2010年4月30日金曜日

西岡左強打炸裂! 4連続KO防衛の新記録

 33歳のチャンプ強し! 30日東京・九段の日本武道館で行われたダブル世界タイトル戦の第1試合、WBC世界スーパー・バンタム級戦は、王者西岡利晃(帝拳)が不敗挑戦者(10位)バルウェグ・バンゴヤン(フィリピン)に5回1分14秒TKO勝ちし、一昨年獲得したタイトルの4連続KO防衛に成功した。
 立ち上がりは波乱なし。4回終了時までの公開スコアでは、西岡が1~5点優勢だった。5回、劣勢のスコアに反応するかのようにバンゴヤンが攻勢を強めると、一瞬の隙をついて西岡の左ストレートが顔面を直撃。バンゴヤンたまらず仰向けに倒れる強烈なノックダウン。
 挑戦者はよろけながらも立つが、ダメージが深刻なのは明らか。すかさず西岡が連打すると、青コーナーのセコンドが駆け上がり、ここでペレス・レフェリー(メキシコ)がストップをかけた。西岡は初防衛から4連続KO防衛をマーク。これは日本人世界チャンピオンの新記録である。
 西岡は試合を振り返って「相手はサウスポー対策がうまかったが、思い通りの展開になった。KOを狙っていたのではなく、自然に出た。いいかたちで終わりましたね」と、満足そう。そして、今後の抱負を聞かれると、「指名試合なら望むところ。目ざすは世界の西岡です」と、スーパー・チャンピオンに向けてさらに精進を誓った。
 年齢を気にしないという西岡、この日も10歳若い挑戦者を鮮やかに撃退し、改めて「精神的にも肉体的にも、試合ごとに強くなっている」と、円熟の王者ぶりをアピールした。

2010年4月29日木曜日

いよいよ明日ゴング! ダブル世界タイトル戦



 明日30日、日本武道館で行われるダブル世界タイトル戦の計量が29日、後楽園ホール展示場で行われ、出場4選手すべて一発でパスした。
 WBCバンタム級戦はチャンピオン長谷川穂積(真正)が53.4キロ、WBO王者フェルナンド・モンティエル(メキシコ)がリミットちょうどの53.5キロ。今回いつになく減量の順調さをうかがわせたように、長谷川のコンディションはよさそう。なおこの日は計量後にルールミーティングが行われたが、その前に昨日に続きグローブチェックの場が設けられた。これはモンティエル陣営が「色を変更したい」と申し出ていたためで、WBC、JBC、長谷川陣営了承のもと、結局WBO王者は当初の青色から白地に赤、緑の入った“メキシコ・カラー”を使用することになった。レイジェス社製8オンスに変更はない。グローブチェックを終えたモンティエルはコンビニで買ったミートスパゲティをほおばった。
 WBC・S・バンタム級戦は王者西岡利晃(帝拳)、挑戦者バルウェグ・バンゴヤン(比国)ともに55.3キロ。西岡は好コンディションをうかがわせる体つき。写真撮影で拳を向けてきたバンゴヤンに負けじと自分の拳を相手のアゴ付近にもっていくなどプライドを感じさせた。計量を終えたバンゴヤンはカップヌードルと食パンをおいしそうに食べていた。
 4選手ともこの日の検診結果も問題なし。明日は期待どおりの好ファイトが見れそうだ。

2010年4月28日水曜日

長谷川×モンティエル、西岡×バンゴヤンが必勝宣言 ダブル世界戦前に


 30日のダブル世界タイトル戦(東京・日本武道館)を前に、28日都内のホテルで調印式、記者会見が催され、出場選手らがそれぞれ必勝コメントでアピールした。
 注目のバンタム級「チャンピオン統一戦」は、WBC王者長谷川穂積(真正)と、WBO王者フェルナンド・モンティエル(メキシコ)とも相手を「頭のいい、優れたチャンピオン」(長谷川)「5年間も君臨する偉大なチャンピオンとして尊敬している」(モンティエル)と称えながらも、「判定であれKOであれ、最後は僕の手が上がっていればいい」(長谷川)「この試合にかつことは大きなメリット。せっかく遠くまでやってきたので、勝ってベルトをメキシコに持ち返る」(モンティエル)と、勝利には両者とも自信満々だ。
 長谷川が「得意の右フックで倒す」とジャブを放つと、すかさずモンティエルも「右で決まるなら、それは私の右フックだ」とカウンター!? 3階級制覇のベテラン、モンティエルはメキシコでも人気が高く、この試合のためにテレビ中継のスタッフや新聞等のメディアも取材にかけつけ、ビッグマッチの緊張ムードはいやが上にも高まってきた。長谷川は勝てば11度目のタイトル防衛となる。
 同じリングで行われるWBC世界S・バンタム級タイトル戦は、33歳の王者西岡利晃(帝拳)が23歳の若き不敗挑戦者バルウェグ・バンゴヤン(フィリピン)を相手に4度目の防衛戦に臨む。4連続KO防衛の記録がかかるが、西岡は「KOか判定かは分かりませんが、勝つことは確信している。状態は最高なので、いい試合します」。バンゴヤンは「西岡選手は私より(10歳)上なので私の方が有利。西岡選手、覚悟してください」と応じた。
 同じリングで行われる「世界前哨戦」で元世界挑戦者ワイベル・ガルシア(パナマ)と対戦する粟生隆寛(帝拳)も会見に出席。ガルシアを横目に睨みながら「これに勝ったら次(世界挑戦)があると聞いていますが、まずこの試合にしっかり集中したい。慎重かつ大胆に戦います」と気負いなく語っていた。
 写真は勢ぞろいした3試合の出場選手――左から粟生、西岡、長谷川、モンティエル、バンゴヤン、ガルシア。

冨山判定勝ち


 27日の後楽園ホールは8回戦2試合とA級ボクサー4回戦賞金トーナメント「レイジング・バトル」(旧称ビータイト)の“2本立て”。トリを飾ったバンタム級8回戦は、日本同級4位冨山浩之介(ワタナベ)が同S・バンタム級2位の梶山友揮(平石)に2-0判定勝ちした=写真=
 1年前、名城信男のWBA・S・フライ級王座に挑んだ冨山は、梶山のしつこいくっ付き戦法に次第に消耗戦を強いられ最終8回にはホールドで減点1を喫しもしたが、それでも右アッパーや右ストレートをクリーンヒットし続け、明白にポイントをあげていった。最終回は減点の後、右で梶山のヒザを折る反撃もみせた。スコアは78-73、77-74、76-76。「世界がまだまだなのは分かっているので、S・フライ~S・バンタムのどこでもタイトルできるように頑張りたい」と一歩ずつ上を目ざす決意を語った。
 また、ノーランカーの佐藤祐太(ワタナベ)と対戦した日本S・バンタム級12位の福島学(花形)は、動きに精彩を欠いたものの、6回右フックでダウンをマーク。ダメージの残る佐藤を追撃してストップした。連敗を2で止めたベテランはこの日が50戦目(36勝20KO10敗4分)。今回の勝利を条件に王者・芹江匡晋(伴流)挑戦が内定しており、久しぶりのタイトルマッチの舞台へと前進した。
 準決勝2試合が行われた「レイジング・バトル」は、60キロ級で無敗の元新人王・斉藤司(三谷大和スポーツ)が佐々木悟(ヨネクラ)相手にダウンを喫したものの、右ショートのカウンターで倒し返し、2回逆転TKO勝ち。「優勝とMVPも獲る」と息巻いた。同級準決勝のもうひと組は原純平(大橋)が鈴木拓也(ワールド日立)とダウン応酬の末に判定勝ち。ほか56キロ級は齋藤純彦(輪島功一スポーツ)が額賀勇二(鹿島灘)に判定勝ち、土居コロニータ伸久(ヨネクラ)対竹中良(古口)戦は初回わずか35秒で負傷引き分けに終わり、規定により土居が6月25日の決勝に進んだ。
 同大会は優勝賞金50万円、MVP20万円以外にもKO賞として1、2ラウンド以内だと10万円、3、4ラウンドなら5万円が贈られる賞金ファイト。

