2011年7月31日日曜日

松尾-菅能戦は負傷ドロー 北九州の試合

 31日福岡県北九州市の西日本総合展示場で行われた松尾佳彦(YANAGIHARA)-菅能克彦(ヤマカワスポーツ)のS・バンタム級10回戦は、偶然のバッティングで松尾の左眼上が切れ、試合続行不能となったため、4回36秒でストップがかかり、規則により負傷引き分けが宣告された。
 この日は西部日本新人王戦の3階級の準決勝戦(4回戦)が行われ、下記の結果となっている。勝者は8月14日宮崎市の試合で決勝戦に臨む。
SB級 小澤有毅(筑豊) 判定 饒平名知行(平仲BS)
Fe級 中尾正茂(三松スポーツ) 判定 ドラゴン大城(具志川)
SF級 奥村健太(本田フィットネス) 判定 高橋創(YANAGIHARA)

WBC、ブラッドリーの王座はく奪 モラレス-バリオスで決定戦

 WBCはスーパー・ライト級王者ティモシー・ブラッドリー(米)のマネジャー、キャメロン・ダンカンへ書簡を送り、ブラッドリーの王座を剥奪することを通達した。理由には1月末にデボン・アレキサンダー(米)との統一戦を制してWBC王座を獲得したブラッドリーが、ルールで規定される6ヶ月を過ぎても防衛戦を行っておらず、現状ではその予定もないことをあげている。
 7月にWBA王者アミール・カーン(英)との3冠統一戦が予定されたブラッドリーだが、交渉は成立せず、カーンはIBFチャンピオン、ザブ・ジュダーと対戦した。ブラッドリーはプロモーターたちから契約不履行で裁判に訴えられており、即リング登場は困難な状態。ブラッドリーは今回が2度目のWBCベルト剥奪となった。もう一つ保持するWBO王座に関しては、まだ剥奪の動きはない。
 空位の王座はランク3位のエリク・モラレス(メキシコ)-元J・ライト級王者ホルへ・バリオス(亜)によって争われる。この決定戦は9月17日ラスベガスで行われるメイウェザー-オルティスのカードに組み込まれることになった。しかし両者のS・ライト級での実績やランクなどから、かなり強引な決定戦と見る向きが多い。

ロリー王者復活 ジェロッピをKO


 31日、神戸サンボーホールで行われたOPBFバンタム級王座決定戦は元王者で現2位のロリー松下(カシミ)が1位ゼロフィット・ジェロッピ瑞山(千里馬神戸)に圧勝。4度のダウンを奪い、8回58秒KO勝ちした。この王座はマルコム・ツニャカオ(真正)が返上し空位となっていたもの。
 フィリピン対決はロリーが右強打で2度のダウンをマークする波乱の幕開け。先制されたジェロッピは立て直しを図ったが、6回にまたしても右を合わされてダウン。迎えた8回、今度は左アッパーで倒されると、立ちあがったもののフラリ。ここでジェロッピ陣営からタオルが投入された。
 もともとロリーはジェロッピとフィリピン時代に同じジムで練習した間柄。それだけに「試合をするのはさびしい」と心中を告白したが、「でも勝っても、負けても友だちだと話していた」という。圧勝で王者復活を果たし、「もう一度、世界チャンピオンに挑戦したい」と勝者は語った。
 セミではベルト奪取に執念を燃やすベテラン、玉越強平(千里馬神戸)が再起戦。森本一春(江坂)にほぼフルマークの8回3-0判定勝ちをおさめた。

前王者鈴木、まさかの判定負け


 鈴木しくじった――名城戦前座に登場した前日本ミドル級チャンピオン鈴木哲也(六島)が元新人王の新藤寛之(宮田)に8回3-0判定負け。ウェルター級転向2戦目でまさかの敗北を喫した。
 ジャブの差し合いではじまったサウスポー対決は、新藤がうまく鈴木にパンチを合わせてポイント奪取。鈴木もプレッシャーを強めるが、脚があまり動かず、新藤を捕まえきれない。77-76が2者に78-76のスコアで新藤が勝利した。最新ランキングで日本ウェルター級2位に転向した鈴木だったが、2階級制覇挑戦を前に足もとをすくわれてしまった(26勝16KO10敗)。殊勲の新藤は9勝2KO1敗。
 この日行われたもうひとつの8回戦は佐藤成吾(松田)が高田小次郎(六島)に3-0判定勝ちした。

シュメノフ、ラスベガスでV3 WBAL・ヘビー級


 29日(現地時間)ラスベガスで行われたWBA世界L・ヘビー級タイトルマッチは、チャンピオンのベイブート・シュメノフ(カザフスタン)が同級15位ダニー・サンチャゴ(米)の挑戦を9ラウンド46秒TKOに撃退し、3度目のベルト防衛に成功した。
 試合は元トップ・アマチュアからプロ入り以来ラスベガスをホームとするシュメノフが終始優位に立つ一方的な展開、最後は9ラウンド、ノンストップ連打でサンチャゴが防戦一方になったところで、主審がストップをかけた。シュメノフには楽な防衛戦で、4年前にゾルディ、ターバーと世界戦で連続TKO負けしたサンチャゴ(38)の挑戦資格に首を傾げる声も。
 試合後、リングサイドで観戦した前王者ジャン・パスカル(カナダ)と互いに対戦をアピールしていた。シュメノフ(27)はこれで12勝8KO1敗。
※写真はサンチャゴを激しく攻め立てるシュメノフ =PHOTO/SUMIO YAMADA=

