ベラルーシ)がパッキアオと同じトップランクの選手で、パックマンの次戦前座で統一戦をできれば一気に名前を売るチャンスだが、ほかにも来年の上海万博(中国)の事前イベントの一環で統一戦を行いたいプランもあるという。
「09年は暫定といってもチャンピオンベルトを巻けた。来年はもちろん統一チャンピオンになりたい」と石田は語った。
2009年12月29日火曜日
井岡が世界9位国重に3-0判定勝ち
プロ3戦目で世界ランカー破った--。29日夜大阪府立体育会館のメインイベントに登場した20歳のホープ井岡一翔(井岡)が、WBA世界L・フライ級9位国重隆(大阪帝拳)に文句なしの判定勝ちを飾った。
初回サウスポー国重もベテランらしく井岡の出ばなに右ジャブを決め好スタート。しかし井岡は顔色ひとつ変えず、プレッシャーをかけ続けながら右ストレートを狙い打ち、さらに接近戦では多彩なブローをボディー、顔面に決める。新人らしからぬ落ち着いた試合運びでポイントを奪い続けた。 6回には右カウンターを決め、この後も国重を圧倒。このまま一気にペースを握るかと思われたが、国重も8回に右を決めて踏みこたえた。しかし井岡は最後までガス欠にもならず、最後まで攻め続け、初の長丁場10ラウンドを戦い抜いた。
スコアは99-92、97-94、97-93と井岡の明白な勝利を示していた。「KOでも判定でも、内容の濃い試合をしようと思った」と井岡。世界についても、「1戦でも早く世界のベルトを巻きたい。来年にもチャンスがあれば……」と素直にビッグな野望を口にした。
初回サウスポー国重もベテランらしく井岡の出ばなに右ジャブを決め好スタート。しかし井岡は顔色ひとつ変えず、プレッシャーをかけ続けながら右ストレートを狙い打ち、さらに接近戦では多彩なブローをボディー、顔面に決める。新人らしからぬ落ち着いた試合運びでポイントを奪い続けた。 6回には右カウンターを決め、この後も国重を圧倒。このまま一気にペースを握るかと思われたが、国重も8回に右を決めて踏みこたえた。しかし井岡は最後までガス欠にもならず、最後まで攻め続け、初の長丁場10ラウンドを戦い抜いた。
スコアは99-92、97-94、97-93と井岡の明白な勝利を示していた。「KOでも判定でも、内容の濃い試合をしようと思った」と井岡。世界についても、「1戦でも早く世界のベルトを巻きたい。来年にもチャンスがあれば……」と素直にビッグな野望を口にした。
石田、ダウン奪い初防衛 WBA世界S・ウェルター級暫定戦
29日夜大阪府立体育会館で行われたWBA世界S・ウェルター級暫定タイトルマッチは、暫定王者石田順裕(金澤)が同級15位のオネイ・バルデス(コロンビア)に大差の3-0判定勝ちをおさめ、初防衛に成功した。クリーンヒットが少なく、盛り上がりを欠いたが、危なげなく試合を運んだのは石田。10回に石田の右が頭部に決まり、ダウンを奪ったが、この直後バルデスも応戦したため、石田は仕留められなかった。スコアはアバインザ(比)117-110、カイズ(米)119-108、柳(韓)118-109と大差がついていた。
試合後勝者石田は「統一戦やらしてもらえるなら、どこへでも行く。真チャンピオンになりたい」と、正規王者ユーリ・フォアマン(ベラルーシ)との対決をアピールした。
試合後勝者石田は「統一戦やらしてもらえるなら、どこへでも行く。真チャンピオンになりたい」と、正規王者ユーリ・フォアマン(ベラルーシ)との対決をアピールした。
パック×メイ戦実現危うし
マニー・パッキアオ-フロイド・メイウェザーのスーパーファイトの実現が危なくなってきた。
メイウェザー陣営から強要された血液検査をパッキアオが拒否したことに端を発するトラブル。ステロイド使用疑惑を問われたパッキアオ陣営がメイウェザー側(メイウェザー本人、父フロイド・シニア、ゴールデンボーイ・プロモーションズ)を名誉棄損で法廷に訴える事態となった。
その後、両陣営に歩み寄りがみられ、当初メイウェザー側が主張したUSADA(合衆国ドーピング反対機関)による検査は撤廃された。またパッキアオは無制限の尿検査と3度の血液検査(1月初旬、試合30日前、試合直後の控え室)に同意するコメントを発している。
パッキアオをプロモートするボブ・アラム氏はそれらに異存はないものの、検査は試合開催が予定されるラスベガスを管轄するネバダ州コミッションが実行すべきだと強く主張。同コミッションのリーダーシップを求めている。
しかし、コミッション側はルール改正には公聴会を開かなければならず、それは早くても1月中旬になる見込み。プロモーターとテレビ(HBO)は遅くとも試合予定の3月13日の2ヶ月前にあたる1月13日までに正式発表会を開催したいと言っている。そのため、この夢の対決が流れる公算が出てきた。
一方、パッキアオはメイウェザーではなく、違う相手と3月13日対戦するという話がある。候補者はポール・マリナージ(元IBF・Jウェルター級王者)とティモシー・ブラッドリー(現WBO同級王者)。このうちマリナージは「違反物質を使っている」とパッキアオを非難したばかり。何とも皮肉だ。
メイウェザー陣営から強要された血液検査をパッキアオが拒否したことに端を発するトラブル。ステロイド使用疑惑を問われたパッキアオ陣営がメイウェザー側(メイウェザー本人、父フロイド・シニア、ゴールデンボーイ・プロモーションズ)を名誉棄損で法廷に訴える事態となった。
その後、両陣営に歩み寄りがみられ、当初メイウェザー側が主張したUSADA(合衆国ドーピング反対機関)による検査は撤廃された。またパッキアオは無制限の尿検査と3度の血液検査(1月初旬、試合30日前、試合直後の控え室)に同意するコメントを発している。
パッキアオをプロモートするボブ・アラム氏はそれらに異存はないものの、検査は試合開催が予定されるラスベガスを管轄するネバダ州コミッションが実行すべきだと強く主張。同コミッションのリーダーシップを求めている。
しかし、コミッション側はルール改正には公聴会を開かなければならず、それは早くても1月中旬になる見込み。プロモーターとテレビ(HBO)は遅くとも試合予定の3月13日の2ヶ月前にあたる1月13日までに正式発表会を開催したいと言っている。そのため、この夢の対決が流れる公算が出てきた。
一方、パッキアオはメイウェザーではなく、違う相手と3月13日対戦するという話がある。候補者はポール・マリナージ(元IBF・Jウェルター級王者)とティモシー・ブラッドリー(現WBO同級王者)。このうちマリナージは「違反物質を使っている」とパッキアオを非難したばかり。何とも皮肉だ。
2009年12月28日月曜日
ベテラン本田、冨山を制す
世界挑戦者4人が登場した28日のチャレンジスピリットシリーズ(後楽園ホール)は荒れ模様。元日本王者対決となったメイン8回戦は、吉田拳畤(ワタナベ)が3-0判定でサラリーマン徹平(花形=ミハレスに挑戦)に勝ったがクリンチ、ホールドの多いお粗末な内容に終始した。
もう一つの8回戦は上野則之(ワタナベ)が福島学(花形=ラリオスに挑戦)を左フック一発で初回KO勝ち。
6回戦で行なわれた注目の一戦、名城信男と激闘・惜敗の冨山浩之介(ワタナベ)は、ポンサクレック、ムニョスに挑戦経験のあるベテラン本田秀伸(グリーンツダ)の巧技に判定負け。本田は2回に右フックカウンターで痛烈なダウンを奪い、富山の反攻をクリンチワークも駆使して封じ込んだ。
また軽量級日本ランカー対決となった6回戦は、田中教仁(ドリーム)が2回ブレーク後の加撃で田口良一(ワタナベ)をダウン。主審は田中に減点1を言い渡して田口の回復を待ったが、ダメージが深く続行不能と判断して試合停止。反則・失格で田口の手が挙がることになった。
もう一つの8回戦は上野則之(ワタナベ)が福島学(花形=ラリオスに挑戦)を左フック一発で初回KO勝ち。
6回戦で行なわれた注目の一戦、名城信男と激闘・惜敗の冨山浩之介(ワタナベ)は、ポンサクレック、ムニョスに挑戦経験のあるベテラン本田秀伸(グリーンツダ)の巧技に判定負け。本田は2回に右フックカウンターで痛烈なダウンを奪い、富山の反攻をクリンチワークも駆使して封じ込んだ。
また軽量級日本ランカー対決となった6回戦は、田中教仁(ドリーム)が2回ブレーク後の加撃で田口良一(ワタナベ)をダウン。主審は田中に減点1を言い渡して田口の回復を待ったが、ダメージが深く続行不能と判断して試合停止。反則・失格で田口の手が挙がることになった。
訃報 元日本王者赤坂佳昭さん逝く
元日本ミドル級チャンピオンで札幌協栄赤坂ジムの名誉会長、赤坂佳昭さん(現役時は義昭)が28日午後4時20分、慢性腎不全のため札幌市内の病院で亡くなった。66歳だった。15年前に倒れて以降、長い闘病生活を送っていた。この間にジムを引き継いだ長女の赤坂裕美子さん(現マネジャー)が日本L・フライ級王者畠山昌人(現会長)を育て、父が指導者として果たせなかったチャンピオンの夢を実現している。
赤坂さんは秋田県出身。最初は相撲界に身を投じ、宮城野部屋に入門。「郷の山」の四股名で三段目まで出世したが、3年で廃業し、ボクシングに転身。相撲界引退から1年後には暁ジムからプロ・デビュー。相撲出身らしく、てっぽうで鍛えた両腕にパワーを秘めたボクサー・ファイターだった。
帝拳ジムに移籍した直後の67年5月、海津文雄(笹崎)に判定勝ちし、日本ミドル級王座獲得。これは2ヵ月後の再戦で奪い返されたが、同年11月、海津返上後の空位の王座を武田昭峰(船橋)と争い、判定勝ちで2度目のチャンピオン獲得を果たす。3度目の王座獲得を期してカシアス内藤(船橋)と空位の王座を争い敗れたのが最終戦だった。通算22勝10KO20敗1分。
なお葬儀の日取り、式場は下記の通り(喪主は夫人の和子さん)。
通夜・29日18時より 告別式・30日11時半より
いずれも式場は札幌霊堂(札幌市豊平区平岸4条15丁目3-9、電話011-821-8086)。
石田×バルデス明日激突 WBA・S・ウェルター級暫定戦
明日に迫ったWBA世界S・ウェルター級暫定タイトルマッチの調印式、計量が28日、大阪市内のホテルで行われた。
計量は暫定王者・石田順裕(金沢)がリミット69.8キロ、15位挑戦者オネイ・バルデス(コロンビア)は69.2キロでともに一発合格。計量を終えた石田は「今回の減量は最後、サウナなどで2時間いても400グラムしか落ちなかった。一番きつかった」と明かした。187センチの長身だけに、これまでも減量は楽なほうではない。それでも「筋力が付きすぎたのかも」と笑顔をのぞかせるなどリラックスした印象だった。一方のバルデスも「いい練習をしてきた。試合が楽しみだ」と筋肉隆々のボディを誇っていた。
計量に先立って行われた調印式では「相手より上回っているところ」を問われた両選手、それぞれの回答は「スピード」(石田)「パンチ力」(バルデス)というものだった。ボクサー型の石田とパンチャー・タイプのバルデス――明日はこの点が見どころとなるか。
なお世界戦のオフィシャル構成は以下の通り。
レフェリー=ピニット・プラヤドサブ(タイ)/ジャッジ=シルベストレ・アバインザ(比)、セルジオ・カイズ(米)、柳完洙(韓)
2009年12月26日土曜日
バレロ-デマルコ 2.6モンテレイ挙行
先週土曜日19日、地元ベネズエラでエクトル・ベラスケスをストップして防衛を果たしたWBC世界ライト級王者エドウィン・バレロ(ベネズエラ)の2度目の防衛戦がメキシコで行われる公算が強くなった。
メキシコのエストは25日の電子版で、バレロが同級暫定王者アントニオ・デマルコ(メキシコ)との統一戦に臨むと報道。期日は2月6日。場所は同国モンテレイのアレナ・モンテレイだと伝えている。
ベラスケス戦でデビュー以来のKO記録が26に伸びたバレロに対して、デマルコ(23歳)は1位決定戦、ホセ・アルファロとの暫定王者決定戦を勝ちて戴冠した実力者。若さや勢いが無敵バレロに通用するか、大いに興味が注がれる対戦だ。
会場は西岡利晃がジョニー・ゴンサレスを倒して防衛をしたアリーナ。
メキシコのエストは25日の電子版で、バレロが同級暫定王者アントニオ・デマルコ(メキシコ)との統一戦に臨むと報道。期日は2月6日。場所は同国モンテレイのアレナ・モンテレイだと伝えている。
ベラスケス戦でデビュー以来のKO記録が26に伸びたバレロに対して、デマルコ(23歳)は1位決定戦、ホセ・アルファロとの暫定王者決定戦を勝ちて戴冠した実力者。若さや勢いが無敵バレロに通用するか、大いに興味が注がれる対戦だ。