2010年4月27日火曜日

西岡とバンゴヤンも順調な仕上がり WBC・S・バンタム級戦予備検診


 27日後楽園ホール展示場で行われたWBC・S・バンタム級の予備検診は、こちらも王者西岡利晃(帝拳)、挑戦者バルウェグ・バンゴヤン(比国)ともに特に問題はなし。仕上がりの順調さが見てとれた。
 西岡はバンゴヤンの印象を特になし、としつつ「思ったより小さいかな」と語った。今回も夫人の料理を冷凍して送ってもらい、それを摂って調整してきたというチャンピオンは「最高」とコンディショニングに自信たっぷり。
 一方のバンゴヤンのほうも「食事、コンディションは問題ない」と話し、初対面の西岡については「怖気づいたとかはない。むしろ試合に向けて、強い気持ちが湧き上がってきました」と腕撫していた。
 両者の検診結果は以下のとおり。
     西岡        バンゴヤン
身長   169.0㌢       165.8㌢
頚周   37.0㌢       36.0㌢
胸囲   91.5㌢       89.0㌢
胸厚   22.0㌢       21.5㌢
視力   右1.5左1.5     右1.5左1.5
リーチ  175㌢        170㌢
血圧   125/70       132/75
脈拍   50         40

長谷川、モンティエルともに異常なし WBCバンタム級戦予備検診


 30日のダブル世界戦の予備検診が27日、後楽園ホールの展示場で行われた。
 WBCバンタム級戦はチャンピオン長谷川穂積(真正)とWBO王者フェルナンド・モンティエル(メキシコ)ともに異常なし。
 昨年9月以来の対面となった両者だが「背は低いけれどガッシリとしていて小柄な印象はない。イメージどおり」(長谷川)、「いいチャンピオンだと思う。きちんと調整をしてきている」(モンティエル)と互いの印象を語った。身長は長谷川が5センチ上回り、胸囲では逆にモンティエルが4センチ上回っていた。当日リングでの体格差がどう出るかも注目だ。
 ビッグマッチを控える両雄だが気負いは感じさせず、リラックスしているのが印象的。モンティエルは「落ち着いて見えるのは調整がうまくいったからでしょう」と自信のコメント。来日後は鶏肉やサラダ、パスタ、スープなどを摂っているという。長谷川は「海外で戦うことに慣れているんでしょう。リラックスしている」とモンティエルを評していた。
 以下は両者の検診結果。
     長谷川       モンティエル
身長   168.5㌢       163.3㌢
頚周   35㌢        37.5㌢
胸囲   86.0㌢       90.0㌢
胸厚   21.5㌢       20.2㌢
視力   右0.8左0.8     右1.5左0.8
リーチ  169.0㌢       169.0㌢
血圧   122/79       126/77
脈拍   49         44

淵上が岳制す 


 26日夜後楽園ホールで行われたミドル級ランカー対決、日本同級3位岳たかはし(川崎新田)対同1位淵上誠(八王子中屋)の一戦は、淵上が8回3-0判定勝ち。日本王座挑戦へと前進した。
 サウスポー同士の試合は2回、岳が左で淵上をダウン。岳は変則的なリズムで右を飛ばしてよく動き、左クロスを決めてリードしたが、淵上も右リードを上下に放って徐々に挽回する。終盤はボディー攻めも有効で、最終回は連打で岳をのけぞらせるシーンをつくった淵上が76-75、77-75(2者)と小差ながら試合を制した。
 試合後「ここのところ倒していたので、左を狙いすぎました」と淵上は反省の弁。昨年4月に敵地大阪で鈴木哲也(進光)の王座に挑み、接戦の末惜敗しているだけに「まだ悔しい。雪辱したい」とリベンジを誓っていた。13勝4KO6敗。
 またこの日行われた8回戦2試合の結果は、太田ユージ(ヨネクラ)が元新人王の古橋大輔(川崎新田)から2度ダウンを奪って判定勝ち、片桐秋彦(川崎新田)は古家充(鉄拳8)に6回負傷判定勝ちした。

2010年4月26日月曜日

多田、敵地でドロー防衛も統一ならず 女子ミニマム級

 24日(現地時間)トリニダード・トバゴのポート・オブ・スペインで行われたWBA女子世界ミニマム級王座統一戦で、正規王者の多田悦子(フチュール)は暫定王者リア・ラムナリン(トリニダード・トバゴ)と10ラウンドをフルに戦い、引き分けに終わった。
 スコアは95-95(2人)、97-97と3ジャッジともドローだった。
 多田の王座統一はならなかったが、敵地でのドローは立派。これが3度目の防衛となる。6勝2KO不敗2分。一方のラムナリンは13勝2KO5敗1分。

「殺しの女王」ケンティキアン、2-1でV12


 24日ハンブルクのWBO世界L・ヘビー級タイトル戦と同じリングで行われた女子世界フライ級タイトルマッチは、WBA・WBOの2団体が認定する王者スージー・ケンティキアン(ドイツ)が登場。ハルミッヒ引退後ドイツの女子で実力・人気ともトップのケンティキアン、この日は不敗のWIBAインター王者ナディア・ラウィ(ドイツ)と大接戦。小柄のファイターの両者は果敢に手を出し合ったが、試合は判定に持ち込まれ、2-1でケンティキアンの手が上がった。
 スコアは、2人のジャッジが96-94、96-95でケンティキアンの勝ち、残る1ジャッジは逆に96-94でナディアの勝ちだった。
「キラークイーン」の異名を持つケンティキアン(22)はこれが12度目の王座防衛。27勝16KO負け知らず。一方のラウィ(24)は11勝3KOで初黒星(1分)。
 写真はケンティキアンの右がヒットした場面=PHOTO/SUMIO YAMADA=

ブラーマー圧勝のV1 WBO・L・ヘビー級戦


 24日(現地時間)ドイツのハンブルクで行われたWBO世界L・ヘビー級タイトル戦は、王者ユルゲン・ブラーマー(ドイツ)が同級8位マリアノ・プロティンスキ(亜)に5回2分36秒TKO勝ちし、2度目の防衛に成功した。
 サウスポーの技巧派チャンピオンは、荒々しく突進する挑戦者を右リードであしらい、左ショートをビシビシ決めて優位に。5回には左アッパーも交えて一方的になったところで、レフェリー・ストップがかかった。
 ブラーマー(31)は36勝29KO2敗。プロティンスキ(35)は16勝8KO4敗。写真はプロティンスキを攻めるブラーマー=PHOTO/SUMIO YAMADA=