名城、上々の再起戦 比国新鋭に判定勝ち


 前WBA世界S・フライ級チャンピオンの名城信男(六島)が30日、大阪市・住吉区民センターで再起戦を行い、WBOフライ級9位のレイ・ペレス(フィリピン)に3-0判定勝ちした。名城は2月にWBC王者トマス・ロハスに挑んで以来の試合。
 相手のペレス(20歳)は11戦不敗の新鋭。初回からスムーズな右ストレートを打ってきたが、この日の名城は左ジャブをうまく使い攻撃リズムを構築する。得意の左ボディーと同時に打ちかかるような右も披露し元世界王者の貫録を見せつける内容だった。終盤はKOの期待も高まったが、これは耐えたペレスもほめるべきか。結局ダウンシーンはないまま試合終了のゴング。97-94が2者に99-92のスコアで名城の勝利だった。
「倒したかった」と名城は悔しがったが、「今回はKOより、ジャブを突いてしっかりボクシングでポイントを取りたかった」とも。これまでとひと味違ったところを見せ、「少し自信になった。もう一度、上を目ざしたい」と宣言した。

2011年7月30日土曜日

ディブが新王者に 空位のIBFフェザー級

 29日シドニーで行われた空位のIBF世界フェザー級王座決定戦は、同級3位のビリー・ディブ(豪)が同2位のホルヘ・ラシエルバ(メキシコ)に3-0判定勝ちを飾り、新チャンピオンとなった。前に出ようとする相手に対し、ディブは終始左右のコンビネーションを決めてポイントをリードした。ラシエルバはバッティングで両目上をカット。判定は2ジャッジが119-109、118-108と大差をつけたが、残るタイのジャッジだけは115-112の少差だった。
 ディブ(25)は09年のWBO王座挑戦に続きこれが2度目の世界戦。2009年には山口賢一(元大阪帝拳)と対戦し、1回に2度ダウンを奪われながらこの回ノーコンテストになり物議をかもしたこともあった。32勝19KO1敗1NC。
 なおこの王座は、ユリオルキス・ガンボア(キューバ)が保持していたが、3月ホルヘ・ソリス相手の防衛戦で、試合当日の再度計量に応じなかったため、IBF独自のルールでタイトルをはく奪されていたもの。ガンボアはホルヘ・ソリスを倒し同時に保持していたWBA王座のみを防衛していた。

2011年7月28日木曜日

三迫一門会—石田圧勝

28日後楽園ホール、三迫一門会のメイン8回戦はバンタム級8位・石田将大(本多)が橋本浩次(国際)に2回TKO勝ち。石田は初回に左フックでダウンを奪い、2回鼻血まみれの橋本に右を痛打してストップしている。
セミは濱中優一(国際)—山口隼人(チーム10カウント)戦は7回負傷判定となりドロー。序盤は昨年の新人王・山口が右カウンター、左ボディーブローで先行するもスローダウン。濱中がショートを連発してペースを引き寄せる。6回にホールドで減点された山口が7回、バッティングで左眉から出血して試合はストップ。オフィシャルの判定は三者三様で引き分けとなった。

内藤律樹デビュー戦決まる 9.30メインの6回戦


 アマチュアの高校3冠王からプロ転向した内藤律樹(E&Jカシアス)のデビュー戦が9月30日後楽園ホールで行われることが決まった。ライト級契約の6回戦で、相手は小野木崇文(大一スペースK)。この日のメイン・イベントとして予定されている。
 内藤律樹(20)はカシアス内藤の名で活躍した元東洋ミドル級王者で現E&Jカシアスジム内藤純一会長の長男。今回の試合については、「相手については全然情報がないので分かりません。まず、スタミナの強化を考えて練習しています」と語っている。アマ戦績60勝9敗。5月のプロ・テストでB級(6回戦)に合格していた。理想のボクサーは同じサウスポーのマービン・ハグラー(元世界ミドル級王者)。当面の目標は「日本ランキングに入ること」だそうだ。※写真は父純一会長を師としてプロの王座目ざす内藤律樹

2011年7月27日水曜日

中学生森坂、準決勝進出ならず アマ・ジュニア世界選手権

 カザフスタンのアスタナで開催中のAIBA第2回ジュニア世界選手権大会には日本から7選手が参加していたが、唯一勝ち残っていたフェザー級の森坂嵐(大阪・長尾中3年・15歳)が27日の準々決勝でホン・インピョウ(韓国)と対戦し、10-17のポイント負けを喫し、惜しくもメダルを逸した。
 森坂は1回戦不戦勝の後、25日の2回戦ではコズベコフ(キルギスタン)に15-9でポイント勝ちしていた。
 他の5選手は残念ながら予選敗退している。L・フライ級井上拓真(神奈川・綾瀬西高1年・15歳)は初戦でアリベコフ(キルギスタン)に12-10の僅差でポイント勝ちし初戦突破したが、2回戦ではナミビエフ(ウズベキスタン)に11-8で惜敗していた。なおライト・バンタム級(52kgリミット)に出場するはずだった北浦龍馬(長崎・諫早中3年・14歳)は、資格年齢に4日足りないことが判明したため、規則により出場できなかったという。

