WBCバンタム級戦はチャンピオン長谷川穂積(真正)が53.4キロ、WBO王者フェルナンド・モンティエル(メキシコ)がリミットちょうどの53.5キロ。今回いつになく減量の順調さをうかがわせたように、長谷川のコンディションはよさそう。なおこの日は計量後にルールミーティングが行われたが、その前に昨日に続きグローブチェックの場が設けられた。これはモンティエル陣営が「色を変更したい」と申し出ていたためで、WBC、JBC、長谷川陣営了承のもと、結局WBO王者は当初の青色から白地に赤、緑の入った“メキシコ・カラー”を使用することになった。レイジェス社製8オンスに変更はない。グローブチェックを終えたモンティエルはコンビニで買ったミートスパゲティをほおばった。
WBC・S・バンタム級戦は王者西岡利晃(帝拳)、挑戦者バルウェグ・バンゴヤン(比国)ともに55.3キロ。西岡は好コンディションをうかがわせる体つき。写真撮影で拳を向けてきたバンゴヤンに負けじと自分の拳を相手のアゴ付近にもっていくなどプライドを感じさせた。計量を終えたバンゴヤンはカップヌードルと食パンをおいしそうに食べていた。
4選手ともこの日の検診結果も問題なし。明日は期待どおりの好ファイトが見れそうだ。
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