2010年4月26日月曜日

「殺しの女王」ケンティキアン、2-1でV12


 24日ハンブルクのWBO世界L・ヘビー級タイトル戦と同じリングで行われた女子世界フライ級タイトルマッチは、WBA・WBOの2団体が認定する王者スージー・ケンティキアン(ドイツ)が登場。ハルミッヒ引退後ドイツの女子で実力・人気ともトップのケンティキアン、この日は不敗のWIBAインター王者ナディア・ラウィ(ドイツ)と大接戦。小柄のファイターの両者は果敢に手を出し合ったが、試合は判定に持ち込まれ、2-1でケンティキアンの手が上がった。
 スコアは、2人のジャッジが96-94、96-95でケンティキアンの勝ち、残る1ジャッジは逆に96-94でナディアの勝ちだった。
「キラークイーン」の異名を持つケンティキアン(22)はこれが12度目の王座防衛。27勝16KO負け知らず。一方のラウィ(24)は11勝3KOで初黒星(1分)。
 写真はケンティキアンの右がヒットした場面=PHOTO/SUMIO YAMADA=

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