会場は西岡利晃がジョニー・ゴンサレスを倒して防衛をしたアリーナ。
サーシャ母国で勝利するも…相手がリング禍に
母国ロシアに帰国、世界挑戦のチャンスをうかがっていたといわれる前OPBFバンタム級王者アレクサンドル・バクティン(日本のリング名サーシャ・バクティン)が25日(現地時間)モスクワのリングに登場。ノシル・ルジマトフ(ウズベキスタン)に格の違いを見せて快勝したが、ルジマトフが危篤状態に陥る事態が発生。安否が気遣われている。
現地からのニュースでは9ラウンドが終了し、自軍コーナーに戻ったルジマトフがイスに座ったまま意識を失い、会場から救急車で病院へ搬送された。(記録サイトでは試合は8回戦で予定されていた)
試合はプロ選手として初めて故郷のリングに上がったサーシャがスピードとフットワークを駆使し、右アッパーを巧打して進行。21歳のウズベク人は重大なダメージを被った。6勝4敗のルジマトフはWBCバンタム級3位サーシャ(24勝11KO無敗)の相手には役不足だったとの声もある。
現地からのニュースでは9ラウンドが終了し、自軍コーナーに戻ったルジマトフがイスに座ったまま意識を失い、会場から救急車で病院へ搬送された。(記録サイトでは試合は8回戦で予定されていた)
試合はプロ選手として初めて故郷のリングに上がったサーシャがスピードとフットワークを駆使し、右アッパーを巧打して進行。21歳のウズベク人は重大なダメージを被った。6勝4敗のルジマトフはWBCバンタム級3位サーシャ(24勝11KO無敗)の相手には役不足だったとの声もある。
2009年12月25日金曜日
2010カーニバル発表

25日、東京・水道橋の後楽園飯店で来年度チャンピオンカーニバルの発表会が行われた。
31回目を迎える今回、目玉カードとして注目を浴びるのがS・ライト級。チャンピオン小野寺洋介山(オサム)に無敗ホープの亀海喜寛(帝拳)が挑む一戦だ。会見で顔を合わせた両者は、
「しっかり練習して“なにくそ魂”で最高の試合にしたい」(小野寺)
「世界の壁が厚いクラスだが、その道をかけ、期待できる試合をしたい」(亀海)
と、宣言。2人の意気込みどおりの好試合を見たいものだ。
カーニバルは2月6日のフェザー級、S・フェザー級ダブルタイトルマッチが幕開けカードとなる。
以下は各級組み合わせ(左が王者、または上位ランカー。試合日程の空白は未定)。
階級 試合予定 組み合わせ
Mm級 八重樫東(大橋)-武市晃輔(金沢)
LF級 2/21大阪 宮崎亮(井岡)-滝澤卓(タキザワ)
F級 2/8 清水智信(金子)-小林タカヤス(川島)
SF級 中広大悟(広島三栄)-佐藤洋太(協栄)
B級 3/7名古屋 安田幹男(六島)-児玉卓郎(岐阜ヨコゼキ)
SB級 4/12 芹江匡晋(伴流)-玉越強平(千里馬神戸)
Fe級 2/6 李冽理(横浜光)-高山和徳(船橋ドラゴン)
SFe級 2/6 三浦隆司(横浜光)-岡田誠一(大橋)
L級 近藤明広(日東)-荒川仁人(八王子中屋)
SL級 4/12 小野寺洋介山(オサム)-亀海喜寛(帝拳)
W級 4/3 中川大資(帝拳)-井上庸(ヤマグチ土浦)
SW級 3/25 柴田明雄(ワタナベ)-チャーリー太田(八王子中屋)
M級 2/21大阪 鈴木哲也(進光)-鈴木典史(ピストン堀口)
31回目を迎える今回、目玉カードとして注目を浴びるのがS・ライト級。チャンピオン小野寺洋介山(オサム)に無敗ホープの亀海喜寛(帝拳)が挑む一戦だ。会見で顔を合わせた両者は、
「しっかり練習して“なにくそ魂”で最高の試合にしたい」(小野寺)
「世界の壁が厚いクラスだが、その道をかけ、期待できる試合をしたい」(亀海)
と、宣言。2人の意気込みどおりの好試合を見たいものだ。
カーニバルは2月6日のフェザー級、S・フェザー級ダブルタイトルマッチが幕開けカードとなる。
以下は各級組み合わせ(左が王者、または上位ランカー。試合日程の空白は未定)。
階級 試合予定 組み合わせ
Mm級 八重樫東(大橋)-武市晃輔(金沢)
LF級 2/21大阪 宮崎亮(井岡)-滝澤卓(タキザワ)
F級 2/8 清水智信(金子)-小林タカヤス(川島)
SF級 中広大悟(広島三栄)-佐藤洋太(協栄)
B級 3/7名古屋 安田幹男(六島)-児玉卓郎(岐阜ヨコゼキ)
SB級 4/12 芹江匡晋(伴流)-玉越強平(千里馬神戸)
Fe級 2/6 李冽理(横浜光)-高山和徳(船橋ドラゴン)
SFe級 2/6 三浦隆司(横浜光)-岡田誠一(大橋)
L級 近藤明広(日東)-荒川仁人(八王子中屋)
SL級 4/12 小野寺洋介山(オサム)-亀海喜寛(帝拳)
W級 4/3 中川大資(帝拳)-井上庸(ヤマグチ土浦)
SW級 3/25 柴田明雄(ワタナベ)-チャーリー太田(八王子中屋)
M級 2/21大阪 鈴木哲也(進光)-鈴木典史(ピストン堀口)
ロマゴン、1月メキシコで防衛戦
WBA世界ミニマム級王者ローマン“チョコラティート”ゴンサレス(ニカラグア)の3度目の防衛戦が内定した。1月30日メキシコ・プエブラで、相手はWBA10位イバン・メネセス(メキシコ)が有力だ。
ゴンサレスは初防衛戦でフランシスコ“チキータ”ロサスを退けて以来、2回目のメキシコでの試合となる。当初12月に同じメキシコで同地のホープ、フアニート・エルナンデスの挑戦を受ける話があったが、実現しなかった。
挑戦者候補メネセスはこれまで14勝8KO5敗1分。王者の24勝20KO無敗と比べると見劣りするが、メキシコの重鎮の一人ナチョ・ウイサル・プロモーターの下、地元戴冠に意欲を燃やす。
ゴンサレスは初防衛戦でフランシスコ“チキータ”ロサスを退けて以来、2回目のメキシコでの試合となる。当初12月に同じメキシコで同地のホープ、フアニート・エルナンデスの挑戦を受ける話があったが、実現しなかった。
挑戦者候補メネセスはこれまで14勝8KO5敗1分。王者の24勝20KO無敗と比べると見劣りするが、メキシコの重鎮の一人ナチョ・ウイサル・プロモーターの下、地元戴冠に意欲を燃やす。
2009年12月23日水曜日
原田協会長が勇退 後継は大橋氏 日本プロボクシング協会
日本プロボクシング協会は23日午後静岡県熱海市内のホテルで理事会を開き、これまで7期21年の長期にわたって協会長を務めてきた原田政彦氏(66)が来年3月の任期切れを機に勇退を表明。これを受けて、各地区協会長らの推薦により、現在東日本ボクシング協会会長を務める大橋秀行氏(44)が4月からの新年度より新たに協会長に就任することになった。
これより先、大橋氏は東日本ボクシング協会長の続投を目指して立候補していたが、こちらは対立候補が現れず、再選が決まっている。大橋氏は日本と東日本の両会長ポストを兼任する。任期は3年。
大橋氏は元WBC、WBA世界ストロー級王者。1994年に現役引退後、横浜に大橋ジムを開設。2007年4月東日本ボクシング協会会長就任。立候補に際して掲げた7つのマニフェストのうち、「ボクシング殿堂創設」を除く6つを実行していた。横浜市出身。
これより先、大橋氏は東日本ボクシング協会長の続投を目指して立候補していたが、こちらは対立候補が現れず、再選が決まっている。大橋氏は日本と東日本の両会長ポストを兼任する。任期は3年。
大橋氏は元WBC、WBA世界ストロー級王者。1994年に現役引退後、横浜に大橋ジムを開設。2007年4月東日本ボクシング協会会長就任。立候補に際して掲げた7つのマニフェストのうち、「ボクシング殿堂創設」を除く6つを実行していた。横浜市出身。
パッキアオがドーピング試験を拒否 メイウェザー戦大丈夫?
来年3月13日ラスベガスMGMグランドでの挙行が濃厚となっているメガファイト、マニー・パッキアオ-フロイド・メイウェザー戦に横槍が入った。22日(現地時間)、今回メイウェザーをサポートするゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)が声明を発表。それによると、パッキアオはUSADA(合衆国ドーピング反対機関)が義務付けているオリンピック・スタイルの血液と尿の検査を拒否。スポーツマンシップに反する行為だと非難している。
GBPのリチャード・シェーファー最高経営責任者は「メイウェザー陣営は驚きを隠せない。パッキアオのようなエリート・アーティストがドラッグテストを拒否するとは・・・。フロイドはすでに検査に同意したし、ランス・アームストロング(自転車)、マイケル・フェルプス(水泳)、コビー・ブライアント(バスケット)といったトップアーティストも行っていることだから理解に苦しむ」と声明文で述べている。
オリンピック・スタイルの検査とは試合前後に選手の血液と尿のサンプルを採り、違反物質が含まれていないか調べるもの。通常、プロボクシングの試合では試合後の尿検査のみが実施される。
パッキアオがなぜ検査を拒否したかは彼本人からもプロモーターのトップランク社からも、まだ回答がない。このニュースを聞いたメイウェザーは「私はテストに合意しているから、彼の行為は残念なこと。マニーが心変わりしてくれるのを望む」とコメントしている。
GBPのリチャード・シェーファー最高経営責任者は「メイウェザー陣営は驚きを隠せない。パッキアオのようなエリート・アーティストがドラッグテストを拒否するとは・・・。フロイドはすでに検査に同意したし、ランス・アームストロング(自転車)、マイケル・フェルプス(水泳)、コビー・ブライアント(バスケット)といったトップアーティストも行っていることだから理解に苦しむ」と声明文で述べている。
オリンピック・スタイルの検査とは試合前後に選手の血液と尿のサンプルを採り、違反物質が含まれていないか調べるもの。通常、プロボクシングの試合では試合後の尿検査のみが実施される。
パッキアオがなぜ検査を拒否したかは彼本人からもプロモーターのトップランク社からも、まだ回答がない。このニュースを聞いたメイウェザーは「私はテストに合意しているから、彼の行為は残念なこと。マニーが心変わりしてくれるのを望む」とコメントしている。
2009年12月22日火曜日
日本ランキング発表 松田、大場が王座返上
22日、12月度の日本ランキングが発表された。
今月はバンタム級大場浩平(大一スペースK)とフェザー級松田直樹(帝拳)の両チャンピオンが王座を返上。S・バンタム級は木村章司を下した芹江匡晋(伴流)が新王座に就き、S・フライ級中広大悟(広島三栄)、ライト級近藤明広(日東)、S・ライト級小野寺洋介山(オサム)、ウェルター級中川大資(帝拳)の4王者は防衛に成功した。ミドル級の鈴木哲也(進光)は佐藤幸治に同時保持していた東洋王座を奪われたものの、この試合に日本タイトルはかけられていなかった。
新たにランク入りしたのは日本ランカーに勝利した仲村正男(S・フェザー級7位=仲里ATSUMI)、杉崎由夜(S・フェザー級10位=角海老宝石)、西禄朋(S・ウェルター級7位=新田)ら。東洋1位だったタイのウェートを破った長井祐太(勝又)もS・バンタム級5位に入った。また和田峯幸生(L・フライ級4位=筑豊)、山口真吾(フライ級6位=渡嘉敷)、佐々木基樹(ウェルター級3位=帝拳)が、東洋王座もしくは世界ランキングを失ったため再ランクされた。ほかに、先日誕生したばかりの全日本新人王も実施クラスの一番下にランクされている。
一方、松本博志、斎藤直人、秋葉慶介(いずれも角海老宝石)の3選手は引退届が出され、その名が消えた。拳骨折のブランクが長引くロリー松下(カシミ)、試合予定のない伊藤博文(相模原ヨネクラ)と十二村喜久(赤城)らもランキングから外れた。
今月はバンタム級大場浩平(大一スペースK)とフェザー級松田直樹(帝拳)の両チャンピオンが王座を返上。S・バンタム級は木村章司を下した芹江匡晋(伴流)が新王座に就き、S・フライ級中広大悟(広島三栄)、ライト級近藤明広(日東)、S・ライト級小野寺洋介山(オサム)、ウェルター級中川大資(帝拳)の4王者は防衛に成功した。ミドル級の鈴木哲也(進光)は佐藤幸治に同時保持していた東洋王座を奪われたものの、この試合に日本タイトルはかけられていなかった。