カネロ-ゴメス メイウェザー戦と同日ロスで対決


 メキシコのニューアイドル、WBC世界S・ウェルター級王者サウル“カネロ”アルバレスとコットの王座に挑戦歴を持つアルフォンソ・ゴメスの発表プレゼンテーションが26日(現地時間)ロサンゼルスのダウンタウンで開催された。試合は9月17日、ロサンゼルスのステープルズ・センターで挙行される。
 アルバレスは6月のライアン・ローズ戦に続く2度目の防衛戦。今回も米ビッグベアでキャンプインする予定だ。一方のゴメスはアルバレスと同じグアダラハラ出身ながら、育ちはロサンゼルス。普段は物静かだが、この日は即興のラップミュージックでカネロを挑発。それを目の当たりにしたアルバレスは「私はボクサー。リングで決着をつけたい。ピエロではない。真剣に試合に取り組みたい」と対抗した。
 試合当日はラスベガスでメイウェザー-オルティス戦が行われ、放映するHBOはこのアルバレス-ゴメス戦と2元中継で全米に流す予定になっている。
※写真は記者会見で対峙するカネロ(左)とゴメス =PHOTO/SUMIO YAMADA=

IBF王者ソリス盗難被害 ベルトも奪われる

 IBF世界J・フライ級チャンピオン、ウリセス“アーチー”ソリス(メキシコ)がとんだ被害を被った。先週土曜日23日夜、留守中にグアダラハラの自宅に泥棒が入り、貴重品や現金を盗まれたのだ。
 本人によると、盗まれたのは2本のIBFタイトルベルト(ソリスは2度王者に就いている)、1万ドル(約80万円)の現金、アイ・フォーン、アイ・ポッド、ラップトップ、デジタルカメラにIBF総会で贈呈された金の指輪。「何と言ってもベルトが痛い。なぜなら私の努力の結晶だから。あれらは売却できる品物ではない。とても特別なもので、何とかして取り戻したい」と泣きが入っている。

ドネア、トップランクと4年契約 10月復帰濃厚

 バンタム級WBC&WBO統一チャンピオン、ノニト・ドネアが復帰の障害となっていた契約問題を解決。10月をメドにリングに立てることになった。
 ドネアは2月、センセーショナルな2ラウンドKO勝利でフェルナンド・モンティエルを破り、2本のベルトを獲得したが、翌月ゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)と電撃サイン。しかしそれまで彼の試合をプロモートしたトップランク社からGBPとの契約は無効だと訴えられ、リングに上がれない状態が続いていた。
 その後、仲裁調停で保有権利を認められたトップランクがドネアに翻意を求め、再契約の交渉に入っていた。そして月曜日25日(現地時間)ラスベガスのトップランク社のオフィスで同社社長トッド・ドゥボーフ(アラムCEOの子息)、ドネア、キャメロン・ダンキン(マネジャー)、ドネアのラケル夫人(共同マネジャー)の4人が集まり、正式に同社との4年契約が締結された。
「トップランクとの和解が発表されて、ものすごくハッピーだ。同時に10月にリングに戻れそうでエキサイトしている。これからボクシングに専念できるのが何よりです」とドネア。
 具体的な復帰スケジュールに関しては「ここ数日中に決まるだろう」(ドネア)というから楽しみ。試合のテレビ放映を巡ってHBOとショータイムが争奪合戦を繰り広げそうな雰囲気だ。

10.1.ラスベガスで西岡-マルケス戦決定


「マルケスは世界的に知られているスゴいボクサー。ラスベガスで戦えるなんて、本当にワクワクします」。長年の夢が実現することになり、チャンピオンの西岡は何度も「ワクワクする」と口にして喜びをあらわした――WBC世界S・バンタム級王者西岡利晃(帝拳)の7度目の防衛戦が、10月1日(日本時間2日)米国ラスベガスで、元2階級王者(現同級2位)のラファエル・マルケス(メキシコ)を相手に行われることが決定し、26日正式に発表された。試合は数々の大試合を手掛けたラスベガスの巨大ホテルMGMグランド・ホテル&カジノで行われ、WOWOWがこれを2日昼から日本に生中継する(無料放送)。
 日本の世界チャンピオンがラスベガスで防衛戦を行うのはこれが初めて。西岡は09年メキシコのジョニー・ゴンサレス戦に次ぐ海外防衛戦。相手のラファエル・マルケス(36)は11月にパッキアオと対戦が予定されるフアン・マヌエル・マルケスの弟で、バンタム、S・バンタムの元世界王者。40勝36KO6敗のレコードが示すように左右両拳に必殺パンチを秘めるメキシカン・パンチャー。スリリングなKO戦が期待される。
 前日(25日)に35歳の誕生日を迎えた西岡が勝てば、内藤大助の34歳8ヵ月という日本人世界チャンピオンの最高齢防衛記録を抜くことになる。これについては「記録は気にしていない。結果として勝って記録になるのはうれしい。ボクサーの年齢も最近は伸びている。まだできるということを証明します」と力強いコメント。「これまで以上の試合にしたい」と結んだ。
※写真はWOWOWで開かれた記者会見に出席し、マルケス戦の抱負を語るチャンピオン西岡