アマ世界ユース選手権開始 フェザーの藤田は予選惜敗

 17~18歳のボクサーを対象とした世界ユース選手権大会が、25日からアゼルバイジャンの首都バクーで予選がスタートした。アイルランドの火山噴火で欧州の航空網が一時シャットダウンした影響で4日遅れの開始となったが、米国やメキシコなど出場をキャンセルした国もある。結局105ヵ国参加予定が90ヵ国となり、計466選手がエントリー。この中には、日本からも3月のアジア・ユース選手権大会で銅メダルを獲得した井上尚弥(神奈川・新磯高)ら代表5選手も含まれている。
 25日の1日目の予選では、フェザー級藤田大和(岡山・倉敷高)がビタリ・コナノー(ベラルーシ)と接戦を展開したが、惜しくも3-2でポイント負け。またウェルター級でパンアメリカンの覇者エクトル・ボロイ・ファビエル(キューバ)がトルガ・ドガン(トルコ)に敗れる番狂わせもあった。11階級(フェザー級もまだあり)の少年王者目指して、3日の決勝まで熱戦が繰り広げられる。

長谷川も練習を公開 30日の「統一戦」に備え万全


「打倒モンティエル頼むぞ!」。30日のダブル世界タイトル戦で強敵を迎えるWBC世界バンタム級王者・長谷川穂積(真正)が26日午後、東京・神楽坂の帝拳ジムで練習を公開した。
 11度目の防衛戦となる今回は現役WBO世界同級王者フェルナンド・モンティエル(メキシコ)を相手の事実上のチャンピオン統一戦。モンティエルについては「ディフェンス、オフェンスどちらも上手」な最強の相手と認識している。その上で「強いから、オレの強さを引き出してくれるのではないか」と、あえて強敵を選んだ理由を明かす。「どんなかたちであれ、最後にオレの手が上がっていればいい。狙わずに倒せたらいい」。6連続KO防衛も期待できる?
 神戸でフィリピン人パートナーらを相手に137ラウンズのスパーを重ねてきたというチャンピオン。この日2ラウンズのスパーリングはいつものように山下正人会長を相手にしたマスボクシングに近い軽めのもの。それでも動きはスムーズで、もっぱら守りを中心に、モンティエルを真似てフェイントをまぜて攻撃を仕掛ける山下会長に対しムダのない動きで対応していた。
 減量苦からフェザー級転向も考えていたことがうそのようにスムーズに落とし、「一番厳しい時に動けるのは、カロリー計算して食事を作ってくれる嫁さんのおかげです」と家庭内の強力なサポーターである泰子夫人に感謝していた。

2010年4月25日日曜日

ケスレル、WBCで王座復帰 フロッチに判定勝ち

 24日デンマークのコペンハーゲンで行われたスーパー・シックス・トーナメントの第二ステージ兼、WBC世界S・ミドル級タイトル戦は、地元のミケル・ケスレルが王者カール・フロッチ(英)に12回3-0判定勝ちを飾り、再びチャンピオンになった。
 スコアは117-111、116-112、115-113といずれもケスレルの勝ちを支持した。
 ケスレル(31歳)は昨年11月アンドレ・ワード(米)に意外な敗北を喫して無冠に追いやられていたが、5ヵ月で失地回復をやってのけた。43勝32KO2敗。
 ジャーメイン・テイラーとの倒し合いを制して一躍脚光を浴びたフロッチは一歩後退。

西岡の挑戦者バンゴヤンが練習を公開


 30日のWBC世界S・バンタム級タイトル戦で王者西岡利晃に挑む同級10位バルウェグ・バンゴヤン(比国)が25日帝拳ジムで公開練習に臨んだ。前日夜に来日したばかりとあって、この日の練習は軽め。スパーリングはやらず、シャドウとトレーナー相手に軽くパンチを出しただけだった。それでも、スムーズな身のこなしと足さばき、速い回転の連打は予想外? 「なかなか手ごわそう」という反応も。
 バンゴヤンにとって今回が5人目のサウスポーの相手となるといい、「特にサウスポーに苦手意識はない」。そして「ニシオカは私に対して強気のようだが、試合では苦労すると思うよ」という表現で自らをアピールした。
なおバンゴヤンの戦績はこれまで15勝7KOと伝えられていたが、「6KO」と訂正された。2006年11月のオルカハダ戦は3回TKO勝ちではなく、6回判定勝ちとのことだ。

2010年4月24日土曜日

1/4日本人だった!! 挑戦者バンゴヤン来日

 30日のダブル世界タイトル戦でWBC世界S・バンタム級王者西岡利晃に挑む同級10位バルウェグ・バンゴヤン(フィリピン・23歳)が24日夜、マニラからの飛行機で成田空港に到着した。ワンカット・トレーナーが同行している。
 バンゴヤンはこれまで「日本人の血が入っている」と伝えられていたが、本人によると、祖父が日本人だという。つまり「クォーター(1/4)」だったわけだ。アマ歴は4戦全勝というから、アマ&プロ通じて負け知らずということになる。
「祖父の生地で世界タイトルを獲って、チャンピオンとしてラスベガスでパッキアオの前座試合に出場したい」と、壮大な抱負を語っていた。早速明日、公開練習に臨む。

榎引退を表明 ガルサにTKO敗


 23日後楽園ホールでアルベルト・ガルサ(WBCフェザー級11位=メキシコ)に9回58秒TKO負けした榎洋之(日本同級8位=角海老宝石)は試合後「すっきりした。引退します」とグローブを吊るす決心を明かした。
 2連敗中の榎が一気に世界ランク復帰をかけて挑んだ試合だった。榎は2回に左フックでガルサをぐらつかせるシーンもあったが、徐々に相手の動きに翻ろうされ、連打を浴びた。最後まで前にプレスし続けたものの結局9回に安部主審が試合をストップ。キャリア初のTKO負けを喫した瞬間だった。榎(30歳)の戦績は28勝20KO4敗2分。
 ガルサ(24歳)はこれで23勝18KO4敗1分。「榎は強いハートとスタミナのある選手だった」と相手をたたえていた。
 この日行われた8回戦では高山樹延が中村尚平太(八王子中屋)を2回TKO、杉崎由夜が小野澤祥次郎(ワタナベ)に2-1判定と、いずれも角海老宝石コンビが勝利した。また6回戦に出場した角海老ジムの新人王2人、鳥本大志(S・バンタム級)と緒方勇希(フェザー級)もそろって判定勝ちしている。