新たにランク入りしたのは日本ランカーに勝利した仲村正男(S・フェザー級7位=仲里ATSUMI)、杉崎由夜(S・フェザー級10位=角海老宝石)、西禄朋(S・ウェルター級7位=新田)ら。東洋1位だったタイのウェートを破った長井祐太(勝又)もS・バンタム級5位に入った。また和田峯幸生(L・フライ級4位=筑豊)、山口真吾(フライ級6位=渡嘉敷)、佐々木基樹(ウェルター級3位=帝拳)が、東洋王座もしくは世界ランキングを失ったため再ランクされた。ほかに、先日誕生したばかりの全日本新人王も実施クラスの一番下にランクされている。
一方、松本博志、斎藤直人、秋葉慶介(いずれも角海老宝石)の3選手は引退届が出され、その名が消えた。拳骨折のブランクが長引くロリー松下(カシミ)、試合予定のない伊藤博文(相模原ヨネクラ)と十二村喜久(赤城)らもランキングから外れた。
亀田がサイン会

WBC世界フライ級チャンピオン亀田興毅(亀田)が22日、東京・神田の書店でサイン会を開催した。これは内藤戦前の誕生日(11月17日)に出した著書『亀田興毅、宣戦布告』の出版に合わせた催し。イベント前に取材に応じた亀田は「試合前にやろうと思ったけど、できんかったから。チャンピオンになってできるのは嬉しい」と話した。今後もこういったファンとのふれあいを増やすべくプランを練っているという。
亀田ジムは21日に父史郎氏の無期限セコンドライセンス停止処分解除をJBCに再申請。五十嵐紀行会長は事態打開を狙ってJBCの監督官庁である文部科学省に“直談判”する考えをも示しているが、この日亀田本人は「そのへんはよく分からん」としつつ「親父にセコンドについてほしい」と話した。
年末年始にかけて多忙の亀田だが、会場入りする前にも「練習はしてきた」。現在の体重は58キロという。
うすい判定勝ち 21日後楽園の結果
21日夜後楽園ホールのメインでは、うすい祐介(石川)が茂木孝太(小熊)に8回判定勝ちした。積極的に仕掛ける側のうすいは2回右でぐらつかせた後に連打しダウンをマーク。KO決着を予想させたが、茂木も抵抗し結局3-0の採点でノーランカー対決を制した。
セミの6回戦は長濱慎吾(セレス)がサウスポー澤井大祐(シャイアン山本)を3回一気に3度ダウンさせてKO勝ち。また前座の4回戦に出場した大嶋記胤(シャイアン山本)は松浦武(つるおか藤)に最終回KO勝ちした。大嶋は「刺青ボクサー」として人気を博した宏成さん(現トレーナー)の実弟。
そのほかの4回戦結果は以下の通り(左が勝者)。
鈴木鹿平(E&J)TKO3回 饒平名知行(平仲)
守屋和明(石川)判定 松川真也(T&T)
林欽貴(E&J)負傷引き分け1回終了 坂本徳臣(シャイアン山本)
ブルース・サントス(石川)判定 村田有司(角海老宝石)
多喜政実(シャイアン山本)KO1回 清水新太郎(西城)
岳原景太(平仲)TKO2回 引地昭裕(ヨネクラ)
熊澤祥大(石川)判定 北地創(新松戸高橋)
セミの6回戦は長濱慎吾(セレス)がサウスポー澤井大祐(シャイアン山本)を3回一気に3度ダウンさせてKO勝ち。また前座の4回戦に出場した大嶋記胤(シャイアン山本)は松浦武(つるおか藤)に最終回KO勝ちした。大嶋は「刺青ボクサー」として人気を博した宏成さん(現トレーナー)の実弟。
そのほかの4回戦結果は以下の通り(左が勝者)。
鈴木鹿平(E&J)TKO3回 饒平名知行(平仲)
守屋和明(石川)判定 松川真也(T&T)
林欽貴(E&J)負傷引き分け1回終了 坂本徳臣(シャイアン山本)
ブルース・サントス(石川)判定 村田有司(角海老宝石)
多喜政実(シャイアン山本)KO1回 清水新太郎(西城)
岳原景太(平仲)TKO2回 引地昭裕(ヨネクラ)
熊澤祥大(石川)判定 北地創(新松戸高橋)
2009年12月21日月曜日
ブラーマー、ズビックとも防衛
19日(現地時間)ドイツのシュベリンで挙行された2つの世界戦は、いずれもドイツ人王者が判定勝ちでベルトを守った。まずWBO世界L・ヘビー級王者ユルゲン・ブラーマー(ドイツ)は無敗のディミトリ・スホットスキー(ロシア)と防衛戦。ホームタウン・ヒーロー、ブラーマーがサウスポーから左ストレートを叩き込んで前半を押さえる。WBO10位の挑戦者は8回に強打を見舞って反撃。10回にはあわやストップかというシーンをつくる。しかし、ここを乗り切った王者はラスト2回をリードして終了。スコアは116-112,118-110,116-112の3-0でブラーマーが初防衛に成功した。ブラーマーはゾルト・エルデイ(ハンガリー)がクルーザー級を制したことで、暫定王者から正規王者に昇格している。
もう一つのWBC世界ミドル級暫定戦は王者セバスチャン・ズビック(ドイツ)がこれも無敗のエマヌエーレ・デラロサ(イタリア)に2-1判定勝ちで初防衛。スコアは116-112,120-109(ズビック)、115-113(デラロサ)だった。
写真はロシア人挑戦者を攻めるブラーマー(右)=PHOTO/SUMIO YAMADA
アルゲリョ哀悼興行 カシメロが戴冠
今年死去したニカラグアの英雄アレクシス・アリゲリョ氏を記念する哀悼興行が19日(現地時間)マナグアで開催された。メインのWBO世界J・フライ級暫定王座決定戦はWBO4位ジョンリル・カシメロ(フィリピン)が2位で元WBA暫定王者セサール・カンチーラ(コロンビア)を11回KOで下し、ベルトを獲得した。
試合は11回、カシメロが右強打で2度倒すと、主審がストップをかけた。タイムは1分40秒。敵地戴冠というべきカシメロは13勝8KO無敗。カンチーラは28勝22KO3敗。会場ではこのクラスの正規王者カルデロンの姿も見られた。
試合は11回、カシメロが右強打で2度倒すと、主審がストップをかけた。タイムは1分40秒。敵地戴冠というべきカシメロは13勝8KO無敗。カンチーラは28勝22KO3敗。会場ではこのクラスの正規王者カルデロンの姿も見られた。
アルゲリョ哀悼興行 カシメロが戴冠
今年死去したニカラグアの英雄アレクシス・アリゲリョ氏を記念する哀悼興行が19日(現地時間)マナグアで開催された。メインのWBO世界J・フライ級暫定王座決定戦はWBO4位ジョンリル・カシメロ(フィリピン)が2位で元WBA暫定王者セサール・カンチーラ(コロンビア)を11回KOで下し、ベルトを獲得した。
試合は11回、カシメロが右強打で2度倒すと、主審がストップをかけた。タイムは1分40秒。敵地戴冠というべきカシメロは13勝8KO無敗。カンチーラは28勝22KO3敗。会場ではこのクラスの正規王者カルデロンの姿も見られた。
試合は11回、カシメロが右強打で2度倒すと、主審がストップをかけた。タイムは1分40秒。敵地戴冠というべきカシメロは13勝8KO無敗。カンチーラは28勝22KO3敗。会場ではこのクラスの正規王者カルデロンの姿も見られた。
レベコ、バレラをKO WBA・L・フライ級暫定戦
18日(現地時間)アルゼンチンのメンドサ州フニンで行われたWBA世界L・フライ級暫定タイトルマッチは王者フアン・カルロス・レベコ(亜)が挑戦者ロナルド・バレラ(コロンビア)に3回KO勝ちで初防衛を果たした。
レベコは手数こそ少ないものの、初回から効果的なブローでリード。左のジャブ、フックをコロンビア人に浴びせたレベコは3回、ボディーフック2発でバレラを倒し、フルカウントを聞かせた。KOタイムは2分56秒。
レベコは22勝12KO1敗。このタイトルは暫定王者から昇格したジオバニ・セグラ(メキシコ)が正規王者に君臨。その後釜に以前、正規王者だったレベコが座る、と入れ替わりが激しい。今のところ、セグラ-レベコによる統一戦の気配はない。敗れたバレラは26勝16KO6敗2分。新井田豊(WBA),イバン・カルデロン(WBO),ラウル・ガルシア(IBF)とこれまで3度ミニマム級王座に挑み失敗。このL・フライ級タイトル挑戦でも敗れ、世界戦4連敗。
レベコは手数こそ少ないものの、初回から効果的なブローでリード。左のジャブ、フックをコロンビア人に浴びせたレベコは3回、ボディーフック2発でバレラを倒し、フルカウントを聞かせた。KOタイムは2分56秒。
レベコは22勝12KO1敗。このタイトルは暫定王者から昇格したジオバニ・セグラ(メキシコ)が正規王者に君臨。その後釜に以前、正規王者だったレベコが座る、と入れ替わりが激しい。今のところ、セグラ-レベコによる統一戦の気配はない。敗れたバレラは26勝16KO6敗2分。新井田豊(WBA),イバン・カルデロン(WBO),ラウル・ガルシア(IBF)とこれまで3度ミニマム級王座に挑み失敗。このL・フライ級タイトル挑戦でも敗れ、世界戦4連敗。
バレロ26連続KO ライト級王座防衛
WBC世界ライト級王者エドウィン・バレロ(ベネズエラ)が19日(現地時間)母国ベネズエラ・カラカスのリングでエクトル・ベラスケス(メキシコ)を破り、初防衛を果たした。
試合は6ラウンド終了時にアフー主審(パナマ=2009年のWBC最優秀レフェリー)がダメージが色濃い挑戦者ベラスケスにストップをかけて終わった。初回、偶然のバッティングが発生。ベラスケスが頭の中を切る。2回以降、プレスをかけるバレロが何度かダウンを奪い、ストップ寸前のピンチに追い込んで進行。7回開始前、ベラスケスは続行不可能と見なされ、バレロのTKO勝ちとなった。
これで26連勝すべてKOで片づけているバレロは暫定王者アントニオ・デマルコ(メキシコ)との一戦が来年3月、メキシコで挙行される見込み。同時にアメリカ再入国のため、もう一度、米国領事館へビザを発給を願い出るということだ。
試合は6ラウンド終了時にアフー主審(パナマ=2009年のWBC最優秀レフェリー)がダメージが色濃い挑戦者ベラスケスにストップをかけて終わった。初回、偶然のバッティングが発生。ベラスケスが頭の中を切る。2回以降、プレスをかけるバレロが何度かダウンを奪い、ストップ寸前のピンチに追い込んで進行。7回開始前、ベラスケスは続行不可能と見なされ、バレロのTKO勝ちとなった。
これで26連勝すべてKOで片づけているバレロは暫定王者アントニオ・デマルコ(メキシコ)との一戦が来年3月、メキシコで挙行される見込み。同時にアメリカ再入国のため、もう一度、米国領事館へビザを発給を願い出るということだ。
パブリック楽勝 エスピノを3度倒す 統一ミドル級
19日(現地時間)、米オハイオ州ヤングスタウンで防衛戦を行ったWBC-WBO統一ミドル級王者ケリー・パブリック(米)が挑戦者ミゲール・エスピノ(米)に5回TKO勝ちを飾った。
3回あたりまで王者とのパンチ交換で対抗できたエスピノだが、4回からパブリックの集中打が支配。この回、右アッパーで倒れたエスピノは追撃で2度目のダウン。ここを凌いだものの、5回にまた倒され、連打でストップされた。TKOタイムは1分44秒。負傷と手術の繰り返しで本調子でなかったパブリックだが、この勝利をきっかけにビッグマッチのチャンスをうかがう。
3回あたりまで王者とのパンチ交換で対抗できたエスピノだが、4回からパブリックの集中打が支配。この回、右アッパーで倒れたエスピノは追撃で2度目のダウン。ここを凌いだものの、5回にまた倒され、連打でストップされた。TKOタイムは1分44秒。負傷と手術の繰り返しで本調子でなかったパブリックだが、この勝利をきっかけにビッグマッチのチャンスをうかがう。
セルメーニョ、バルデスを終盤TKO
WBA世界バンタム級暫定王者ネオマル・セルメーニョ(ベネズエラ)-挑戦者アレハンドロ・バルデス(メキシコ)のタイトル戦が19日(現地時間)メキシコのシウダー・オブレゴンで行われ、セルメーニョが11ラウンド2分40秒TKO勝ちを収めた。
初回、頭が衝突し、バルデスは右マブタをカット。2回、2度ダウンを奪ったセルメーニョは以後もスピードで勝り、コンスタントに右をヒットする。昨年、長谷川穂積に挑み、2回で撃退されたバルデスだが、途中から立て直し、サウスポーからの左ストレートで反撃。地元ファンを沸かせる。後半に入り、フットワークを全開の王者は明らかに逃げ切りモード。ホールド、クリンチも多くなり、11回にはキックで減点を科される。しかしこの回、打ち気にはやるバルデスにセルメーニョの右が炸裂。うつ伏せに倒れたメキシカンは起き上がったものの、ダメージが深く、主審に抱きかかれた。
メキシコを舞台に3連勝のセルメーニョは19勝11KO無敗。長谷川戦に続き世界戦2敗目のバルデスは22勝16KO4敗3分。