2011年7月25日月曜日

異色のプロモーター、ブッチ・ルイス急逝


 米国の異色プロモーター、マネジャーとして知られたブッチ・ルイス氏が23日朝急性心不全のため亡くなった。まだ65歳の若さだった。死亡場所等詳しい情報は伝えられていない。
 フィラデルフィア出身。1970年代にこのビジネスに関わり、モハメド・アリ、ジョー・フレージャーらの大物と親しくなったことから2人のプロモートにも参加した。しかしルイスの存在を一番有名にしたのは、レオンとマイケルのスピンクス兄弟を手掛けたことで、1988年のマイケルとマイク・タイソンの世界ヘビー級チャンピオン統一戦を実現させた時には、マイケルに当時としては破格の1350万ドルの報酬をもたらした。
 風変りでカリスマがかった個性の持ち主として知られ、試合でリングに登場する際には、タキシードの下に何も身につけないのがトレードマークだった。一時はドン・キング、ボブ・アラムに続く存在と目されたこともあったが、近年ブッチ・ルイス・プロダクションはボクシングから、音楽の世界にシフトしていたという。
 ルイス氏の訃報を受けて、23日ラスベガスのカーン×ジュダーの世界S・ライト級チャンピオン統一戦の行われたラスベガスの会場では、試合前に追悼の10カウントが打ち鳴らされた。
※写真は2008年ニュージャージーで催されたパーティで表彰されたルイス氏(左)。右は著名な国際審判のハロルド・レダーマン氏 =PHOTO/RAY BAILEY=

カーン、ジュダーを5回KO S・ライト級統一戦


 23日(現地時間)ラスベガスで行われた注目の世界S・ライト級チャンピオン統一戦は、WBA王者のアミール・カーン(英)がIBF王者のザブ・ジュダー(米)を5回2分47秒KOに沈めてこの階級2本目のベルトを獲得した。
 KOブローは右のボディーショット。ちょうどベルトラインに打ち込まれ、ダウンしたジュダーはそのままドラクリッチ主審に10カウントを宣告され勝負が決まった。敗者は試合後「ロー・ブローだった」と訴えたが、これは反則打とは認められるものではなかった。それまでもカーンが優勢に試合を進め、ジュダーは守り主体の試合を強いられていた。4回まで、毎回カーンがポイントを奪っていた。
 これでカーンは26勝18KO1敗。ジュダーは41勝28KO7敗。
※写真はジュダーに右を決めるカーン =PHOTO/SUMIO YAMADA=

2011年7月24日日曜日

山口11回TKO負け WBOフェザー級戦=詳報

 メキシコのシウダーオブレゴンで23日(現地時間)WBOフェザー級かチャンピオン、オルランド“シリ”サリド(メキシコ)に挑んだ元大阪帝拳ジム所属の山口賢一だったが、前半ダウンを奪われ、以後も王者に一方的に攻勢を許した末、11ラウンド2分50秒TKOで敗退した。サリドは初防衛に成功。
 中出トレーナー、高山勝成を従え、忍者のコスチュームでリングインした山口。しかし地元のサリドはボディー打ちからコンスタントなプレスで優勢。3回、王者が右を叩きこむと、山口は背中から横転する。ここを凌いだ山口だが、以後はワンサイドゲーム。時折手を出す挑戦者のパンチは手打ち気味で、サリドはノーダメージ。ボディーブローを中心とするサリドの重厚なアタックを食らい、各ラウンドを乗り切るのがやっと。低いダッキングからカエル跳び気味のパンチを放つシーンもある山口だが、途中、右マブタをカットしたこともあり、ポイント差は開くばかり。それでもダウンを拒否し、ハートとタフネスを証明する。しかし終盤11回、ボディー打ちでダメージを与えた王者がラッシュすると、山口はたまらず横を向き、主審が割って入った。
 サリドはリングサイドで観戦した前王者フアン・マヌエル“フアンマ”ロペス(プエルトリコ)との再戦に応じるもようだ。

ブルゴス意外な拙戦 大差勝利にも笑顔なし


 岡田-ローマン戦のメインは日本で長谷川穂積とWBCフェザー級王座決定戦を戦ったフアン・カルロス・ブルゴス(メキシコ。現7位)-元メキシコ王者のヒルベルト・サンチェス・レオン(メキシコ)の10回戦。
 これが長谷川戦から2戦目となるブルゴスがたびたび右の打ち降ろしをヒットするが、サンチェス・レオンは動じない。中盤、ボディーブローを交えて攻めるブルゴスが攻勢をかけるが、パンチの正確さを欠く印象。決定打を許さないサンチェス・レオンは逃げ切りを図るブルゴスにプレスを強め、試合終了。拮抗したスコアが予想されたが、公式スコアは98-92、100-90、97-93でブルゴスが支持された。
 ブルゴスは27勝19KO1敗。サンチェス・レオンは31勝11KO10敗2分。(三浦勝夫)
※写真はロープ際にサンチェス・レオンを詰めて攻撃を加えるブルゴス PHOTO/CATCH MIURA