2010年4月23日金曜日

「KO機逃さない!」西岡万全の仕上がりアピール


 30日東京・日本武道館のダブル世界タイトル戦で4度目の防衛戦に臨むWBC世界S・バンタム級王者西岡利晃(帝拳)が23日午後、東京・神楽坂の帝拳ジムでメディアに練習を公開した。この日同僚で東洋太平洋同級新王者の松田直樹を相手にしたスパーリングでも、タイミングのいい左ストレートをビシビシ繰り出して万全の仕上がりぶりを見せた。
 世界チャンピオンになってからも、1戦ごとに成長を示す「驚異の33歳」。今度の試合に備えてフィジカル・トレーニングを取り入れ、「バランスがよくなり、体が強くなった実感がある」と、さらに自信をつけている。
 挑戦者(同級10位)のバルウェグ・バンゴヤン(フィリピン=23歳)については、「若くて、無敗で、サウスポーに対してうまいボクシングをするという印象」と、警戒を怠っていない。昨年の3度の防衛戦をすべて規定ラウンド内でかたづけており、当然今回もKO防衛の期待がかかる。西岡は「プレッシャーですね」と苦笑しつつも、「いつも通りKOは狙っていない。ただ、必ずチャンスがくるので、これを逃さないようにしたい」と抱負を語っている。
 なお本日来日予定だった挑戦者のバルウェグ・バンゴヤンはビザの手続きが遅れたため到着が明日にずれ込んだ。また同じダブル世界タイトル戦に出場するWBC世界バンタム級王者長谷川穂積は26日に公開練習を予定している。

荒川戴冠 日本ライト級戦


 22日後楽園ホールで行われた日本ライト級タイトルマッチは、1位挑戦者の荒川仁人(八王子中屋)がチャンピオン近藤明広(日東)に2-0判定勝ちし、王座を奪取した。近藤は2度目の防衛に失敗。
 出だしは近藤がリード。初回2分、左で踏み込んだあとの右を直撃し、サウスポー荒川をダウンさせる。しかし荒川はこの後冷静に立て直し、細かいパンチで王者を迎撃。「ダウンを取って力んでしまった」という近藤もラウンドによって脚を使ったり、接近戦を仕掛けたりして、試合は一進一退のペースとなった。それでも荒川は最後まで冷静に粘り強く戦い、採点は96-94が2者に95-95の小差で新チャンピオン誕生を告げた。
 荒川(28歳)はスイコの東洋太平洋タイトル挑戦以来のチャンスを実らせた。八王子中屋ジムは今カーニバルでS・ウェルター級チャーリー太田に続く2人目の王者を誕生させた。

2010年4月22日木曜日

WBO王者モンティエルが公開練習


 30日・日本武道館のダブル世界戦行事がいよいよスタート。22日はWBOバンタム級チャンピオンのフェルナンド・モンティエル(メキシコ)が練習を公開した。
 長谷川穂積と対戦するモンティエルは「今回はこれまでで一番大きな試合」とチャンピオン対決を強調しつつ「WBCのベルトはすべてのボクサーが欲しがるもの。とても光栄だ」とグリーンのベルト獲得に意欲的。「長谷川は偉大なチャンピオン。しかし私は世界中で試合した経験がある」と落ち着いた口調ながら自信をうかがわせた。また長谷川のオリジナルTシャツの挑発文句に対抗し、「言うほどお前が大きいチャンピオンなのか、確かめてやる」といったニュアンスの“返事”をわざわざマジックで書いたTシャツを披露していた。
 この日の練習はシャドー、ロープと15分余り動いたのみだったが、調子はよさそうだ。以下はインタビューの一部。――Tシャツについて
「必ず負かしてやると思って書いた。(長谷川のTシャツに)怒りを感じた」
――長谷川の印象は?
「スピードがあって力強いボクサーだと思う。左と右のパンチ、そして頭に気をつけたい」
――どう戦うつもりか?
「私のほうが優れているのだと、見てもらえると思う。ちゃんとボクシングをするつもり。長谷川がどれだけ対策を練ろうが、私はそれに対応する」
――サウスポーと対戦経験は?
「10戦ぐらい。最初はやりにくかったけれど、いまは問題ない。スパーは150ラウンドほどやってきた。普段よりは多めだ。サウスポー相手に戦うことを重点に、練習してきた」
――長谷川が2回で倒したバルデスに苦戦したが?
「2週間前に目の上をカットしたが、結局試合に出場した。あれは100パーセントではなく60パーセントのところで終わってしまった」

2010年4月20日火曜日

ショック! バレロ自殺


 ベネズエラからの報道によると、18日に妻のカロリナさんを殺害した容疑で逮捕されたWBC世界ライト級王者(休養王者)エドウィン・バレロが、その数時間後に監獄内で自殺していたことが判明した。地元の警察は、「監房の中で衣類を用いて首吊り自殺をはかったとみられる」とメディアに明らかにしている。同じく収監された者が発見して通報したが、助からなかった。
 いまだに信じられない話だが、バレロは27戦全KO勝ちのパーフェクト記録を残したまま、28歳の短い人生に自らピリオドを打ち、期待されたマニー・パッキアオとのスーパー・マッチも幻となった。

2010年4月19日月曜日

衝撃!バレロ 妻刺殺容疑で逮捕


 ベネズエラからショッキングなニュースが届いた。最近、私生活のトラブルに見舞われていたエドウィン・バレロ(WBC世界ライト級休養王者)が殺人容疑で逮捕された。殺されたのは彼の妻、カロリナ・リエラ・デ・バレロさん(24歳)。KOキングにいったい何が起こったのか?
 先月、カロリナさんに暴力を振るい、重傷を負わせたとして警察に身柄を拘束されたバレロ。その後アルコール依存症と精神分析のリハビリを開始したと伝えられ、近くキューバの施設に滞在して本格的な療養を開始することになっていたという。しかし現地からの報道では先週土曜日17日、バレロはカロリナさんと首都カラカスから西へ約155キロ離れたバレンシア市のインターコンチネンタル・ホテルに宿泊。翌日18日の朝5時30分頃、ロビーに降りたバレロは従業員に夫人が死亡したと伝えた。バレロは「自分が殺した……」と話したという。
 ホテルの通報を受けた警察はバレロを逮捕した。カロリナさんは体に3個所、刃物で切りつけられた傷があった。同時に拳で殴られた傷もあったという。
 バレロの弁護士はコメントを控えているが、バレロにとり、非常に不利な状況であることは間違いない。このまま彼の輝かしいキャリア(27勝27KO不敗)が幕を閉じる可能性もある。写真はありし日のバレロとカロリナ夫人。

仲村デビュー10連続KO

 井岡-アモル戦のセミに出場した日本S・フェザー級6位の仲村正男(仲里・ATSUMI)はタイS・バンタム級王者ディンプーン・チュワタナを2回KO。これでプロデビュー以来10連続KO勝ちをマークした。
開始から機敏に動き左を飛ばした仲村が2回に右アッパーを決めて倒したもの。
 そのほかの8回戦では高砂ジムのサウスポー脇本雅行が日本フェザー級9位の熊谷謙志(とよはし櫻)に3-0判定勝ちする殊勲。左ストレートと右アッパーのコンビネーションを随所に決めてリードした脇本は、終盤の熊谷の反撃にも持ちこたえて初のランク入りを決めた。13勝5KO2敗。
 また井岡ジムの上谷雄太が田中ショート(大阪帝拳)に判定勝ち、水谷昌寛はフェリックス・イマム(インドネシア)を5回KOした。6回戦に出場した元高校国体王者の石田匠は張本陽介(陽光アダチ)からダウンを奪った末に5回TKO勝ちした。