同じリングではWBC世界S・フェザー級王者ウンベルト・ソト(メキシコ)が元王者ヘスス・チャベス(メキシコ=米)とノンタイトル戦。37歳チャベスの激しい闘志に苦しんだものの、的確なパンチを打ち込んで10回3-0の判定勝ちを得ている。
初回、頭が衝突し、バルデスは右マブタをカット。2回、2度ダウンを奪ったセルメーニョは以後もスピードで勝り、コンスタントに右をヒットする。昨年、長谷川穂積に挑み、2回で撃退されたバルデスだが、途中から立て直し、サウスポーからの左ストレートで反撃。地元ファンを沸かせる。後半に入り、フットワークを全開の王者は明らかに逃げ切りモード。ホールド、クリンチも多くなり、11回にはキックで減点を科される。しかしこの回、打ち気にはやるバルデスにセルメーニョの右が炸裂。うつ伏せに倒れたメキシカンは起き上がったものの、ダメージが深く、主審に抱きかかれた。
メキシコを舞台に3連勝のセルメーニョは19勝11KO無敗。長谷川戦に続き世界戦2敗目のバルデスは22勝16KO4敗3分。
同じリングではWBC世界S・フェザー級王者ウンベルト・ソト(メキシコ)が元王者ヘスス・チャベス(メキシコ=米)とノンタイトル戦。37歳チャベスの激しい闘志に苦しんだものの、的確なパンチを打ち込んで10回3-0の判定勝ちを得ている。
2009年12月20日日曜日
小川タイムキーパー急逝
日本ボクシングコミッションのベテラン・タイムキーパー、小川弘氏が急逝した。19日昼過ぎ、埼玉県春日部市内の自宅で死亡しているのが発見された。49歳だった。関係者の話によると、18日夜、職場の仲間と長谷川-ペレス戦をテレビ観戦して帰宅し就寝した後、翌日昼に死亡しているのが確認されたという。死因は心不全とみられる。
小川さんは埼玉県出身。獨協大学ボクシング部員だった18歳の時からJBCのタイムキーパーを務め、キャリアは30年を超えていた。この仕事をこよなく愛していた小川さん、コンピューター関連の会社に就職する際も、地図の後楽園ホールのあたりにコンパスの芯を当てて円を描き、半径2キロ以内の会社を条件に探したというのは、JBCスタッフの間でも有名だった。
亡くなった小川さんの葬儀の式場と日程は下記の通り。
通夜 12月22日(火)18時より
告別式 12月23日(水)11時より 12時出棺
式場は花山下会館 法事センター
(埼玉県川口市安行618 電話048-291-2626)
葬儀に関する問い合わせは、花山下葬祭へ(電話・048-291-2828)
小川さんは埼玉県出身。獨協大学ボクシング部員だった18歳の時からJBCのタイムキーパーを務め、キャリアは30年を超えていた。この仕事をこよなく愛していた小川さん、コンピューター関連の会社に就職する際も、地図の後楽園ホールのあたりにコンパスの芯を当てて円を描き、半径2キロ以内の会社を条件に探したというのは、JBCスタッフの間でも有名だった。
亡くなった小川さんの葬儀の式場と日程は下記の通り。
通夜 12月22日(火)18時より
告別式 12月23日(水)11時より 12時出棺
式場は花山下会館 法事センター
(埼玉県川口市安行618 電話048-291-2626)
葬儀に関する問い合わせは、花山下葬祭へ(電話・048-291-2828)
ミドル級胡が5連続KOでMVP! 全日本新人王戦
第56回全日本新人王決定戦(東西対抗)は20日午後から後楽園ホールで各5回戦が行われ、不戦のライト級を含め12階級の新人王が誕生した。西軍はライト級(不戦勝)まで5勝をあげる健闘をみせたが、重量級3階級で勝った東軍が逆転し、辛くも7-5で面目を保った。なお三賞は、ミドル級を初回TKOで制しデビュー以来5連続KOとした胡朋宏(横浜光)が、東日本決勝戦に続いて最優秀選手賞を獲得。技能賞はS・ライト級の菊地祐輔(新日本仙台)、敢闘賞はS・フライ級の知念勇樹(琉球)がそれぞれゲットした。各級の試合結果は下記の通り――。
Mm級 三田村拓也(ワールドS) 判定 福原辰弥(本田フィットネス)
LF級 知念勇樹(琉球) 2-1判定 前田健太(角海老宝石)
F級 佐々木章人(緑) 2-0判定 時松友二(熊谷コサカ)
SF級 野崎雅光(八王子中屋) 3-0判定 川口勝太(オール)
B級 坂本英生(フジタ) 3-0判定 森島勇治(大橋)
SB級 鳥本大志(角海老宝石) 3-0判定 赤塚隆史(KOZO)
Fe級 緒方勇希(角海老宝石) 3-0 古川雅也(緑)
SFe級 吉田恭輔(福岡帝拳) 2-1判定 石川昇吾(新日本木村)
L級 鈴木悠平(真正) 不戦 今井信成(ワタナベ)
SL級 菊地祐輔(新日本仙台) TKO3回 竹内則雄(大一スペースK)
W級 新藤寛之(宮田) 2-0判定 長島謙吾(尼崎)
M級 胡朋宏(横浜光) TKO1回 下野喜道(西日本ボクシング協会)
Mm級 三田村拓也(ワールドS) 判定 福原辰弥(本田フィットネス)
LF級 知念勇樹(琉球) 2-1判定 前田健太(角海老宝石)
F級 佐々木章人(緑) 2-0判定 時松友二(熊谷コサカ)
SF級 野崎雅光(八王子中屋) 3-0判定 川口勝太(オール)
B級 坂本英生(フジタ) 3-0判定 森島勇治(大橋)
SB級 鳥本大志(角海老宝石) 3-0判定 赤塚隆史(KOZO)
Fe級 緒方勇希(角海老宝石) 3-0 古川雅也(緑)
SFe級 吉田恭輔(福岡帝拳) 2-1判定 石川昇吾(新日本木村)
L級 鈴木悠平(真正) 不戦 今井信成(ワタナベ)
SL級 菊地祐輔(新日本仙台) TKO3回 竹内則雄(大一スペースK)
W級 新藤寛之(宮田) 2-0判定 長島謙吾(尼崎)
M級 胡朋宏(横浜光) TKO1回 下野喜道(西日本ボクシング協会)
2009年12月19日土曜日
奈須が再度藤田に判定勝ち 福岡の試合
19日福岡市の九電記念体育館で行われた関ジム主催の興行、メインのフェザー級10回戦は、奈須辰之(関)が藤田晋矢(三松スポーツ)にダウン判定勝ち。両者は4月に8回戦で対戦し、この時はきわどい2-0判定でやはり奈須が勝っていた。
前座の女子の4回戦では、18歳の地元のアイドル、黒木優子(関)が登場。カナダ人のエイミー・ベレゾウスキー(韓国)を2回の連打でTKOに破り、2勝目(2敗)をマークした。韓国側は「ストップが早い」と不服そうだったが、九州地区では10月にタイのサーカイ選手の死亡事故があって以降、さらに早めのストップがかかりがち。「特に外国選手は早い」という関係者の証言もある。
前座の女子の4回戦では、18歳の地元のアイドル、黒木優子(関)が登場。カナダ人のエイミー・ベレゾウスキー(韓国)を2回の連打でTKOに破り、2勝目(2敗)をマークした。韓国側は「ストップが早い」と不服そうだったが、九州地区では10月にタイのサーカイ選手の死亡事故があって以降、さらに早めのストップがかかりがち。「特に外国選手は早い」という関係者の証言もある。
具志堅以来! 長谷川V10
18日神戸ワールド記念ホールでWBC世界バンタム級王座10度目の防衛に挑んだチャンピオン長谷川穂積(真正)は9位挑戦者アルバロ・ペレス(ニカラグア)を4回2分38秒TKOに仕留め、具志堅用高以来日本人2人目となる2ケタ防衛、また5連続KO防衛に成功した。
サウスポーのペレス相手に長谷川は開始からスリリングなタイミングでパンチを交換。ここ数戦の完璧なKOアーティストぶりと比べて、やや硬さも目についたものの、やはり王者は強かった。ペレスにプレッシャーをかけ続け、迎えた4回左ストレートで相手の動きを止めると、続けざまに左、右、そして左のコンビネーションでダウンさせた。それまでよく体を動かし“健闘”していたペレスもバッタリと倒れ、ダメージを見て取った主審がカウント途中で試合をストップした。
これでウィラポンから奪った王座の10度目の防衛に成功した長谷川は試合後のリング上「これに慢心せず地味に試合をしていきたい」と笑わせた。今後階級を上げるのか、バンタム級にとどまるのか注目されるが「ホンマに半々の気持ち。優柔不断なんですけども」と話していた。
塩谷が3-0判定勝ち ホールの結果
18日後楽園ホールで行われた「UNTOUCHABLE FIGHT 14」、メインのS・バンタム級8回戦は、日本同級8位の塩谷悠(川島)が古家充(F.I)相手に終始ペースを掌握して戦い抜き、3-0判定勝ちを飾った。ダウンシーンはなし。塩谷(29)はこれが21度目の勝利(10KO2敗1分)。
同じリングで行われたセミのフェザー級8回戦では、矢板貴行(全日本パブリック)がタイのロンナチャイ・ポーティティマを3回に3度倒してKO勝ち(タイムは2分26秒)
同じリングで行われたセミのフェザー級8回戦では、矢板貴行(全日本パブリック)がタイのロンナチャイ・ポーティティマを3回に3度倒してKO勝ち(タイムは2分26秒)
前王者粟生は大差判定で再起戦飾る
神戸の長谷川-ペレス戦(18日)のセミとして行われたS・フェザー級10回戦で、前WBC世界フェザー級王者粟生隆寛(帝拳)が登場し、元世界挑戦者のフェイデル・ビロリア(コロンビア)に大差の判定勝ちをおさめた。7月に世界王座を追われた粟生はこれで再起第一戦を飾るとともに、2階級制覇に向けて第一歩を踏み出した。
この日の粟生は終始攻撃的。プレッシャーをかけ続けながら、2回には右フックをカウンターしてふらつかせ、相手の打ち終わりに合わせてしきりにボディーブローを決めたのが効果的だった。終盤には何度も左ストレートで大きく飛ばす場面があった。しかしビロリアも世界を2度も戦った試合巧者らしく粟生に決定打を許さず、クリンチも駆使してついにKO負けを拒否。ジャッジの1人が100-90と採点したように、粟生の文句なしの勝利だった(残る2ジャッジは97―93、98-93)。
それでも試合後の粟生は「サッカーでも、試合を支配してもゴールを決められなかったらダメ」と、KOに仕留められなかったこの日の出来を反省した。相手の力量を考えれば、S・フェザー級に上げての初戦としてはまずまずだったのでは。「もっと倒す力を鍛えたい」と、きたるべき2度目の世界獲得へ向けさらなるレベルアップを誓った。
この日の粟生は終始攻撃的。プレッシャーをかけ続けながら、2回には右フックをカウンターしてふらつかせ、相手の打ち終わりに合わせてしきりにボディーブローを決めたのが効果的だった。終盤には何度も左ストレートで大きく飛ばす場面があった。しかしビロリアも世界を2度も戦った試合巧者らしく粟生に決定打を許さず、クリンチも駆使してついにKO負けを拒否。ジャッジの1人が100-90と採点したように、粟生の文句なしの勝利だった(残る2ジャッジは97―93、98-93)。
それでも試合後の粟生は「サッカーでも、試合を支配してもゴールを決められなかったらダメ」と、KOに仕留められなかったこの日の出来を反省した。相手の力量を考えれば、S・フェザー級に上げての初戦としてはまずまずだったのでは。「もっと倒す力を鍛えたい」と、きたるべき2度目の世界獲得へ向けさらなるレベルアップを誓った。
2009年12月18日金曜日
中広1-0のドロー防衛-広島の日本S・フライ級戦
18日、広島県立総合体育館で行われた日本S・フライ級タイトルマッチは、チャンピオン中広大悟(広島三栄)が2位・赤穂亮(横浜光)と1-0のドローで3度目の防衛に成功した。
初回、右でビッグチャンスをつくった王者だったが、挑戦者がこのピンチをしのぐと試合は大熱戦へと突入。度々起こるバッティングも厭わずきっちり踏み込んでパンチの交換。ともに相手がカウンターをセットしているのが分っていながら果敢に攻め込んで会場をわかせた。中広は6回にもチャンスをつくったが、赤穂が耐えて反撃。終盤は挑戦者が上下に散らす左フックで攻勢をアピールして最終ゴングを聞いた。スコアは中広の96-94、95-95、96-96。
セミ8回戦は板垣幸司(広島三栄)が右一撃で上野隼(本多)をダウン。上野は立ち上がったが足元が定まらず10カウントを聞いている。 もう一つの8回戦は、元新人王の迫田大治(横田S)が重いブローで打ちまくって中元英明(広島三栄)を5回レフェリーストップに下している。
他の結果(左が勝者)
6回戦
岡崎祐也(中内)判定 巴山宏知(正拳)
4回戦
木村慎吾(広拳)TKO2R黒岩英和(アズ)
山岡和生(広拳)引分け内山大輔(新日本周南)
