19日(現地時間)ドイツのシュベリンで挙行された2つの世界戦は、いずれもドイツ人王者が判定勝ちでベルトを守った。
まずWBO世界L・ヘビー級王者ユルゲン・ブラーマー(ドイツ)は無敗のディミトリ・スホットスキー(ロシア)と防衛戦。ホームタウン・ヒーロー、ブラーマーがサウスポーから左ストレートを叩き込んで前半を押さえる。WBO10位の挑戦者は8回に強打を見舞って反撃。10回にはあわやストップかというシーンをつくる。しかし、ここを乗り切った王者はラスト2回をリードして終了。スコアは116-112,118-110,116-112の3-0でブラーマーが初防衛に成功した。ブラーマーはゾルト・エルデイ(ハンガリー)がクルーザー級を制したことで、暫定王者から正規王者に昇格している。
もう一つのWBC世界ミドル級暫定戦は王者セバスチャン・ズビック(ドイツ)がこれも無敗のエマヌエーレ・デラロサ(イタリア)に2-1判定勝ちで初防衛。スコアは116-112,120-109(ズビック)、115-113(デラロサ)だった。
写真はロシア人挑戦者を攻めるブラーマー(右)=PHOTO/SUMIO YAMADA
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