井岡びっくり初ダウン、アモルに大差判定勝ち


 大型ルーキーびっくり――18日、大阪府立体育会館第1競技場でプロ4戦目のリングに上がった世界ランカー、井岡一翔(WBA、WBCともにLフライ級13位=井岡)はインドネシア・ミニマム級王者ヘリ・アモルに大差3-0判定勝ちしたものの、アマプロ通じて初のダウンを喫するビックリ・シーンもあった。
 アモルは身長が低くガードもしっかりとしたタイプ。井岡は出だしからスピードを生かし、相手の隙を突いたボディーやアッパーで試合を優位に進めた。しかしアモルは懸命に顔面への直撃弾を避けて頑張る。いかにして井岡がアモルをしとめるのか、そんな空気が漂っていたが、迎えた9回にまさかのシーンが訪れた。井岡の打ち終わりにアモルの右がクリーンヒットし、たまらずホープはダウン。これは「スパーでもしたことがない」という井岡初のダウンだった。場内は騒然となったが、それでも井岡に深刻なダメージはなく、続く最終回に打ち合って試合を終えた。スコアは98-92が2者に98-91。
 試合後の井岡は「ダウンしたパンチは見えなかった」と認めつつも「焦りはなかった」。ダウンしたことをあえて収穫とし、次を見据えていた。これで4勝2KO。次戦は7月を予定している。

2010年4月18日日曜日

マルティネス殊勲! パブリックを攻略 ミドル級統一戦

 ”ザ・ゴースト“ことWBC&WBO世界ミドル級王者ケリー・パブリック(米)にWBC世界S・ウェルター級王者セルヒオ・マルティネス(アルゼンチン)が挑んだタイトル戦が17日、米アトランティックシティで行われ、マルティネスが3-0判定勝利を飾った。
 公式計量をクリアーした両者だが、減量苦が伝えられたパブリックは試合前の非公式計量でクルーザー級あたりまで増量。これが響いたのか序盤は動きが鈍く、スピードで勝るマルティネスがアウトボクシングでリードする。中盤盛り返したパブリックは7回、ダウンを奪いペースを奪回するかに思えたが、9回、サウスポー、マルティネスの左を浴びて右目から激しい出血。前半カットした左目と合わせて視界が遮られる。それでもストップはおろか、ドクターチェックもかからなかったが、これを境に再び挑戦者が攻勢に転じる。血だるまとなったパブリックにマルティネスがパンチを散らして終了。公式スコアは115-111、116-111、115-112で新統一王者誕生を告げた。
 昨年アメリカで行った2戦で採点の恵まれなかったマルティネスだが、35歳にして母国の英雄カルロス・モンソンが君臨した階級の王者に就いた。しばらくはS・ウェルター級と合わせて2本のベルトを保持するようだ。45勝24KO2敗2分。パブリックは2度目の黒星(36勝32KO2敗)。

ブーテ、豪快にミランダ沈める IBF・S・ミドル級

 カナダのモントリオールで17日行われたIBF世界S・ミドル級戦は王者ルシアン・ブーテ(ルーマニア=カナダ)が挑戦者エディソン・ミランダ(コロンビア)を3回1分22秒TKOで下し、5度目の防衛に成功した。
 会場のアイスホッケーのアリーナ(ベル・センター)はブーテ人気で超満員。声援をバックに攻めるサウスポーの王者が3回、強烈な左アッパーを見舞うと、ミランダは前のめりにキャンバスに叩きつけられる。何とか起き上がったが戦える状態ではなかった。
「作戦どおり、パーフェクトな試合だった」と振り返ったブーテは26勝21KO無敗。今回、初めてHBOによってアメリカへも試合がTV放映され、知名度アップにもつながった。敗れたミランダは33勝29KO5敗。

2010年4月16日金曜日

岩佐楽勝 

 15日、後楽園ホールではセレスジム初の自主興行「レジェンド・ファイト」が行われ、メインに登場したホープ岩佐亮佑(日本バンタム級7位)は大阪・ハラダジムの佐藤裕樹に2回TKO勝ちした。
 高校3冠からセレスジム入りした岩佐は好センスのサウスポー。佐藤のパンチを肩越しに外し左ボディーをロングから打ち込むなど、開始から相手を圧倒する。雰囲気にのまれたかのような佐藤はガード一辺倒で、2回岩佐がストレートと右ボディーのコンビネーションを見舞うとダウン。ここは立ち上がったもののサンドバッグ状態となり、岩佐の右アッパーで試合は終わった。タイムは2分4秒。
 これで7勝5KOとした岩佐は、今年度の「最強後楽園」(日本王座挑戦権獲得トーナメント)にエントリーを申し込んでいるという。「まだ勘に頼って戦っている。うぬぼれないようにしっかり練習しないと」と謙虚に話しつつも「強い人に勝てば認められる」と野心ものぞかせた。
 またこの日はほかに8回戦4試合が行われた。日本ランカー対決となったミニマム級戦は田中教仁(7位=ドリーム)が島崎博文(9位=帝拳)に計2度のダウンを与えて6回TKO勝ち。日本フライ級7位の林徹磨(セレス)は元ランカー比嘉大貴(大橋)に7回TKO勝ち。日本S・バンタム級10位前之園啓史(石丸)は橋元隼人(ワールドS)に4回TKO勝ち。ドリームジムの古川暁が谷口浩嗣(横浜光)に4回TKO勝ちした。

新・亀田騒動を特集! BB5月号本日発売


 父・亀田史郎氏のライセンス取り消しまでに発展した“新・亀田騒動”。興毅のボクサーとしての資質は認めるにしても、史郎氏のボクシングを冒涜するような言動は許せない――というのが、多くのボクシング・ファンの抱いている思いではないでしょうか。本日15日発売のボクシング・ビート5月号では、騒動の発端となった亀田興毅×ポンサクレック戦特報の他、試合後の騒動を「ショート・パンチ」「「編集部スタッフ緊急座談会」等で大きく取り上げています。書店でお求めいただく、あるいはAMAZONでも購入できます。
 定価・920円(本体876円)。問い合わせは株式会社フィットネススポーツ(☎03-5653-1322)。

●内容の一部
亀田興毅負けた! 見事な“復活劇”ポンサック 
黒木、猛追届かず オーレードンに判定負け
長谷川&西岡4.30 ダブルタイトル戦展望
「科学者になって長谷川を解体する」モンティエル直撃
グラフ特集 王座統一戦――チャンピオンだけに許された栄光のリング
さあこいカサレス 名城信男 
特集・ビッグファイトが見たい!
パッキアオ×クロッティ戦特報 メイウェザー×モズリーこう予測する
飯田覚士の直撃トーク ゲスト-WOWOW・EXマッチをしゃべる高柳謙一アナ
「選挙」「日本」「肉体」パッキアオ三つのキーワード
海外読物「元スーパースターに棄権タオルを」…大方の予想通りにホプキンスにリベンジを許したジョーンズ
豪華な日韓交流!張正九×大橋秀行&渡嘉敷勝男 来日の殿堂王者が旧敵と感激の再会
 好評連載コラム/尾崎恵一「KOコラム」 ジョー小泉「海外ボクシングの周辺」浜田剛史「世界のトップ選手ウオッチ」 野木丈司「からだ資本主義」 藤島大「キャンバスの匂い」 リック吉村「リックはこう見る」