初回、右でビッグチャンスをつくった王者だったが、挑戦者がこのピンチをしのぐと試合は大熱戦へと突入。度々起こるバッティングも厭わずきっちり踏み込んでパンチの交換。ともに相手がカウンターをセットしているのが分っていながら果敢に攻め込んで会場をわかせた。中広は6回にもチャンスをつくったが、赤穂が耐えて反撃。終盤は挑戦者が上下に散らす左フックで攻勢をアピールして最終ゴングを聞いた。スコアは中広の96-94、95-95、96-96。
セミ8回戦は板垣幸司(広島三栄)が右一撃で上野隼(本多)をダウン。上野は立ち上がったが足元が定まらず10カウントを聞いている。 もう一つの8回戦は、元新人王の迫田大治(横田S)が重いブローで打ちまくって中元英明(広島三栄)を5回レフェリーストップに下している。
他の結果(左が勝者)
6回戦
岡崎祐也(中内)判定 巴山宏知(正拳)
4回戦
木村慎吾(広拳)TKO2R黒岩英和(アズ)
山岡和生(広拳)引分け内山大輔(新日本周南)
ジョニゴン再起2連勝
WBC世界S・バンタム級王者・西岡利晃(帝拳)の強打に散ったジョニー・ゴンサレス(メキシコ)が16日(現地時間)地元メキシコシティに登場。マーロン・アギラル(ニカラグア)を4回TKOで下した。
アギラルは昨年、当時のWBC世界フェザー級王者オスカル・ラリオス(メキシコ)に挑戦し、7回TKO負けで敗退。初回、強烈なレバーブローで優位に立ったゴンサレスは2.3回と左右フックをアギラルに見舞う。ここを耐えたニカラグア人だったが4回、ジョニーの左フックをアゴに食らい、後退を強いられる。ここぞとばかりにジョニーが雨あられの連打を叩き込むと、レフェリーが危険と判断し割って入った。TKOタイムは2分52秒。
フェザー級体重でリングに立ったゴンサレスは42勝36KO7敗。これで西岡戦から2勝目を飾った。アギラルは21勝16KO9敗。
アギラルは昨年、当時のWBC世界フェザー級王者オスカル・ラリオス(メキシコ)に挑戦し、7回TKO負けで敗退。初回、強烈なレバーブローで優位に立ったゴンサレスは2.3回と左右フックをアギラルに見舞う。ここを耐えたニカラグア人だったが4回、ジョニーの左フックをアゴに食らい、後退を強いられる。ここぞとばかりにジョニーが雨あられの連打を叩き込むと、レフェリーが危険と判断し割って入った。TKOタイムは2分52秒。
フェザー級体重でリングに立ったゴンサレスは42勝36KO7敗。これで西岡戦から2勝目を飾った。アギラルは21勝16KO9敗。
メキシコ版コンテンダー明日決勝
アメリカで好評を博したリアリティショー形式のボクシング・トーナメント「ザ・コンテンダー」シリーズのメキシコ・バージョンというべき「カンペオン・アステカ」のファイナルが明日18日(現地時間)ティファナで行われる。
軽中量級のメッカ、メキシコらしく今回争われる階級はフェザー級とライト級の2クラス。それぞれ8人ずつで争われ、中堅若手が6回戦で対戦。フェザー級はミゲール・ローマンとミゲール・ベルトランが勝ち残った。17日の計量で両者ともフェザー級リミットの126ポンドでパスした。
一方ライト級はWBC7位レイジェス・サンチェス-同26位リカルド・ドミンゲスの顔合わせ。リミットアンダーの134ポンドでハカリに乗ったサンチェスに対し、ドミンゲスは1ポンド超の136ポンド。だが試合は支障なく行われる運び。これはメキシコらしい?アバウトさなのか。
準決勝まではメキシコシティで挙行されたトーナメント。TV視聴率が上がり、終了前からメキシコで話題となり、韓国で開催されたWBC総会では放映するアステカTV局が表彰された。優勝者は優先的に世界挑戦決定戦に進出できるなどのメリットがあるようだ。(三浦勝夫)
軽中量級のメッカ、メキシコらしく今回争われる階級はフェザー級とライト級の2クラス。それぞれ8人ずつで争われ、中堅若手が6回戦で対戦。フェザー級はミゲール・ローマンとミゲール・ベルトランが勝ち残った。17日の計量で両者ともフェザー級リミットの126ポンドでパスした。
一方ライト級はWBC7位レイジェス・サンチェス-同26位リカルド・ドミンゲスの顔合わせ。リミットアンダーの134ポンドでハカリに乗ったサンチェスに対し、ドミンゲスは1ポンド超の136ポンド。だが試合は支障なく行われる運び。これはメキシコらしい?アバウトさなのか。
準決勝まではメキシコシティで挙行されたトーナメント。TV視聴率が上がり、終了前からメキシコで話題となり、韓国で開催されたWBC総会では放映するアステカTV局が表彰された。優勝者は優先的に世界挑戦決定戦に進出できるなどのメリットがあるようだ。(三浦勝夫)
2009年12月17日木曜日
高山無傷の10連勝-後楽園ホールの結果
引くとこは引き、打つときはしっかり踏み込んで打つ田中に、高山は重厚なプレスをかけて追い込んでラッシュ。しかし崩しがなく倒しに出たラッシュは決定打を欠く。田中はこれをしのぐと猛反撃するなどメリハリのある組み立てでペースを渡さない。高山は何度もラッシュして攻撃力のあるところを見せたが終盤はスタミナ切れでロープを背負う場面を多くした。スコアは77-76が二人と78-74。
セミ8回戦はフライ級6位の藤井龍二(角海老宝石)がキューピー金沢(青木)に2-0判定の辛勝。藤井はていねいなヒットで試合をつくるも金沢の右強打狙いのファイトを崩せなかった。スコアは75-75.76-74.76-75。
S・フェザー級の8回戦は杉崎由夜(角海老宝石)が森田陽久(新日本仙台=8位)に3-0判定勝ちでランク入りを確定的にした。馬力で押し込むサウスポー森田に杉崎はカウンターでヒットを奪ってリード。森田は地道なボディーアタックで杉崎を押し込むも逆転はならなかった。スコアは77-75.78-75.100-72。
他の結果(左が勝者)
8回戦
船井龍一(ワタナベ)TKO2回工藤洋平(角海老宝石)
藤原陽介(ドリーム)判定田中念大(角海老宝石)
6回戦
石川貴章(角海老宝石)判定佐藤洋輝(ワタナベ)
石川雄策(角海老宝石)判定小松絵(ワタナベ)
長谷川53.4、ペレス53.0 明日WBCバンタム級戦
明日に迫ったWBC世界バンタム級タイトルマッチ(神戸ワールド記念ホール)の計量が17日、神戸市のホテルで行われ、王者長谷川穂積(真正)、挑戦者アルバロ・ペレス(ニカラグア)ともに一発合格した。長谷川は53.4キロ、ペレスは53.0キロ。
毎回のように減量苦が伝えられる長谷川だが「調子がいいので、あとはご飯をしっかり食べて最高の試合をしたい」と話し、海苔で“V10”と描かれたおにぎりにパクついた。また前日16日、29歳の誕生日にはホセ・スライマンWBC会長から祝福のメッセージが届いたことも発表された。「(減量で)今までで一番ツライ誕生日」という長谷川だったが「いい思い出にするためにも勝ちたい」と意気込んでいた。
いよいよこれが10度目の防衛戦。長谷川といえば防衛戦のたびにオリジナルTシャツをつくってきたが今回はスペイン語で「V10 ありがとう!チャンピオンでい続けさせてくれて」とプリントされた一品。また明日の会場では、同じバンタム級の先輩(?)である漫画「あしたのジョー」とコラボしたTシャツも限定発売される。 「長谷川×ジョー」Tシャツは、「あしたのジョー」に影響されたというチャンピオンのために、作者ちばてつやさんの了承のもとにデザインされたもの。
一方のペレスも笑顔を時にのぞかせるなど落ち着いた印象は来日以来変わらず。こちらも調子がよさそうだ。
毎回のように減量苦が伝えられる長谷川だが「調子がいいので、あとはご飯をしっかり食べて最高の試合をしたい」と話し、海苔で“V10”と描かれたおにぎりにパクついた。また前日16日、29歳の誕生日にはホセ・スライマンWBC会長から祝福のメッセージが届いたことも発表された。「(減量で)今までで一番ツライ誕生日」という長谷川だったが「いい思い出にするためにも勝ちたい」と意気込んでいた。
いよいよこれが10度目の防衛戦。長谷川といえば防衛戦のたびにオリジナルTシャツをつくってきたが今回はスペイン語で「V10 ありがとう!チャンピオンでい続けさせてくれて」とプリントされた一品。また明日の会場では、同じバンタム級の先輩(?)である漫画「あしたのジョー」とコラボしたTシャツも限定発売される。 「長谷川×ジョー」Tシャツは、「あしたのジョー」に影響されたというチャンピオンのために、作者ちばてつやさんの了承のもとにデザインされたもの。
一方のペレスも笑顔を時にのぞかせるなど落ち着いた印象は来日以来変わらず。こちらも調子がよさそうだ。
福原初回KO勝ち 復帰後3連勝
16日夜後楽園ホールには元日本Sバンタム級王者・福原力也(ワタナベ)が登場。円谷篤史(アベ)を初回3度倒しKO勝ちした。
福原は円谷が積極的に来たところを左フックで倒したのを皮切りに、右で2度目のダウンを奪うと、最後は左フックでフィニッシュ。ファイター型の相手の隙に落ち着いてパンチを当てた。「試合前に向き合った瞬間の呼吸で相手が緊張しているとわかった」と語った福原は、右腕骨折のブランクから復帰後、これで3連勝(2KO)。2日後に31歳を迎えるが、そのボクサー型スタイルは円熟味を増している印象だ。現在日本Sフェザー級3位につけており「フェザー、Sフェザーのチャンスのあるほうでタイトル挑戦をしたい」と希望していた。
セミでは日本ウェルター級3位の斉藤幸伸丸(輪島功一S)が春山正太(西城)に5回TKO勝ち。斉藤は相手のパンチを外しサイドステップしてからの攻撃でリード。5回に右でダウンを奪い、追撃の連打で春山をストップした。持ち前の軽快な出入りのボクシングで再起戦を飾った斉藤(12勝7KO3敗1分)。6月中川大資に挑戦した時は逆転TKOを食らったが、この日の試合後の「課題のスタミナをつければ」とは“2度目の正直”を意識した発言だった。
また日本S・ライト級10位の尹文鉉(ドリーム)は菊地廣隆(角海老宝石)からダウンを奪い6回判定勝ち。負傷から1年3ヵ月ぶりのリング復帰となったルーキー、池田一晴(ワールドS)は小室裕一朗(新松戸高橋)に6回判定勝ちした。池田は8勝3KO無敗。
そのほか4回戦の結果は以下のとおり(左が勝者)。
土屋修平(角海老宝石)KO1回 今瀬就治(ドリーム)
佐藤宗史(石神井S)判定 関野博之(湘南RYUJU)
鈴木康宏(楠三好)引き分け 藤田敏明(マナベ)
立川雄亮(P渡久地)TKO1回 住友将吾(湘南RYUJU)
加藤諒(マナベ)判定 新堀広昭(オサム)
奥井直哉(輪島功一S)引き分け 七田和也(沼田)
福原は円谷が積極的に来たところを左フックで倒したのを皮切りに、右で2度目のダウンを奪うと、最後は左フックでフィニッシュ。ファイター型の相手の隙に落ち着いてパンチを当てた。「試合前に向き合った瞬間の呼吸で相手が緊張しているとわかった」と語った福原は、右腕骨折のブランクから復帰後、これで3連勝(2KO)。2日後に31歳を迎えるが、そのボクサー型スタイルは円熟味を増している印象だ。現在日本Sフェザー級3位につけており「フェザー、Sフェザーのチャンスのあるほうでタイトル挑戦をしたい」と希望していた。
セミでは日本ウェルター級3位の斉藤幸伸丸(輪島功一S)が春山正太(西城)に5回TKO勝ち。斉藤は相手のパンチを外しサイドステップしてからの攻撃でリード。5回に右でダウンを奪い、追撃の連打で春山をストップした。持ち前の軽快な出入りのボクシングで再起戦を飾った斉藤(12勝7KO3敗1分)。6月中川大資に挑戦した時は逆転TKOを食らったが、この日の試合後の「課題のスタミナをつければ」とは“2度目の正直”を意識した発言だった。
また日本S・ライト級10位の尹文鉉(ドリーム)は菊地廣隆(角海老宝石)からダウンを奪い6回判定勝ち。負傷から1年3ヵ月ぶりのリング復帰となったルーキー、池田一晴(ワールドS)は小室裕一朗(新松戸高橋)に6回判定勝ちした。池田は8勝3KO無敗。
そのほか4回戦の結果は以下のとおり(左が勝者)。
土屋修平(角海老宝石)KO1回 今瀬就治(ドリーム)
佐藤宗史(石神井S)判定 関野博之(湘南RYUJU)
鈴木康宏(楠三好)引き分け 藤田敏明(マナベ)
立川雄亮(P渡久地)TKO1回 住友将吾(湘南RYUJU)
加藤諒(マナベ)判定 新堀広昭(オサム)
奥井直哉(輪島功一S)引き分け 七田和也(沼田)
2009年12月16日水曜日
1年7ヵ月ぶりの西が音田倒す