岡田米国3勝目 2-1判定で熱戦制す


 元MTジム所属で、ロサンゼルスを拠点にファイトするフライ級、岡田隆志が22日(現地時間)ロサンゼルス近郊オンタリオのダブルツリー・ホテルに登場。ダニエル・ローマン(米)と116ポンド契約の4回戦を行った。
 昨年11月以来のリングとなった岡田。初回、ローマンの右が決まり、一瞬、劣勢に陥る。だがそこを旺盛な手数で切りぬけた岡田は左マブタ(2回)、右目(3回)とカットを被ったものの、顔面、ボディーへ連打を浴びせ、ローマンを押し込む。両者は最後まで激しいパンチで沸かせ、終了。スコアは2-1と割れたが、2者がフルマークの40-36で岡田を支持。もう一者は39-37でローマンだった。
 岡田はこれで4勝1KO1分。ローマンは2勝1KO1敗1分。
 試合3日前に決まったカード。それでも練習は欠かさず続行しており、「体力とスタミナには自信があった。それで負けたらダメだと思っていた」と勝者。負傷で最低2ヶ月リングに上がれないが、その期間、ビザ更新のため一時、日本帰国を予定。次回は10月ぐらいに6回戦でリングに立ちたいと言っている。(三浦勝夫)
※写真は勝ち名乗りを受ける岡田 PHOTO/CATCH MIURA

山口11回TKOで散る WBAフェザー級戦

 WBO世界フェザー級タイトルマッチは23日(現地時間)メキシコのソノラ州シウダー・オブレゴンで行われ、チャンピオンのオルランド・サギド(メキシコ)に同級12位の山口賢一(日本)が挑んだが、山口は11ラウンド2分50秒TKOで敗れた。
 当初予定された選手のケガで代役として選ばれた山口は、準備期間がなかったこともあり、ついにサギドの王座を脅かすことはできなかった。試合は3回にダウンを喫するなど一方的な展開。最後はラミレス主審がストップをかけ、山口の野望はついえた。JBCに引退届を出して活動してきた山口は、これがWBO初挑戦だった。17勝4KO2敗2分。
 勝者サリドはフアン・マヌエル・ロペスから王座を奪って以来これが初防衛戦。次は10月にもリングサイドで観戦した前王者ロペスとの因縁の再戦が予定されている。なお両者の公式体重はともにフェザー級リミットの126ポンドだった。

日体大が中大を撃退 明治は3部転落 入替戦で

 アマチュアボクシング関東大学リーグの1~3部入替戦が24日神奈川県藤沢市の神奈川体育センターで行われ、今季リーグ戦で1部最下位だった日本体育大学は、2部リーグ優勝の中央大学と対戦、これを6-3で撃退して1部の地位を確保した。一方2部最下位の明治大学と3部優勝の大東文化大学の入替戦は、4-3で大東大が勝ち、2部に昇格。かつての名門明治は3部に転落となった。

2011年7月23日土曜日

元王者内山真太郎監修『最強パンチ理論』


 最近は書店のスポーツコーナーにボクシングの入門書がめっきり少なくなってしまったが、そんな中でユニークなハウツー本が出た。元日本バンタム級チャンピオンで現在はフリーのトレーナーとして活躍中の内山真太郎さんが初めて監修した『最強パンチ理論』(スタジオタッククリエイティブ刊・1900円+税)。「近距離打撃編」という副題とともに「ボクシングの新常識・打たせずに打つファイトスタイル」と惹句も刺激的だ。
 「隠れた名トレーナー」として知る人ぞ知る存在の内山さん(65)は、世界のリングで何度も強豪と対戦した自らの現役経験に加えて、トレーナー、スポーツクラブのインストラクター等のキャリアも重ねる中でボクシングのより効果的なトレーニング法を研究してきた。「今のトレーナー、特にスポーツジムでボクシングを教えている人には間違ったことを平気で教えている人が多い」とコメントは辛口だが、根っからのボクシング大好き人間。本書はふんだんに写真を挿入して、理解しやすい本作りを心掛けている。

静ちゃん初の公式試合出場 9月の台北市杯

9月7日から11日まで台湾で開催される第1回台北市カップ国際トーナメントに日本アマチュアボクシング連盟は男子6名、女子3名の計9名の代表を派遣することを決めている。女子ミドル級のタレント“静ちゃん”こと山崎静代はこれまで国内で相手がおらず「認定チャンピオン」だったが、今回初めての公式戦に挑むことになる。
・男子
LF級   野邉優作(拓殖大学)
F級    田中一樹(龍谷大学)
B級    中澤奨(東京農業大学)
LW級   吉野修一郎(東京農業大学)
W級   皆川直輝(日本大学)
M 級   荒内俊樹(日本大学)
・女子
F級   新本亜也(クリエイティブジャパン)
L級   釘宮智子(平成国際大学)
M級   山崎静代(吉本クリエイティブエージェンシー)