●お詫び ボクシング・ビート5月号17頁の亀田×ポンサクレック戦の採点表に誤りがありました。亀田のスコアは、アレクシス(モンテネグロ)とデルカ(米)が入れ違いで、アレクシスは「114-114」、デルカは「115-112」でポンサクレックの勝ちとなります。訂正してお詫びします。なお次号で正確なスコアを改めて掲載する予定です
――ボクシング・ビート編集部

2010年4月14日水曜日

亀田父に「90日活動停止」 WBC懲罰委    再戦要求は却下

 亀田問題に関するWBCの懲罰委員会が13日メキシコシティ本部に亀田史郎氏を招いて開かれた。この結果、WBCは独自に史郎氏に対し「90日間活動停止」の処分を科した。史郎氏はすでに一連の問題の責任を取ってボクシング界から引退することを表明しているが、JBCは昨日史郎氏のライセンス取り消し処分を発表している。ただし、JBCの処分は海外で効力を発揮するとは限らず、亀田氏が90日の"謹慎明け"の後に活動しようと思えば、できないことではない。
 またこの懲罰委員会の席上、史郎氏からWBCに対しポンサクレック×亀田興毅の直接の再戦を要請したが、これは却下されている。委員会後にWBCが発表したプレス向けのリリースは下記の通り--。
「 WBCは本日メキシコシティで、WBC懲罰委員会に出席した日本人マネジャー、亀田史郎氏の訪問を受けました。 亀田氏は彼の息子、興毅がポンサックレックと対戦した直後、感情をコントロールできず、理性を欠き、馬鹿げた、攻撃的な行動に走ったことを深く後悔しております。同時に2度と同じ行動を繰り返さないことをWBCに対して約束しました。同席で、すでに日本でマネジャーとしてのポジションを返上し、JBCライセンスを取り消されたことを報告しました。 同じ委員会の席上、史郎氏はポンサックレックと興毅のダイレクトリマッチを懇願しました。
 WBC会長ホセ・スライマンは亀田氏に対して次の処分を下しました。向こう90日間、いかなる(ボクシング)活動の禁止。その間にWBC理事会への謝罪文の提出。ポンサックレックと興毅のダイレクトリマッチを認可するのは不可能。これは両者の対戦前、WBCが勝者が内藤と対戦することを認めていたこととオプションの存在が関連します。 WBCは今回の裁定がボクサー亀田兄弟とは何も関係がないことを付記します。彼らはいかなる暴挙も犯しておらず、彼らはWBCと彼らの国のボクシング業界がサポートしない他の懲罰を被ることはありません。

亀田父を永久追放 JBC倫理委


 JBC(日本ボクシングコミッション)が亀田父らに厳罰--JBCの倫理委員会(斉藤慎一委員長)が13日開かれ、先月27日のWBC世界フライ級タイトル戦直後にWBCとJBC役員に暴言を吐いた亀田史郎氏と、亀田ジムの五十嵐紀行会長に対し以下の処分をすることを決定した。
 亀田史郎氏に対しては--現在資格停止中のライセンスを取り消し処分とし、今後他のいかなるライセンス申請も認めない。また、試合場での、JBC管理権限の及ぶ客席を含めたリングサイド並びに控え室への立ち入りを禁止する。
 五十嵐紀行・亀田ジム会長に対しては--「クラブ・オーナー」及び「プロモーター」のライセンスを無期限停止処分とする。今後オーナーが不在となるジム活動に関しては協会の調査委員会へ十分な調査を依頼し、その調査内容に基づき協会と協議する。 
 前日の東日本ボクシング協会理事会の下した「協会内に調査委を設置し、協会としての処分を決める」との決定は”大甘処分”と批判されたが、本日のJBC倫理委の決定は、父史郎氏の悪質な行為、また五十嵐会長のクラブ・オーナーとしての責任を厳しく問う処分だった。しかし、両名に厳罰を科すと同時に、興毅、大毅、和毅の3人に対しては、選手としての権利が損なわれないように配慮している。
 一方WBCは独自に亀田史郎氏をメキシコ市の本部に呼び、懲罰委員会を開くが、JBCはひと足先に決定した処分をWBC、WBAにも報告するという。=写真は記者会見で質問に答える安河内事務局長と右は斉藤慎一倫理委員会委員長=

2010年4月13日火曜日

瀬川がKO勝ち

 13日後楽園ホールのメインに登場した日本L・フライ級2位・瀬川正義(横浜光)は新垣勝彦(アポロ)を4回KOに下し、戦績を19勝8KO2敗とした。
 サウスポーの瀬川は3回から攻勢を強め、4回右ボディーで新垣をダウン。カウント途中に新垣コーナーからタオルが投入された。タイムはこの回2分12秒。
 このほか行われた8回戦では、渡邉卓也(青木)が矢吹敬(平石)に5回TKO勝ち、長濱慎吾(セレス)が高橋勇治(横浜光)に判定勝ちした。

亀海9回TKO勝ち 小野寺の日本王座攻略


 今季チャンピオンカーニバル最高カードと期待された日本S・ライト級タイトルマッチは12日夜後楽園ホールで行われ、不敗挑戦者(1位)亀海喜寛(かめがいよしひろ=帝拳)が前評判通りの強さを発揮し、王者小野寺洋介山(オサム)を3度倒し、9回2分5秒TKO勝ちで新チャンピオンとなった。小野寺は3度目の防衛に失敗。
 自ら「マエストリート(小さな達人)」と称する亀海は、強打・技術・スピードと三拍子揃った好選手。初回、2回とそれぞれ1度ずつ小野寺からダウンを奪い、その後も時にノーガードでよける余裕すらみせて優勢裡に試合を運んだ。
 オサムジムの“何クソ精神”を体現する王者はこれまで何度も前半のピンチを引っくり返して逆転劇を演じてきたが、この日は亀海に巧みに外されてミス・ブローが多く、ペースを奪い返せない。逆に挑戦者の正確で多彩なブローを受けてダメージを深めた。傷つきながら、チャンピオンは最後まで手を出して勝機をうかがったが、9回に亀海の右ストレートを直撃されると、力尽きたようにダウン。主審はカウントせずに試合をストップした。
 北海道出身の新チャンピオンは、これでアマの全日本王者からプロ転向以来15連勝13KO負けなし。「もっと力の差を見せつけるようでないと……まだダメですね」と、これほどの圧勝にも本人は反省することしきりだった。