15日後楽園ホールのメインで行われたS・ウェルター級8回戦で波乱。激闘屋で売る音田隆夫(日本S・ウェルター級6位=一力)が、これが1年7ヵ月ぶりのリングとなった西禄朋(新田)にダウンを奪われた末に3回TKO負けした。
開始から激しい打ち合いとなった一戦は、スピードと手数で上回る西がリード。音田は何度かヒザを揺らされながらも耐え、持ち前の強打を狙ったが、迎えた3回に右を食らってダウン。立ち上がったところを追撃されてストップとなった。タイムはこの回1分17秒。
「1回終わったところで、にらみ合いになってカーッとしたけど『冷静になれ』と新田会長に言われた」と西は勝因を語った。ジムを離れた期間もあったが7月から練習を再開。「昔はギクシャクしていた」(西)会長と話し合い、二人三脚の練習でこの日の勝利につなげた。ランキング入りが濃厚となるが、今後について西は「それよりも俺と会長が組んだら強いんだぞ、と分かってもらえれば……」と照れていた。
セミは比国からの輸入選手、ブンブン東栄(本名ガブリエル・プマール=一力)が戸高秀樹ジムの吉田アーミー真を初回右フックでダウンさせて10カウント。大柄な体格とスピードを生かしたボクシングを披露した。現在ブンブンは日本ミニマム級8位。同級トップ戦線が活気づきそうだ。
また昨年度全日本新人王対決となった青野弘志(L・フライ級=角海老宝石)対鬼ヶ島竜(ミニマム級=三谷大和)戦は、鬼ヶ島の最終8回TKO勝ち。鬼ヶ島が上下にパンチを散らして攻め込み、サウスポー青野に打ち勝った。鬼ヶ島は日本ミニマム級11位。
もうひとつの8回戦は藤沢一成(レパード玉熊)が鈴木淳(三谷大和)に判定勝ちした。この日の前座結果は以下の通り(左が勝者)。
4回戦 旭昇(ヨネクラ)KO1回 神藤宏晃(三迫)
4回戦 蓮沼テツヤ(角海老宝石)判定 角田貴佳(三迫)
4回戦 佐藤ヒロト(三谷大和)判定 山内直義(西城)
4回戦 蓮見宗昭(西城)判定 生貝直己(オサム)
4回戦 林涼樹(三谷大和)判定 闘魂タクロー(ワタナベ)
2009年12月15日火曜日
ベガスかダラスか? パッキアオ-メイウェザー戦の開催地
来年3月13日の挙行が濃厚となっている「ボクシング史上でもっともリッチなファイト」といわれるマニー・パッキアオ-フロイド・メイウェザー戦の開催地が絞られてきた。
パッキアオをプロモートするボブ・アラム・プロモーターは一度消滅しかけたテキサス州ダラスの新カウボーイ・スタジアム開催の線が継続していることを強調。同スタジアムのオーナーから2500万ドル(約23億円)のオファーを受けていることを明かした。
一方でパッキアオの“ホームリング”ラスベガスのMGMグランドも同額のオファーにクローズド・サーキットの収益などボクシング・メッカの利点を誇示し対抗する。
両者の保証額が同じく2500万ドルという超ビッグマッチ。この2都市のほか、噂ではニューオーリンズのスーパードーム、ロサンゼルスのステープルズ・センターも候補となっているが、税金が高いことでロサンゼルス開催はなくなったという。
パッキアオをプロモートするボブ・アラム・プロモーターは一度消滅しかけたテキサス州ダラスの新カウボーイ・スタジアム開催の線が継続していることを強調。同スタジアムのオーナーから2500万ドル(約23億円)のオファーを受けていることを明かした。
一方でパッキアオの“ホームリング”ラスベガスのMGMグランドも同額のオファーにクローズド・サーキットの収益などボクシング・メッカの利点を誇示し対抗する。
両者の保証額が同じく2500万ドルという超ビッグマッチ。この2都市のほか、噂ではニューオーリンズのスーパードーム、ロサンゼルスのステープルズ・センターも候補となっているが、税金が高いことでロサンゼルス開催はなくなったという。
小野寺V2 12位西尾をTKO
芹江-木村戦とダブルメインで行われた日本S・ライト級タイトルマッチは、チャンピオン小野寺洋介山(オサム)が12位挑戦者の西尾彰人(姫路木下)に6回1分36秒TKO勝ち。2度目の王座防衛に成功した。
試合は終始サウスポー西尾にプレッシャーをかけて出る小野寺のペース。西尾もカウンター主体のボクシングで必死に抵抗したが、コーナーを背負って連打されるシーンが多く、迎えた6回、王者がフェイントしてから左ボディーを炸裂させると挑戦者たまらず体をくの字に折り、土屋主審が割って入った。
試合後の小野寺は「もっと積極的に行きたかった」と反省のコメントを口にしたが「練習でやっていた左ボディーが出たのは、よしとしたい」。チャンピオンカーニバルでは1位亀海喜寛(帝拳)を迎える。これは見ごたえのあるカードだ。
14日の前座試合の結果は以下の通り(左が勝者)。
8回戦 大村光矢(三迫)TKO8回 中川健司(花形)
6回戦 荒井遼晴(角海老宝石)判定 中村幸裕(P渡久地)
6回戦 名雪貴久(船橋D)判定 今井勝典(ワタナベ)
6回戦 椎野大輝(三迫)TKO4回 笠原健人(ワタナベ)
4回戦 坂元晶輝(花形)判定 大原健一(北澤)
女子4回戦 花形冴美(花形)TKO2回 横関夏芽(緑)
試合は終始サウスポー西尾にプレッシャーをかけて出る小野寺のペース。西尾もカウンター主体のボクシングで必死に抵抗したが、コーナーを背負って連打されるシーンが多く、迎えた6回、王者がフェイントしてから左ボディーを炸裂させると挑戦者たまらず体をくの字に折り、土屋主審が割って入った。
試合後の小野寺は「もっと積極的に行きたかった」と反省のコメントを口にしたが「練習でやっていた左ボディーが出たのは、よしとしたい」。チャンピオンカーニバルでは1位亀海喜寛(帝拳)を迎える。これは見ごたえのあるカードだ。
14日の前座試合の結果は以下の通り(左が勝者)。
8回戦 大村光矢(三迫)TKO8回 中川健司(花形)
6回戦 荒井遼晴(角海老宝石)判定 中村幸裕(P渡久地)
6回戦 名雪貴久(船橋D)判定 今井勝典(ワタナベ)
6回戦 椎野大輝(三迫)TKO4回 笠原健人(ワタナベ)
4回戦 坂元晶輝(花形)判定 大原健一(北澤)
女子4回戦 花形冴美(花形)TKO2回 横関夏芽(緑)
芹江、木村下して新王者に
14日後楽園ホールのダブルタイトルマッチ、日本S・バンタム級戦は、挑戦者1位芹江匡晋(伴流)がチャンピオン木村章司(花形)を2―1判定に下して王座を奪取した。
試合は相手の持ち味を削り合い、クリーンヒットの少ないヤマ場を欠くものとなったが、強靱なフィジカルとスタミナを誇る挑戦者が積極的に試合をつくり、左ボディーブローでアピール。木村は後手に回った展開を引っ繰り返せず二度目の防衛に失敗した。スコアは芹江の97-95.98-95.95-96。
ジム初のタイトル挑戦で王座を手にした芹江(26)は15勝5KO3敗。来たるチャンピオンカーニバルで最強後楽園の覇者・玉越強平(千里馬神戸)の挑戦を受ける。
試合は相手の持ち味を削り合い、クリーンヒットの少ないヤマ場を欠くものとなったが、強靱なフィジカルとスタミナを誇る挑戦者が積極的に試合をつくり、左ボディーブローでアピール。木村は後手に回った展開を引っ繰り返せず二度目の防衛に失敗した。スコアは芹江の97-95.98-95.95-96。
ジム初のタイトル挑戦で王座を手にした芹江(26)は15勝5KO3敗。来たるチャンピオンカーニバルで最強後楽園の覇者・玉越強平(千里馬神戸)の挑戦を受ける。
2009年12月14日月曜日
長谷川の挑戦者ペレスが公開練習
18日神戸のWBC世界バンタム級タイトルマッチで王者長谷川穂積(真正)に挑む同級9位アルバロ・ペレス(ニカラグア)が14日、真正ジムで練習を公開。「タイトルを獲るために十分な準備をしてきた」と自信をみせた。
先週金曜日に来日したペレス。動きや表情からは減量に苦しんでいる様子もなく、落ち着いた印象を抱かせる。インタビューではここ数戦の長谷川の序盤の強さにも触れ「今までの挑戦者のように早いラウンドで終わることはない。長い試合になるでしょう」と話した。この点について具体的な理由は「最近の挑戦者とペレスは違うタイプ」(ペレス陣営)としか明かさなかったが、入念なシャドーのあと行ったミット打ちではサウスポー・スタイルからの左アッパー、左ストレートを組み合わせたコンビネーションを披露していた。
「(長谷川は)偉大なチャンピオンだが、映像も何本か見た。勝てる可能性はある」(ペレス)。本人によるとアマチュアで「127戦して負けは5試合のみ」の快記録を持っているという。
佐藤、苦闘も王座返り咲き 鈴木に3-0判定
敵地でチャンピオン返り咲きを果たした佐藤だが、予想外の苦戦を強いられた。サウスポー鈴木のバランスのいい攻撃に対し、パワーパンチでポイントを引き寄せる展開。顔を腫らし、バッティングによるマブタからの出血とも戦いながら強打を見舞ったものの、鈴木のブロッキングと頑張りに決定打を拒まれた。それでも相手にロープを背負わせるなど見せ場をつくり、116-113(宮崎)、116-113(杉山)、115-113(坂本)のスコアでタイトル奪還に成功した。
苦闘を制して生き残った佐藤は「鈴木選手は今までで一番強かった。またこれから頑張ります」。一方敗れたとはいえ株を上げた鈴木は「右突いていこうとしたけど4回の採点公開で評価されてないのが分かり、消耗戦に切り替えましたけど……」。悔しさをにじませたが「気持ちを切り替えて、またコツコツやります」。依然日本タイトルは保持しており、中村尚秀会長によると2月に防衛戦を行う予定という。
木原がランカー対決制す ホープ仲村は9連続KO
木原は4回に加治木の右ショートフックでダウンしたが、左ジャブを駆使して冷静に立て直し、相手のプレスを最後までしのいだ。スコアは77-75、76-75、75-77。
またセミには3月以来の試合となるホープ、仲村正男(仲里・ATSUMI)が出場。日本S・フェザー級5位川波武士(大鵬)に左フックを炸裂させて強烈な初回KO勝ち。これでデビュー以来の戦績を9勝9KOとした。
そのほかBMBジムから大鵬ジムに移籍した元日本ランカー、宮城竜太はサウスポーの松本一男(森岡)に初回TKO勝ち。左フック強打を合わせて連打に持ち込むと、相手側からタオルが投入された。日本L・フライ級ランカーの中澤翔(大鵬)は山脇正輝(大阪帝拳)に8回3-0で判定勝ちした。もうひとつの8回戦は竹中聡(大鵬)が小木曽研二(塚原京都)に5回TKO勝ち。4回戦の結果は金沢晃佑(大鵬)が魚住和也(JM加古川)に判定勝ち。
ミハレスが再起に成功

元S・フライ級WBA-WBC統一世界王者クリスチャン・ミハレス(メキシコ)が12日(現地時間)、メキシコのマサトランでBJ・ドロロサ(比国)とバンタム級10回戦を行い,6回KO勝利を飾った。
試合はサウスポー、ミハレスがジャブを浴びせ、コンビネーションを顔面に決めてペースを掌握。3回からドロロサは鼻血を流す。徐々にダメージを蓄積させたミハレスは6回、一気にスパート。元王者の的確なパンチをもらったフィリピーノは倒れ、起き上がれなかった。KOタイムは2分5秒。
再起か現役続行が注目されていたミハレス(38勝17KO6敗2分)だが、「クリスマスでゆっくりした後、来年2月にはまたリングに立ちたい」と再び意欲を見せている。ドロロサは8勝1KO3敗。
試合はサウスポー、ミハレスがジャブを浴びせ、コンビネーションを顔面に決めてペースを掌握。3回からドロロサは鼻血を流す。徐々にダメージを蓄積させたミハレスは6回、一気にスパート。元王者の的確なパンチをもらったフィリピーノは倒れ、起き上がれなかった。KOタイムは2分5秒。
再起か現役続行が注目されていたミハレス(38勝17KO6敗2分)だが、「クリスマスでゆっくりした後、来年2月にはまたリングに立ちたい」と再び意欲を見せている。ドロロサは8勝1KO3敗。
2009年12月13日日曜日
ダルチニヤン、ブラッドリーとも暫定王者に圧勝
12日(現地時間)米カリフォルニア州ランチョ・ミラージュで行われた2つの世界戦は、いずれも王者が暫定王者に圧勝した。
まずWBA&WBC世界S・フライ級王者ビック“レイジング・ブル”ダルチニヤン(豪州=アルメニア)はWBC暫定王者トマス“グサノ”ロハス(メキシコ)と防衛戦兼統一戦。この試合が前IBF世界バンタム級王者ジョセフ・アグベコ(ガーナ)に挑戦後の再起戦となるダルチニヤン。サウスポー対決は出だし、長身スリムのロハスがコンビネーションを決めたものの、初回終盤ダルチニヤンの左スウィングがヒット。パワーの差は歴然としており、2回終了間際、ダルチニヤンの左強打が炸裂し、メキシカンはエプロンに昏倒した。KOタイムは2分54秒。