大竹、鮮やかなTKO勝ち

 日本S・バンタム級2位まで上昇した大竹秀典(金子)がランカー対決を秒殺で制した。22日、後楽園ホールで同バンタム級7位の丸山有二(野口)と対戦し、初回2度のダウンを奪って1分30秒TKO勝ちしたもの。
 S・バンタム級契約で行われた一戦。まず仕掛けたのはウェイトオーバーをしていた丸山だった。ゴングと同時に大竹に左右連打を見舞う。これに大竹は持ち前のブロッキングからコツコツとショートのパンチを返して機をうかがう。そして丸山の攻撃の隙に左フックからの右ショートを直撃。アゴに被弾した丸山は倒れ、立ち上がったもののダメージ大。大竹の追撃で2度目のダウンを喫すると同時にストップがかかった。
 またセミでは日本S・バンタム級7位橋元隼人(ワールドスポーツ)が横枕敬治(フラッシュ赤羽)に8回3-0判定勝ち。互いに手数の少ない試合だったが、その中で橋元がクイックな右を当ててポイントを集めた。78-75、78-74、79-74のスコア。

2011年7月22日金曜日

細野—高山戦23日放送、テレ東

11日に行なわれた日本フェザー級タイトルマッチ、王者・細野悟—6位・高山和徳戦が、明日23日夕方4時55分からテレビ東京で放送される。試合は2回に王者のパワーが炸裂し、細野が快勝している。また大橋ジムのホープ原隆二の試合も放送される。解説は世界王者・内山高志と日本王者・八重樫東の拓大先輩・後輩コンビ。

ロハス、タイで防衛戦-WBC・S・フライ級



WBC・S・フライ級王者トーマス・ロハス(メキシコ)の次の防衛戦がタイで行われることが決定した。挑戦者はABCOのフライ級王者で現在WBC8位にランクされているスリヤン・ポーチョクチャイ(タイ)。試合は8月19日にタイ東北部のシーサケート県で行われる。この試合についてはタイで発表された後にメキシコ側から否定するニュースが流れるなど混乱があったが、すでに両者のプロモーターが契約を交わし、WBCも承認済み。日本で河野公平を破って現ベルトを戴冠、サムライ名城も下したトーマス・ロハスは5月に2回目の防衛戦も挑戦者モンテスを破っており、これが3度目の防衛戦。9月3日に地元メキシコでの防衛戦が予定されていたが、以前から対戦を働きかけていたタイのナコンルアンプロモーションと契約するに至った。
挑戦者のスリヤンはウィラポン・サハプロムの指導下で力をつけ、昨年10月にポンサックレックの持つWBCフライ級王座に挑戦し、あわやダウンを奪うかという健闘を見せたのの僅差で敗退。リマッチの声もあったものの階級を上げての挑戦となった。正式な記者会見はタイ・バンコクで25日に行われる。

加藤が丸山下す 

 角海老宝石ジムの日本ランカーがずらり出場した20日夜の後楽園ホール。メインはライト級5位の加藤善孝が同級7位・丸山伸雄(八王子中屋)に8回3-0判定勝ち。タイトル再挑戦に意欲を見せた。加藤はサウスポー丸山の変則的な左パンチに押される場面もあったが、クリーンヒットを避けながら右ブローでポイントを奪取した。
 セミでは日本ウェルター級6位の高山樹延が同級8位・千葉透(国際)に8回3-0の判定勝ち。長身のサウスポー相手に右をリードにして突破口を探った。千葉も左を上下に使って対抗したが、終盤のラウンドで高山が抜け出した感。2月の出田裕一戦からの再起に成功した。
 そのほか行われた8回戦の結果は日本フェザー級9位緒方勇希が長濱慎吾(セレス)に3-0判定勝ち。昨年新人王のコーチ義人は守﨑将己(キクチ)とダウン応酬の末判定勝ち。同じく新人王の関豪介は藤沢一成(レパード玉熊)と3回負傷引き分け。もう1試合、神埼宜紀は有馬啓祐(協栄)に判定勝ちだった。

2011年7月21日木曜日

山口、敵地で人気 王者サリドとサイン会



 日本人ボクサーとして初めてWBOタイトルに挑戦する山口賢一(同J・フェザー級14位)が現地時間19日、試合地メキシコのシウダー・オブレゴンに到着。挑むWBO世界フェザー級チャンピオン、オルランド・サリド(メキシコ)と試合PRのサイン会に出席した。
 オブレゴン市内のショッピングセンターで行われたイベント。地元のサリドはもちろん、山口にも子供たちを中心に多数のファンが群がり、人気者となった。 試合は今週土曜日23日夜、同市の多目的使用センターで挙行される。すでにオフィシャル陣もWBOより発表され、レフェリーはロベルト・ラミレス・ジュニア(プエルトリコ)、ジャッジはビクトル・サロモン(メキシコ)、ウィリアム・レーチ(米)、エルナンド・ステイデル(プエルトリコ)の3氏。
 テレビ中継はメキシコ向けがTVアステカ、米国ではFOXデポルテスが流す予定。=PHOTO/BOXING SCENE=