亀田父引退・兄弟は協会預かり 亀田ジムが申し出

 亀田ジムが無期限活動自粛――東日本ボクシング協会(大橋秀行会長)は12日午後定例理事会を開き、懸案の“亀田問題”について協議した。3月27日のWBC世界フライ級タイトル戦の直後の控え室で、敗れた亀田興毅の父史郎氏(セコンドライセンス無期限停止中)はWBC、JBCの役員らに暴言を吐き、メディアに「安河内(JBC事務局長)のクビをとる」などと不適切な発言をしていた。
 これに対し前回6日の緊急理事会では「亀田ジムを除名せよ」などと強硬な意見が大半だったが、今回は五十嵐紀行・亀田ジム会長が文書を差し出し、「①会長の協会員としての資格を無期限停止とし、亀田ジムは無期限活動を自粛」「②資格停止の解除の判断は協会に一任する」「③所属の3選手(亀田兄弟)は協会預かりとしてほしい」「④協会会則に違反した場合、いかなる罰則にも異論を述べない」などと自らの“処分”を願い出た。
 このため、理事会はこれを受理した上で、協会独自の調査委員会を設置し、今回の暴言事件だけでなく、亀田ジムが協会加盟ジムとしてしっかり機能していたかなども調べた上で、協会としての処分を決めたいとの方針を明らかにした。理事会後の記者会見で、大橋協会長他執行部が明らかにしたもの。
 ただし、急きょ決定したため、調査委の性格、委員の人選等もこれからという。また、協会預かりとなる亀田兄弟が今後どこのジムで練習しどのようなかたちでリングに上がるのかも未定。これまでも「無期限ライセンス停止中」だった史郎氏が事実上スタッフとして活動した上で、“役員どう喝事件”を起こしたため、再び同じようなことが起きる可能性はないのかという質問も出たが、「ないようにしたい」(大橋会長)と応えるに留まった。
 なお、渦中の亀田史郎氏はこの日ブログでボクシング界からの引退を表明した上でメキシコに向けて旅立った。現地時間の12日(日本時間13日)にWBCの懲罰委員会に招かれ、証言をする。

47歳ホリフィールド、ボタを倒す

 08年のニコライ・ワルーエフ戦以来のリングとなった元世界ヘビー級統一王者イベンダー・ホリフィールド(米)が10日(現地時間)ラスベガスのトーマス&マック・センターに登場。“ホワイト・バファロー”ことフランソワ・ボタ(南アフリカ)に8回TKO勝ちを飾った。
 以前、引退勧告も出たホリフィールドだが、この試合ではスピードと動きに切れが感じられた。格闘技の試合にも出場するボタに対してスキルとスピードで勝り、コンスタントにヒットを連発。中盤、クリンチで凌ぐシーンが増え始めたボタに8回、右を命中させて倒す。続行に応じたボタだが、追撃でストップされた。TKOタイムは55秒。
 ホリフィールド(47歳)の辞書に引退の文字はないようだ。この勝利でマイナー団体WBFヘビー級王座を獲得した元王者は、クリチコ・ブラザーズに挑戦の意志を明かしている。

芹江初防衛 1位玉越に2-1判定

 12日後楽園ホールで行われた日本S・バンタム級タイトルマッチは王者・芹江匡晋(伴流)が2-1のスプリットで1位挑戦者の玉越強平(千里馬神戸)に判定勝ち。昨年、木村章司から奪ったタイトルの初防衛に成功した。
 試合は芹江が変則的な動きからプレッシャーをかけ、脚を使いながら玉越が迎撃する展開。接近時に打ちおろす右で芹江はポイントをアピールするが、玉越もボディー攻撃から必死に対抗する。どちらも主導権をにぎれないまま、6回、挑戦者は後頭部への加撃で減点1。この機に乗じて王者が攻め込む場面もあったが、試合全般を通してこれといったヤマ場のないまま終了のゴングが鳴った。スコアは97-92(坂本)、96-93(土屋)、95-96(安部)で芹江の勝利を支持していた。
 V1成功の芹江からは「カッとなりすぎました。玉越選手の空気にならないように動いたつもりですけど……」と反省のコメントが多く出ていた。

2010年4月11日日曜日

佐々木が2敗の中垣内に雪辱 刈谷の試合結果

 11日、愛知県刈谷市産業振興センターあいおいホールで行われた緑ジム主催興行「GET THE VICTORY」のメインイベント、フライ級6回戦は、前年度の全日本フライ級新人王・佐々木章人(緑)が、新人王獲得後の第一戦で過去2敗している中垣内真司(コパン星野)との雪辱戦に大差判定勝ち。初回、左フックでダウンを奪い、中垣内のしつこい連打に手を焼きながらも右ストレートを効果的にヒットした。採点は59-55が2人と59-54。
 その他の6回戦では、2月に敵地大阪で高林隼人(グリーンツダ)に勝利を収めた外山哲平(HEIWA)が村木徹也(西遠)に判定負け。ノーガードのスイッチヒッター 外山だが、今日は飛び込んで放つパンチの精度が良くない。愚直に前に出て手を出し続けた村木が押し切った。採点は59-56、58-57、58-58。
 昨年度中日本新人王MVPの古川雅也(緑)と東洋太平洋王者時代の長谷川穂積との対戦経験もある宇野寿修(薬師寺)の一戦は4R1分24秒、負傷引き分け。採点は39-38(古川)と38-38が2人。正面から身体で押すように前に出てパンチを振るう古川を、宇野はスイッチしながら自在に拳をコンタクト。しかし4R、偶然のバッティングでカットした宇野の傷にドクターチェックが入り、試合終了となった。
 現日本S・バンタム級ランカーの林翔太(畑中)に勝ったこともある実力者、木村毅(緑)は大江和樹(緑)に判定勝ちして連敗を4で止めた。採点は59-56、59-57、58-57。

ベルト、キンタナをTKO WBCウェルター級

 WBC世界ウェルター級王者アンドレ・ベルト(米)-挑戦者カルロス・キンタナ(プエルトリコ)のタイトルマッチが10日(現地時間)米フロリダ州サンライズで行われ、ベルトが8回TKO勝ちで4度目の防衛を果たした。
 1月30日にシェーン・モズリーとの統一戦が組まれていたベルトは、ルーツであるハイチで発生した大地震のため、試合をキャンセル。家族とともにハイチで被害救済活動に専念した。
 キャリア最長のブランクをつくったベルトに対し、元WBOウェルター王者キンタナは、サウスポースタイルから序盤パンチを巧打する。しかし3回、プエルトリコ人はラビットパンチで減点。その後、5回ダメージングブローを浴びせたベルトは8回、連打で追い詰め、最後は右で棒立ちにさせ、ストップを呼び込んだ。TKOタイムは2分16秒。
 キャッチフレーズ“ハイチへの戦い”を制したベルト(26勝20KO無敗)はメイウェザー-モズリー戦の勝者、パッキアオのライバルとして存在をアピールした。キンタナは27勝21KO3敗。
 セミで行われたWBA世界フェザー級暫定王座決定戦は、WBA世界S・バンタム級王者からフェザー級転向を決意したセレスティーノ・カバジェロ(パナマ)がダウド・ユルダン(インドネシア)を2回に倒し、12回大差の判定勝ちを収めた。