一方、WBO世界J・ウェルター級王者ティモシー・ブラッドリー(米)は同級暫定王者ラーモント・ピーターソン(米)を相手に防衛戦兼統一戦。試合はスピードと機動力に勝るブラッドリーが3回に右でダウンを奪うなど優勢。その後もアウトボクシングでポイントを積みかさめる堅実な戦いぶりでリード。王者同様無敗のピーターソンは懸命に前進して食い下がるが、逆転打は生まれず、スコアは118-110,119-108,120-107と大差で地元選手ブラッドリーの勝ちだった。
まずWBA&WBC世界S・フライ級王者ビック“レイジング・ブル”ダルチニヤン(豪州=アルメニア)はWBC暫定王者トマス“グサノ”ロハス(メキシコ)と防衛戦兼統一戦。この試合が前IBF世界バンタム級王者ジョセフ・アグベコ(ガーナ)に挑戦後の再起戦となるダルチニヤン。サウスポー対決は出だし、長身スリムのロハスがコンビネーションを決めたものの、初回終盤ダルチニヤンの左スウィングがヒット。パワーの差は歴然としており、2回終了間際、ダルチニヤンの左強打が炸裂し、メキシカンはエプロンに昏倒した。KOタイムは2分54秒。
一方、WBO世界J・ウェルター級王者ティモシー・ブラッドリー(米)は同級暫定王者ラーモント・ピーターソン(米)を相手に防衛戦兼統一戦。試合はスピードと機動力に勝るブラッドリーが3回に右でダウンを奪うなど優勢。その後もアウトボクシングでポイントを積みかさめる堅実な戦いぶりでリード。王者同様無敗のピーターソンは懸命に前進して食い下がるが、逆転打は生まれず、スコアは118-110,119-108,120-107と大差で地元選手ブラッドリーの勝ちだった。
2009年12月12日土曜日
拓大が同大下し大学日本一
大阪府門真市のなみはやドームで行われた第63回全日本大学王座決定戦は、関東リーグ優勝校の拓殖大学が近畿リーグ優勝校・同志社大学に11―0で勝利。第42回大会(昭和63年度)以来、21年ぶりに大学日本一の座に輝いた。
拓大はL・フライ級庄司正幸がポイント勝ちしたのを皮切りに、各階級順当に勝利を収めた(フライ級2は不戦勝)。数字上は予想通りの結果となったものの、同大も気迫あふれるボクシングで食い下がり、中には惜しい試合もあった。MVPに選ばれたのはバンタム級1でRSC勝ちした戸部洋平(拓大)。技能賞にはL・ウェルター級の杉浦剛史(拓大)、また敢闘賞には同大からL・フライ級で庄司と接戦を演じた遠藤健太が選ばれた。
なお関東リーグ優勝校が全日本王座を制すのはこれで18年連続となった。
大口カサレス、名城との再戦熱望

日本でWBA世界S・フライ級王者名城信男(六島)に挑戦しドローに終わった同級1位ウーゴ・カサレス(メキシコ)が、名城へ再挑戦したい気持ちを訴えた。
カサレスはメキシコ・マサトランで挙行されるクリスチャン・ミハレスの試合を応援に現地入り。記者団に囲まれると、名城へのリベンジの意欲を明かした。「試合のビデオを繰り返しチェックした結果、公式デシジョン(3者3様のドロー)と実際の内容は相反することが判明した。だから我々はWBAへダイレクト・リマッチを認可するよう、働きかける」と言いたい放題。
そして「彼と何としても戦いたい。私は勝ったと信じている。もう一度それをリピートするだけだ。私のプロモーターは2月にリベンジ戦を計画しているという。どうかメキシコで、あわよくば故郷のロスモチスで実現することを願っている」とまくし立てた。
名城戦前も強気発言が話題となったカサレス。同僚ミハレスへも「彼がもう一度スーパー・フライ級に戻り、我々の一騎打ちが話題を集めるかもしれない。その時、彼がどう出るかな」と早くもタイトルを獲ったような気持ち?
カサレスはメキシコ・マサトランで挙行されるクリスチャン・ミハレスの試合を応援に現地入り。記者団に囲まれると、名城へのリベンジの意欲を明かした。「試合のビデオを繰り返しチェックした結果、公式デシジョン(3者3様のドロー)と実際の内容は相反することが判明した。だから我々はWBAへダイレクト・リマッチを認可するよう、働きかける」と言いたい放題。
そして「彼と何としても戦いたい。私は勝ったと信じている。もう一度それをリピートするだけだ。私のプロモーターは2月にリベンジ戦を計画しているという。どうかメキシコで、あわよくば故郷のロスモチスで実現することを願っている」とまくし立てた。
名城戦前も強気発言が話題となったカサレス。同僚ミハレスへも「彼がもう一度スーパー・フライ級に戻り、我々の一騎打ちが話題を集めるかもしれない。その時、彼がどう出るかな」と早くもタイトルを獲ったような気持ち?
ミハレスが再起戦 明日比国のドロロサと
引退か現役続行かで揺れていた元S・フライ級WBA-WBC統一世界王者クリスチャン・ミハレス(メキシコ)がカムバック戦のリングに上がる。ミハレスは明日12日(現地時間)、メキシコのマサトランで、BJ・ドロロサ(比国)と10回戦を行う。
現地からの情報で、11日行われた計量で両者とも54キロちょうどを計測した。
この一戦にもし負けると、引退が濃厚となるミハレスに対してドロロサは「私は勝つためにやってきた。彼は引退の決断をするだろう」と挑発。一方、相手の発言を軽く聞き流したミハレスは「彼の国籍や戦歴は関係ない。私の仕事は彼を負かすこと。新たに世界タイトル挑戦のチャンスが訪れるまで頑張りたい」と語っている。
現地からの情報で、11日行われた計量で両者とも54キロちょうどを計測した。
この一戦にもし負けると、引退が濃厚となるミハレスに対してドロロサは「私は勝つためにやってきた。彼は引退の決断をするだろう」と挑発。一方、相手の発言を軽く聞き流したミハレスは「彼の国籍や戦歴は関係ない。私の仕事は彼を負かすこと。新たに世界タイトル挑戦のチャンスが訪れるまで頑張りたい」と語っている。
2009年12月10日木曜日
韓国初の殿堂入りは張 ロペスら12人発表
米ニューヨーク州カナストータに本部がある国際ボクシング殿堂が来年2010年度の殿堂入りボクサー、関係者を発表した。それによるとモダン・ボクサー部門では強打を武器に世界フェザー級王者に君臨したダニー“リトルレッド”ロペス(米)、WBC世界ジュニア・フライ級王者として15度の防衛に成功した張正九(韓国)が選出された。
ロペス(57歳)は10年のキャリアで42勝39KO6敗の戦績を残したスリルを売り物にしたパンチャー。兄アーニー・ロペス(元世界ウェルター級ランカー、今年10月死去)のあとを追ってプロ入り。ルーベン・オリバレス、ボビー・チャコンらの好敵手として台頭し、デビッド・コティ(ガーナ)から奪ったWBC世界フェザー級王座をサルバドール・サンチェス(メキシコ)に奪われるまで8連続KO防衛で守った。ロサンゼルスにある世界ボクシング殿堂ではすでに殿堂入りしている。
張正九(46歳)は「韓国の鷹」のニックネームを持つ好戦的なファイター。2度目の挑戦でイラリオ・サパタ(パナマ)からWBC世界ジュニア・フライ級王座獲得。大橋秀行、渡嘉敷勝男らの日本勢、当時輸入選手だったヘルマン・トーレスらのメキシコ人挑戦者を中心に防衛を重ね、韓国のボクシングブームのエースに君臨した。韓国人選手の同殿堂入りは張が初めてである。
今回、関係者部門ではタイソンやバルガスらをマネージしたシェリー・フィンケル、元レフェリーで現ニュージャージー州コミッショナーのラリー・ハザードら5人。物故者部門のボクサーではロイド・マーシャル(L・ヘビー級)、ヤング・コーベットⅡら6人が選出された。
就任式は来年6月13日、ニューヨーク州カナストータの国際ボクシング殿堂博物館で開催される。
家住晴れて正規王者に 統一戦で和田峯2度倒す

8日夜東京・後楽園ホールで行われた東洋太平洋L・フライ級チャンピオン統一戦は、暫定王者の家住勝彦(レイスポーツ)が3―0の判定勝ちで正規王者の和田峯幸生(筑豊)を下し、堂々正規王者となった。試合は3月に地元・福岡市田川市で初防衛戦を予定していた和田峯が直前の交通事故に遭って頸椎(けいつい)捻挫。治療中に暫定王座に就いた家住との王座統一戦として注目された。家住が鮮やかな速攻で1回に2度のダウンを奪い主導権を奪う展開。序盤でのKOが予想されたが、2回から和田峯はジャブで必死に体制の立て直しに出た。家住もカウンター狙いの大振りも目立つなど、ともに決定打に欠けて終盤に突入。オープンスコアシステムの4、8回はいずれも家住がポイントをリード。10回序盤に和田峯が強烈な右フックで家住のバランスを崩す場面を作ったが、家住が逃げ切った。和田峯は事故の影響を「問題ない。期間があったから」と否定。地元から一転、アウエーの試合にも「消極的だった」と反省のみを語った。採点は116-112、118-108、116-111。
2009年12月9日水曜日
大竹、ランカーの地力発揮
9日後楽園ホールのメイン8回戦は、S・バンタム級11位の大竹秀典(金子)が佐藤祐太(ワタナベ)に7回負傷判定勝ちした。
シャープなリードの差し合いで始まった試合はすぐに接近しての打ち合いに。初回両者ともバッティングでカットした。その後もノーランク佐藤が意欲的に打って出て打撃戦が続くも大竹はポジショニング、パンチの角度、アクセントをつけたコンビネーションで次第に佐藤を突き放す。試合がワンサイドとなった7回、佐藤の傷が悪化してストップ。負傷判定で大竹の手が挙がった。スコアは68-65.69-65.70-65。またセミファイナルとなった女子4回戦でめずらしいシーンが。伊藤まみ(イマオカ)が攻勢をかけて黒田陽子(花形)をコーナーにつめたところで黒田が右カウンター。伊藤の右と相打ちになりダブルノックダウン。ともに立ち上がり続行となった。試合は伊藤が3回にダウンを追加して判定勝ちしている。
シャープなリードの差し合いで始まった試合はすぐに接近しての打ち合いに。初回両者ともバッティングでカットした。その後もノーランク佐藤が意欲的に打って出て打撃戦が続くも大竹はポジショニング、パンチの角度、アクセントをつけたコンビネーションで次第に佐藤を突き放す。試合がワンサイドとなった7回、佐藤の傷が悪化してストップ。負傷判定で大竹の手が挙がった。スコアは68-65.69-65.70-65。またセミファイナルとなった女子4回戦でめずらしいシーンが。伊藤まみ(イマオカ)が攻勢をかけて黒田陽子(花形)をコーナーにつめたところで黒田が右カウンター。伊藤の右と相打ちになりダブルノックダウン。ともに立ち上がり続行となった。試合は伊藤が3回にダウンを追加して判定勝ちしている。
11月のMVPに松田 敢闘・池原、新鋭・胡
2009年12月7日月曜日
ヒーロー、金子分ける-7日の後楽園
本格派ホープ、金子が3倍のキャリアを誇るヒーローに挑む格好の1戦。スタートこそダイナミックなストレートを繰り出した金子だったが強いプレッシャーからスリリングなタイミングでパンチを繰り出すヒーローが次第にペース掌握。しかし最終回、意を決した金子が果敢な打ち合いに出て押し戻し、引き分けとなった。スコアは77-76(金子)、78-76(ヒーロー)、77-77。
セミ8回戦登場の瀬川正義(横浜光=LF1位)はノラリクラリ戦うラッタナデート・ポーティティマ(タイ)にていねいなコンビネーションを浴びせ、4回カウントアウトのKO勝ちをマークした。
他の結果は以下の通り(左が勝者)
8回戦
大嶽正史(石橋)引分け 阿知和賢(横浜光)
谷口浩嗣(横浜光)判定松村浩太郎(ミナノ)
4回戦
堀口貴博(小熊)TKO4回 立山翔悟(横浜光)
吉原涼人(正拳)TKO4回 重信亮太(横浜光)
中間勇輝(横浜光)判定 袴田浩祐(フォーラムS)
堀陽太(横浜光)判定 沖田英志(正拳)
清水大樹(横浜光)判定 近藤雄資(正拳)
2009年12月6日日曜日
富樫×多田ドロー 女子王座統一ならず
WBC女子Lフライ級チャンピオン富樫直美(ワタナベ)とWBA女子ミニマム級チャンピオン多田悦子(フュチュール)が互いのタイトルをかけた異例の2冠戦は、6日大阪ATCホールで行われ、フルラウンド戦った末に三者三様のドロー(2分10回戦)。王座は統一されなかった。