2011年7月19日火曜日

日本代表に井上ら8選手 世界選手権選考会

 世界選手権大会(兼ロンドン五輪予選)の代表選考試合が18日兵庫県西宮市の西宮香風高校体育館で行われた。最終日のこの日は7階級で前日の勝者同士が対戦。全試合終了後選考委員会が開かれ、各級の勝者にL・ヘビー級の岡田良綱(日大)を加えて8名を選び、9月にバクーで開催される世界選手権大会に派遣することになった。
 注目のL・フライ級は昨年の全日本決勝の再戦。スーパー高校生・井上尚弥が王者林田太郎との接戦を制して、13.7対11でポイント勝ち。前戦の雪辱を遂げるとともに念願の世界選手権出場を決めた。他は須佐勝明、清水聡、川内将嗣ら自衛隊体育学校所属のベテラン勢が安定した強さを発揮し、新鋭を抑えている。ミドル級は村田諒太が圧倒的に強く、鳴海に大差で判定勝ち。ウェルター級はジャカルタの大統領杯銀メダリストの鈴木康弘が全日本準優勝の井上岳志に文句ないポイント勝ち。
 この日唯一の波乱はライト級。初回に高校生王者藤田健児の左ストレートをカウンターされダウンを喫した中山翔太が、その後盛り返して10対9.3の僅差ポイント勝ち。昨年の全日本選手権決勝でやはりダウンを奪われポイント負けしていただけに、リベンジと世界選手権出場の切符を同時に手にして会心の笑顔。中山は前日も日大の同僚・戸田建樹を破って勢いに乗っていた。以下に試合結果をお伝えする。 
LF 井上尚弥(青陵高) P 林田太郎(駒大)
F  須佐勝明(自体校) P 青木貞頼(東農大)
B  清水聡(自体校) P 中澤奨(東農大)
L  中山翔太(日大) P 藤田健児(倉敷高)
LW 川内将嗣(自体校) P 高橋雄大(日大)
W  鈴木康弘(自体校) P 井上岳志(法大)
M  村田諒太(東洋大職員) P 鳴海友基(拓大)
・以下は敗者同士の対戦。6試合が予定されていたが、4試合は不戦。
LF 柏崎刀翔(日大) P 華井玄樹(東農大)
F  宮本昌季(関大) P 豊田大(東農大)


※写真上はミドル級戦で鳴海に右ストレートを決める村田。下は代表に選ばれた8選手(前列)




2011年7月18日月曜日

バーンズ、同胞を初回で撃沈 WBO・J・ライト級戦

 3度目の防衛戦に臨んだWBO世界J・ライト級チャンピオン、リッキー・バーンズ(英)が16日(現地時間)リバプールのエコー・アリーナで挑戦者ニッキー・クック(英)に初回1分33秒KO勝ちを飾った。
 このクラスの元王者クックだが、バーンズが最初に出したパンチで呆気なくダウン。現地からの報道では、ここでクックは“持病の”背中を痛めたという。続行に応じたものの、背中を気にする仕種を見せる挑戦者に、バーンズは2度ダウンを追加して早い仕事を終えた。
 昨年9月の戴冠以来ハイペースで防衛をこなすバーンズは32勝9KO2敗。クックは30勝16KO3敗。

マルケス兄電撃KO ロマゴンも圧勝



 マルケス兄がパッキアオ戦に向け、強烈デモンストレーション。16日(現地時間)メキシコ・カンクンのリングに登場したWBA&WBO世界ライト級王者フアン・マヌエル・マルケス(メキシコ)が元WBA世界S・フェザー級暫定王者リカル・ラモス(コロンビア)に初回1分47秒KO勝ちを収めた。
 探りあいの様相から、いきなりフィニッシュブローが炸裂した。マルケスがリング中央で放った右クロスをチンに浴びたラモスはロープ際に大の字。目をつぶって失神し、レフェリーはノーカウントで試合を止めた。マルケス(37歳)は53勝39KO5敗1分。パッキアオを意識してサウスポーを相手に選び、前哨戦を飾った。しばらくリングの横たわったラモス(26歳)は24勝18KO4敗。
 同じリングのWBA世界L・フライ級タイトルマッチは王者ローマン“チョコラティート”ゴンサレス(ニカラグア)が挑戦者オマール・サラド(メキシコ)に7回48秒TKO勝ちで2度目の防衛。初回2度倒したゴンサレスがコンスタントなアタックで断然優勢。右マブタをカットしたサラドにドクターチェックが入った後、7回王者の連打でサラドは3度目のダウン。続行に応じたが追撃を浴び、主審が割って入った。
 またマルケスの弟で元バンタム級&S・バンタム級世界王者ラファエル・マルケス(メキシコ)が同国のエドゥアルド・ベセリルに6回開始TKO勝利。4回に左フックで倒したマルケスに対し、ベセリルは6回開始ゴングに応じることができなかった。西岡利晃挑戦が話題に上るマルケスだが、この日の相手はオーソドックスだった。
=PHOTO/SUMIO YAMADA=

