2009年12月28日月曜日

ベテラン本田、冨山を制す

世界挑戦者4人が登場した28日のチャレンジスピリットシリーズ(後楽園ホール)は荒れ模様。元日本王者対決となったメイン8回戦は、吉田拳畤(ワタナベ)が3-0判定でサラリーマン徹平(花形=ミハレスに挑戦)に勝ったがクリンチ、ホールドの多いお粗末な内容に終始した。
もう一つの8回戦は上野則之(ワタナベ)が福島学(花形=ラリオスに挑戦)を左フック一発で初回KO勝ち。
6回戦で行なわれた注目の一戦、名城信男と激闘・惜敗の冨山浩之介(ワタナベ)は、ポンサクレック、ムニョスに挑戦経験のあるベテラン本田秀伸(グリーンツダ)の巧技に判定負け。本田は2回に右フックカウンターで痛烈なダウンを奪い、富山の反攻をクリンチワークも駆使して封じ込んだ。
また軽量級日本ランカー対決となった6回戦は、田中教仁(ドリーム)が2回ブレーク後の加撃で田口良一(ワタナベ)をダウン。主審は田中に減点1を言い渡して田口の回復を待ったが、ダメージが深く続行不能と判断して試合停止。反則・失格で田口の手が挙がることになった。

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