試合は富樫が積極的に打って出るスタート。サウスポーの多田は相手の右をもらい、リズムに乗れない。この試合は両陣営の折衷案で5回終了後に採点が公開されたが、この時点で富樫がリードしていた。だが多田は冷静さを失わず、中盤カウンターのタイミングをつかむ。終盤は多田のボクシングが冴え、試合終了のゴングが鳴った。スコアは原田ジャッジが97-94で多田、アバインザ氏が96-94で富樫につけ、残るダンセコ氏は95-95で引き分けだった。それぞれタイトル防衛には成功した。
試合は富樫が積極的に打って出るスタート。サウスポーの多田は相手の右をもらい、リズムに乗れない。この試合は両陣営の折衷案で5回終了後に採点が公開されたが、この時点で富樫がリードしていた。だが多田は冷静さを失わず、中盤カウンターのタイミングをつかむ。終盤は多田のボクシングが冴え、試合終了のゴングが鳴った。スコアは原田ジャッジが97-94で多田、アバインザ氏が96-94で富樫につけ、残るダンセコ氏は95-95で引き分けだった。それぞれタイトル防衛には成功した。
亀海、前哨戦で強敵をKO撃退
来季のチャンピオンカーニバルで小野寺洋介山の持つ日本S・ライト級王座挑戦を決めている同級1位・亀海喜寛(帝拳)が中川-山川戦のセミに登場、元ライト比国級王者のJR・ソラノ(比)を2ラウンドKOに退けた。ソラノはこれまで日本で4勝3KO1敗の強敵で、ホルヘ・リナレスのスパーリング・パートナーとして呼ばれた際に亀海ともスパーの経験がある。「パンチに威力があって、伸びる。巧い選手」と認識していたというが、それでも初回、ソラノの右ストレートが2度亀海の顔面に届き、場内にどよめきが起きた。
しかし亀海は顔色ひとつ変えずに試合を運び、続く2ラウンド、右クロス、左アッパーと決めると、ソラノはダウン。パンチが効いてというより、右目に直撃されて倒れ、そのまま10カウントを聞いたもの。前哨戦で難敵を撃退した亀海はこれで不敗の14連勝12KO勝ち。
中川、最終回TKO勝ち 日本ウェルター級王座V2
2009年12月3日木曜日
ジョーンズ初回持たず……グリーンにTKO敗
元4階級世界王者ロイ・ジョーンズ・ジュニア(米)がまさかの惨敗。初のオーストラリア遠征となった2日シドニーでマイナー団体IBOクルーザー級王者ダニー・グリーン(豪)と対戦したが、初回2分2秒レフェリー・ストップによるTKO負けを喫してしまったのだ。
グリーンは開始ゴングから攻撃を仕掛け、左フック、右クロスを決めると、ジョーンズもろくもダウン。レフェリーはこれ以上続行不可能とみて試合を止め、グリーンの勝利を宣告した。この敗北により、ジョーンズとバーナード・ホプキンスのライバル再戦は困難になったとみられている。ジョーンズ(40)は通算6敗目で3度目のKO敗(54勝40KO)。一方殊勲のグリーン(36)は28勝25KO3敗。過去にWBC暫定S・ミドル級、WBA・L・ヘビー級の王座に就いたことがあるベテラン。
グリーンは開始ゴングから攻撃を仕掛け、左フック、右クロスを決めると、ジョーンズもろくもダウン。レフェリーはこれ以上続行不可能とみて試合を止め、グリーンの勝利を宣告した。この敗北により、ジョーンズとバーナード・ホプキンスのライバル再戦は困難になったとみられている。ジョーンズ(40)は通算6敗目で3度目のKO敗(54勝40KO)。一方殊勲のグリーン(36)は28勝25KO3敗。過去にWBC暫定S・ミドル級、WBA・L・ヘビー級の王座に就いたことがあるベテラン。
2009年12月2日水曜日
菊地TKOで初防衛-OPBF女子
世界挑戦経験のある両者が見応えのある試合を展開した。ファイターの菊地がボディーショットをうかがって前進すれば、ヤニは脚を使ってアウトボクシング。突進する王者に鋭いアッパーで迎撃した。菊地のプレスがジャッジの共感を得て4回終了時で2-1とリード。するとヤニはインファイトに転換する。こうなれば距離は菊地のモノで試合は壮烈な打ち合いに突入する。頭がガツガツ当たる激しさで挑戦者が8回に減点された。ヤニも回転力で王者の攻撃力に対抗して場内を盛り上げたがパワーにまさる菊地が追い込むと健闘のヤニもスローダウン。9回連打を浴びた挑戦者が棒立ちになったところでレフェリーが試合を止めた。具志堅会長は来年5月19日に菊地を世界挑戦させたい、と語っている。
アンダーカードの結果は以下の通り(左が勝者)
女子8回戦
山口直子(白井・具志堅)KO2回オーンナッチ・ゴーキャットジム(タイ)
6回戦
江藤伸悟(白井・具志堅)TKO1回終了パトムポン・ゴーキャットジム(タイ)
江藤光喜(白井・具志堅)TKO3回橋本祥太(協栄)
4回戦
新井勇太(白井・具志堅)判定や間下了我(協栄)
島村唯将(オサム)TKO2回西山慶彦(白井・具志堅)
コーチ義人(角海老宝石)判定新垣翔太(白井・具志堅)
田崎充(青木)判定八木義昭(オール)
2009年12月1日火曜日
富樫と多田が公開練習 女子チャンピオン対決

富樫直美(ワタナベ)と多田悦子(フュチュール)の女子チャンピオン対決(12月6日、大阪ATCホール)に向けた公開行事がスタート。1日は東京で富樫が、京都で多田がそれぞれ同時刻に練習を公開した。 =写真は富樫=
富樫は男子パートナーとマス程度のスパーを1ラウンドこなした。「試合は敵地だし、判定で勝てるような甘い気持ちではやっていない。強い気持ちでいる」と、これはKO宣言!? 今回は同じサウスポーの世界王者・小関桃(青木)とみっちりスパーしてきたという。富樫をコーチする有吉将之・青木ジム会長が「男子のL・フライ級選手の平均以上」というパンチ力で多田に襲いかかるつもりだ。
一方の多田も所属ジムで2ラウンドのスパーリングを公開。技術にこだわりのあるサウスポー王者も好調のようだ。
今回は富樫のWBC女子L・フライ級、多田のWBA女子ミニマム級の両王座がかけられる異例の二冠戦。ウェイトはミニマム級で行われる。
富樫は男子パートナーとマス程度のスパーを1ラウンドこなした。「試合は敵地だし、判定で勝てるような甘い気持ちではやっていない。強い気持ちでいる」と、これはKO宣言!? 今回は同じサウスポーの世界王者・小関桃(青木)とみっちりスパーしてきたという。富樫をコーチする有吉将之・青木ジム会長が「男子のL・フライ級選手の平均以上」というパンチ力で多田に襲いかかるつもりだ。
一方の多田も所属ジムで2ラウンドのスパーリングを公開。技術にこだわりのあるサウスポー王者も好調のようだ。
今回は富樫のWBC女子L・フライ級、多田のWBA女子ミニマム級の両王座がかけられる異例の二冠戦。ウェイトはミニマム級で行われる。
“女フォアマン”猪崎敗れる

池原-山口戦前座では46歳の女子ボクサー、猪崎かずみ(WBC女子S・フライ級5位=花形)が元女子アマ王者からプロ入りした藤岡奈穂子(WBC女子アトム級13位=竹原&畑山)と6回戦で対戦したが、2回に藤岡の連打にさらされてストップ負けした。力強いボクシングを見せた藤岡はこれで2勝(2KO)。
また8回戦では竹中良(古口)が仲田典由(横浜さくら)に判定勝ち。そのほかの試合結果は以下の通り(左が勝者)。
6回戦 國島隆弘(渡嘉敷)判定 吉岡健一(国際)
4回戦 宮本亮佑(渡嘉敷)判定 斉藤信(セレス)
4回戦 武田雄太(ワタナベ)判定 中川とんこ(渡嘉敷)
4回戦 鈴木勇治(渡嘉敷)TKO4回 棟廣嘉朗(F・I)
4回戦 横手太一(ドリーム)KO2回 伊藤純基(船橋D)
4回戦 山口達也(相模原ヨネクラ)TKO4回 寺澤直記(スターロード)
4回戦 堀越伸也(岡野)判定 木村嘉仁(渡嘉敷)
また8回戦では竹中良(古口)が仲田典由(横浜さくら)に判定勝ち。そのほかの試合結果は以下の通り(左が勝者)。
6回戦 國島隆弘(渡嘉敷)判定 吉岡健一(国際)
4回戦 宮本亮佑(渡嘉敷)判定 斉藤信(セレス)
4回戦 武田雄太(ワタナベ)判定 中川とんこ(渡嘉敷)
4回戦 鈴木勇治(渡嘉敷)TKO4回 棟廣嘉朗(F・I)
4回戦 横手太一(ドリーム)KO2回 伊藤純基(船橋D)
4回戦 山口達也(相模原ヨネクラ)TKO4回 寺澤直記(スターロード)
4回戦 堀越伸也(岡野)判定 木村嘉仁(渡嘉敷)
内藤に善戦の山口、池原にTKO負けで引退……

フライ級戦線、連日の波乱--4度目の世界挑戦を目指す山口真吾(WBC14位=渡嘉敷)が30日、後楽園ホールで日本3位の池原繁尊(横浜光)に3回TKO負け。坂田、内藤に善戦した男もこれで虎の子の世界ランキングを失ってしまった。試合後、師匠の渡嘉敷勝男会長は「これで引退させます」と語った。
山口はファイターの池原に対し、脚を使いつつ左を繰り出すが、相手のプレスに巻き込まれた。打ち合いで右フックなどを被弾し、3回に左ボディーでダウン。立ち上がり応戦したものの池原の追撃をかわせず、ここでストップされた。タイムは3回2分6秒。
山口は敗戦に呆然としながらも「脚使ってジャブ、と考えてたけど…圧力がありました」と話した。殊勲の池原(27歳)は19勝15KO1敗2分。4月に清水の日本王座に挑んだ試合は負傷ドローに終わったが、2度目のチャンスに向け大きく前進した。
山口はファイターの池原に対し、脚を使いつつ左を繰り出すが、相手のプレスに巻き込まれた。打ち合いで右フックなどを被弾し、3回に左ボディーでダウン。立ち上がり応戦したものの池原の追撃をかわせず、ここでストップされた。タイムは3回2分6秒。
山口は敗戦に呆然としながらも「脚使ってジャブ、と考えてたけど…圧力がありました」と話した。殊勲の池原(27歳)は19勝15KO1敗2分。4月に清水の日本王座に挑んだ試合は負傷ドローに終わったが、2度目のチャンスに向け大きく前進した。
ホープ、モリナ初黒星 2冠奪取ならず

アメリカ西海岸で売り出し中のホープ、ジョン・モリナ(米、WBCライト級28位)が28日(現地時間)米カリフォルニア州テメキュラで元ランカー、マルティン・オノリオ(メキシコ)を相手にNABF/NABOライト級王座決定戦のリングに立った。
予想は一発強打の即決型パンチャー、モリナが有利。しかしモリナの強打をうまくかわすオノリオが距離をとりながら、出鼻に左フックなどを決めてリード。モリナはクリーンヒットが奪えず四苦八苦する。中盤、両者はカットを負い出血を見るが、続行。7回、コンビネーションで追い詰めたオノリオが、終盤やや動きが止まったものの、モリナの反撃を凌ぎ終了。スコアは開き過ぎの印象があったが、99-91,98-92が2者の大差でメキシカンが支持された。
ロバート・ゲレロに挑み、初回KO負けしたオノリオ(27勝14KO4敗1分)は番狂わせの2冠戴冠。敗れたモリナは18勝14KO1敗。経験不足とディフェンスの未熟さをつかれた。
セミで行われたリコ・ラモス(米)-アレハンドロ・ペレス(米)戦は8回戦ながら、NABO・S・バンタム級王座決定戦。2回にダウンを奪ったラモスがスピードとスキルの差を見せ付けて判定勝ち(78-73に80-71が2者)。また北京五輪代表ハビエル・モリナ(米)がミゲール・ガルシア(メキシコ)に2回TKO勝ち。モリナは3勝3KO勝ち。(三浦勝夫)=PHOTO/CATCH MIURA=
予想は一発強打の即決型パンチャー、モリナが有利。しかしモリナの強打をうまくかわすオノリオが距離をとりながら、出鼻に左フックなどを決めてリード。モリナはクリーンヒットが奪えず四苦八苦する。中盤、両者はカットを負い出血を見るが、続行。7回、コンビネーションで追い詰めたオノリオが、終盤やや動きが止まったものの、モリナの反撃を凌ぎ終了。スコアは開き過ぎの印象があったが、99-91,98-92が2者の大差でメキシカンが支持された。
ロバート・ゲレロに挑み、初回KO負けしたオノリオ(27勝14KO4敗1分)は番狂わせの2冠戴冠。敗れたモリナは18勝14KO1敗。経験不足とディフェンスの未熟さをつかれた。
セミで行われたリコ・ラモス(米)-アレハンドロ・ペレス(米)戦は8回戦ながら、NABO・S・バンタム級王座決定戦。2回にダウンを奪ったラモスがスピードとスキルの差を見せ付けて判定勝ち(78-73に80-71が2者)。また北京五輪代表ハビエル・モリナ(米)がミゲール・ガルシア(メキシコ)に2回TKO勝ち。モリナは3勝3KO勝ち。(三浦勝夫)=PHOTO/CATCH MIURA=
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