2010年4月10日土曜日

スパイダー蓮浄院ジム、スタート 埼玉・川口

 スパイダー根本こと根本重光さん(59)が会長を務めるスパイダー蓮浄院(れんじょういん)ボクシングジムが埼玉県川口市のJR蕨駅近くにオープンした。
 日本フェザー級王座13回連続防衛(通算14度)の記録を持つ根本さんは、引退後草加市役所に勤務しスポーツ振興を担当してきたが、定年前に退職しボクシング界にカムバック。地元の住職で葬儀社などを経営する事業家・斎藤浄寛さんと知遇を得て、「青少年育成」を看板に掲げたジムの運営にタッグを組んで当たることになったもの。4日のジム開きには、大橋秀行全日本協会会長、ガッツ石松、輪島功一、渡嘉敷勝男の元世界チャンピオンらボクシング関係者や、根本会長の前の職場の繋がりで教育関係者も多く駆けつけ、根本さんの門出を祝福していた。
 根本会長は「チャンピオン育成はもちろんですが、それだけでなく、地域密着型のジムとして、子どもからお年よりまできてもらえる寺子屋のようなジムをやりたい」。斎藤さん(マネジャー兼後援会長)も「日本一まじめなジムにしたい」。早くも“寺子屋ジム”のキャッチフレーズがついた。
 他のスタッフには、昨年暮れに引退したばかりの元ミニマム級世界ランカー、松本博志(32=元角海老宝石ジム所属)と、山崎誠一朗(31=大阪外国大でアマ経験)の両氏がいずれもトレーナーを担当する。正式な営業開始は19日になるが、それまで無料で1日体験を受け入れている。
 スパイダー蓮浄院ボクシングジムは、埼玉県川口市芝新町7-12(☎048-269-9013)。写真は右から斎藤マネジャー、根本会長、松本トレーナー、山崎トレーナー(アマ)。

2010年4月9日金曜日

タイの統一戦、正規王者富樫が判定勝ち 女子L・フライ級


 9日タイのプラチュワップキーリーカン県フアヒン郡のポーンキングピッチ・パークで行われたWBC女子世界L・フライ級チャンピオン統一戦で、正規王者富樫直美(ワタナベ)は暫定王者ノンマイ・ゴーキャットジム(タイ)に終始優勢に試合を進め、3-0判定勝ち。敵地でみごと王座統一を果たした。
 3ジャッジのスコアは、福地勇治(日本)97―94、レイ・ダンセコ(比)96-95、キム・ジェボン(韓国)97-95だった(レフェリーはタイのノパラット)。 
 王座の海外奪取に続いて海外防衛の偉業を成し遂げた王者に安堵感こそあったが、「やりたいことができなかった」と内容に不満。自己採点は50点とこの地位に安住してはいない。富樫は飛行機の予約が取れずに帰国は12日朝成田着。その日の2時から助産師の勤務に入るという。

新宿で「小松則幸写真展」 本日から22日まで

 元東洋太平洋フライ級王者小松則幸さん(享年29歳)が昨年亀田大毅戦を控えた1ヵ月前に滋賀県の滝つぼで溺死してから間もなく1年を迎えるが、京都の写真家・山口和也さんが6年間にわたり撮影した「プロボクサー小松則幸」と題された写真展が本日9日東京・新宿のエプサイトギャラリーでスタートした。22日まで。
 山口さんは03年から小松さんを追い撮影を続け、この中から40点近くの作品を公開している。「即興ペインティングのパフォーマンスをやってきたので、1対1でやりとりするボクシングに共通した魅力を感じました」という山口さん。カメラのレンズを向けた小松さんとどんな対話をしたのか――。会場の「エプサイトギャラリー」は新宿三井ビル1F。毎日10:30-18:00の間開いている(最終日は15:00まで。日曜休館)。入場無料。エプサイトギャラリー=東京都新宿区西新宿2-1-1 三井新宿ビル1F(☎03-3345-9881)

2010年4月4日日曜日

ヘイ、ルイスを4度倒す WBA世界ヘビー級戦

 3日(現地時間)英国マンチェスターで行われたWBA世界ヘビー級タイトルマッチは、王者デビッド・ヘイ(英)がベテランの元王者(現1位)ジョン・ルイス(米)を計4度ダウンさせた上、9回2分1秒挑戦者側のタオル投入によるTKO勝ちをマークした。これで、昨年ワルーエフから奪った王座の初防衛に成功。  この試合でヘイはルイスを初回に2度倒し、さらに5回、6回にもダウンさせた。試合は一方的となり、最後はヘイのコンビネーションにルイスがよろけたところで、コーナーが棄権を申し出、試合終了となった。

2010年4月3日土曜日

佐々木再起、松橋はKO敗 3日のアンダーカード


 3日のアンダーカードでは元OPBFウェルター級王者の佐々木基樹(帝拳)が昨年10月ウクライナの世界戦以来となるリング。韓国S・ライト級4位の李善行(韓国)に6回2分30秒TKO勝ちし、再起戦を無事に飾った。
 佐々木は序盤から左リードを突きさし、ボディーやアッパーと多彩なアプローチ。3回には左ボディーと右ストレートのコンビネーションから相手を攻め立ててダウンをマークする。李に連打を許す場面もあったが、的確さで圧倒し、6回連打で一気にストップへと持ち込んだ。
 試合後は「選り好みしてはいられない。元々S・ライトだし、体重を落とそうかというのも一案にある」と両クラスで2度目の世界チャンスをうかがう意欲もみせた。
 また佐々木と同じ8回戦に登場した日本S・ウェルター級10位のサウスポー、松橋拓二(帝拳)は無名の山本忍(石橋)に2回3度のカウントを聞かされて意外なKO負け。立ち上がりは慎重な松橋だったが、山本に右ストレートで突かれ、もろくも立て続けにダウンをとられた。=写真は佐々木-李戦=

中川-井上ダウン応酬、ドロー 日本ウェルター級戦


 佐藤-李戦とダブルメインで行われた日本ウェルター級タイトルマッチは、激闘10ラウンドの果てに三者三様のドロー。王者中川大資(帝拳)が辛くも3度目の防衛に成功。タイトル初挑戦の井上庸(ヤマグチ土浦)は健闘報われず無念の涙となった。
 試合は波乱の幕開け――開始1分30秒、中川は井上の右でダウンする。さらに2回にもグローブをキャンバスに付いてしまいカウントを数えられたチャンピオン。井上のかく乱戦法に苦闘の序盤だった。
 中川は中盤から相手の打ち終わりをとらえだして挽回。9回に左フックでダウンをお返ししたが、最終回は井上も力を振り絞って反撃し、試合終了のゴングとなった。スコアは土屋ジャッジが95-93で井上、安部ジャッジが95-94で中川につけたものの、マーチン・ジャッジは93-93のドローだった。

佐藤強打で防衛――OPBFミドル級


 3日夜、後楽園ホールで行われたOPBFミドル級タイトルマッチは、チャンピオン佐藤幸治(帝拳)が2位挑戦者の李在明(韓国)を4回2分41秒でTKOに下した。昨年4月にドイツで世界挑戦に失敗した後、OPBF王座に返り咲いていた佐藤はこれが初防衛。
 試合は挑戦者の李(11勝8KO1敗)が開始から飛ばした。フェイントをかけながら自慢の右を放っていく。佐藤は左ジャブが出しづらそうで、ややもたついた感のある出だしだった。しかし4回、攻勢をかけて出た王者の強打が火を噴いた。右カウンターで効かせてダウンを奪い、がぜん勢いづくチャンピオン。李も必死に抵抗し、クリンチでピンチを逃れようとしたがここまで。佐藤の連打に捕まり、2度目のダウンを喫したところで試合がストップされた。
「相手はやりづらかった。もっとできたと思います」と佐藤は反省しながらも、久しぶりの後楽園ホールでの勝利に嬉しそうだった。戦績は16勝14KO1敗。