オネイ・バルデスを退け初防衛に成功したWBA世界S・ウェルター級暫定王者・石田順裕(金沢)が一夜明けた30日、大阪市内のジムで会見を行った。
「結果にはホッとしたが、内容的に集中力を切らしたりして納得していない」と試合を振り返ったチャンピオン。今後については、常々訴えている「統一戦」を改めて熱望した。
金沢英雄会長も「統一戦ができるのならば、どこへでも行く」と宣言。来年4月をメドに統一戦の実現を模索する考えだ。正規王者ユーリ・フォアマン(ベラルーシ)がパッキアオと同じトップランクの選手で、パックマンの次戦前座で統一戦をできれば一気に名前を売るチャンスだが、ほかにも来年の上海万博(中国)の事前イベントの一環で統一戦を行いたいプランもあるという。
「09年は暫定といってもチャンピオンベルトを巻けた。来年はもちろん統一チャンピオンになりたい」と石田は語った。
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