18日、広島県立総合体育館で行われた日本S・フライ級タイトルマッチは、チャンピオン中広大悟(広島三栄)が2位・赤穂亮(横浜光)と1-0のドローで3度目の防衛に成功した。
初回、右でビッグチャンスをつくった王者だったが、挑戦者がこのピンチをしのぐと試合は大熱戦へと突入。度々起こるバッティングも厭わずきっちり踏み込んでパンチの交換。ともに相手がカウンターをセットしているのが分っていながら果敢に攻め込んで会場をわかせた。中広は6回にもチャンスをつくったが、赤穂が耐えて反撃。終盤は挑戦者が上下に散らす左フックで攻勢をアピールして最終ゴングを聞いた。スコアは中広の96-94、95-95、96-96。
セミ8回戦は板垣幸司(広島三栄)が右一撃で上野隼(本多)をダウン。上野は立ち上がったが足元が定まらず10カウントを聞いている。 もう一つの8回戦は、元新人王の迫田大治(横田S)が重いブローで打ちまくって中元英明(広島三栄)を5回レフェリーストップに下している。
他の結果(左が勝者)
6回戦
岡崎祐也(中内)判定 巴山宏知(正拳)
4回戦
木村慎吾(広拳)TKO2R黒岩英和(アズ)
山岡和生(広拳)引分け内山大輔(新日本周南)
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