スパイダー根本こと根本重光さん(59)が会長を務めるスパイダー蓮浄院(れんじょういん)ボクシングジムが埼玉県川口市のJR蕨駅近くにオープンした。
日本フェザー級王座13回連続防衛(通算14度)の記録を持つ根本さんは、引退後草加市役所に勤務しスポーツ振興を担当してきたが、定年前に退職しボクシング界にカムバック。地元の住職で葬儀社などを経営する事業家・斎藤浄寛さんと知遇を得て、「青少年育成」を看板に掲げたジムの運営にタッグを組んで当たることになったもの。4日のジム開きには、大橋秀行全日本協会会長、ガッツ石松、輪島功一、渡嘉敷勝男の元世界チャンピオンらボクシング関係者や、根本会長の前の職場の繋がりで教育関係者も多く駆けつけ、根本さんの門出を祝福していた。
根本会長は「チャンピオン育成はもちろんですが、それだけでなく、地域密着型のジムとして、子どもからお年よりまできてもらえる寺子屋のようなジムをやりたい」。斎藤さん(マネジャー兼後援会長)も「日本一まじめなジムにしたい」。早くも“寺子屋ジム”のキャッチフレーズがついた。
他のスタッフには、昨年暮れに引退したばかりの元ミニマム級世界ランカー、松本博志(32=元角海老宝石ジム所属)と、山崎誠一朗(31=大阪外国大でアマ経験)の両氏がいずれもトレーナーを担当する。正式な営業開始は19日になるが、それまで無料で1日体験を受け入れている。
スパイダー蓮浄院ボクシングジムは、埼玉県川口市芝新町7-12(☎048-269-9013)。写真は右から斎藤マネジャー、根本会長、松本トレーナー、山崎トレーナー(アマ)。
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