フックV7 元王者ガライと激闘 WBOクルーザー級

 WBO世界クルーザー級チャンピオン、マルコ・フック(独)は17日(現地時間)ミュンヘンで7度目の防衛戦を行い、同級15位で元WBA世界L・ヘビー級王者のウーゴ・ガライ(アルゼンチン)の挑戦を受けた。初回に倒した後は激闘を展開、最後は10ラウンドに右でガライをダウンさせたところでレフェリー・ストップ勝ちとなった。タイムは1分10秒。
 “キャプテン・フック”の異名を持つチャンピオンのフック(26)はこれで33勝24KO1敗。敗れたガライ(30)は34勝18KO6敗。

ビロリア地元ハワイで2階級制覇 WBOフライ級

 ベテランが地元リングで2階級制覇――17日(現地時間)ハワイのホノルルで行われたWBO世界フライ級タイトルマッチで、2位で元世界L・フライ級王者のブライアン・ビロリアが王者フリオ・セサール・ミランダ(メキシコ)に3-0判定勝ちを飾り、新チャンピオンとなった。初回にダウンを奪うなど文句ない勝利だった。
 ビロリア(30)は昨年1月にIBFのL・フライ級王座を追われて以来の世界王座。これで戦績を29勝16KO3敗とした。一方4度目の防衛に失敗したミランダ(31)は35勝28KO6敗1分。

井上・須佐・村田の金トリオ順当勝ち 世界選手権代表選考試合


 「第1次ロンドン五輪強化合宿」に日本のアマチュアのトップクラスが出場――世界選手権大会兼ロンドン五輪予選の派遣選手を選考するための試合が17日兵庫県西宮市の西宮香風高校体育館で行われた。初日のこの日はバンタム級の成松、ライト級の戸田がいずれも同僚に苦杯を喫する波乱もあったが、今月初旬ジャカルタで開催されたプレジデントカップで金メダルを獲得したLF級井上、F級須佐、М級村田らは順当に勝っている。7階級の勝者同士、敗者同士が明日最終日に対戦。試合終了後選考委員会が開かれ、9月に開催される世界選手権大会(五輪出場権がかかる)に派遣する選手を選出することになっている。この日の試合結果は下記の通り。
LF 井上尚弥(相模原青陵高) P 柏崎刀翔(日大)
LF 林田太郎(駒大) P 華井玄樹(東農大)
F  青木貞頼(東農大) P 宮本昌季(関大)
F  須佐勝明(自体校) P 豊田大(東農大)
B  中澤奨(東農大) P 成松大介(東農大)
B  清水聡(自体校) P 寺岡功太郎(津久見消防本部)
L  中山翔太(日大) P 戸田建樹(日大)
L  藤田健児(倉敷高) RSC3R 浅井大貴(近大)
LW  高橋雄大(日大) P 福森雄太(近大)
LW 川内将嗣(自体校) 棄権1R終了  斉藤一貴(東農大)
W  鈴木康弘(自体校) P 吉野修一郎(東農大)
W  井上岳志(法大)P 藤田孝洋(東農大)
M  鳴海友基(拓大) P 岡田良綱(日大)
M  村田諒太(東洋大職員) 棄権3R 荒内俊樹(日大)
※写真はバンタム級戦から。寺岡に長い右ストレートを浴びせる清水

2011年7月16日土曜日

マルケス兄、ラモスと前哨戦 ロマゴンも登場


 11月にパッキアオ戦を控えたWBA世界ライト級スーパー&WBO同級チャンピオン、フアン・マヌエル・マルケス(メキシコ)が明日16日(現地時間)メキシコ・カンクンで10回戦を行う。マルケスの相手は前WBA世界S・フェザー級暫定王者リカル・ラモス(コロンビア)が務める。
 前日15日行われた計量でマルケスは138ポンド(62.60キロ)、ラモスはS・ライト級リミットの140ポンド(63.50キロ)を計測した。マルケスが母国メキシコのリングに立つのは実に17年ぶりのことである。
 同じリングでは日本のファンにもおなじみのローマン“チョコラティート”ゴンサレス(ニカラグア)がオマール・サラド(メキシコ)を相手にWBA世界L・フライ級王座の防衛戦を行う。2人とも計量ではリミットの108ポンド(48.97キロ)だった。またマルケス弟、ラファエル・マルケス(メキシコ)が同国のエドゥアルド・ベセリルとフェザー級10回戦を予定している。こちらは噂される西岡利晃挑戦の前哨戦と位置づけられる。
=PHOTO/SUMIO YAMADA=

ムバイ、モロッコで落城 WBAウェルター級暫定戦

 14日(現地時間)モロッコのマラケシュで行われたWBA世界ウェルター級暫定タイトルマッチは挑戦者WBA13位イズマエル・エル・マスーディ(仏)が王者スーレイマヌ・ムバイ(仏)に最終12回ストップ勝ちを収め、ベルトを獲得した。
 試合は中盤までパンチの正確さで勝るムバイがペースを握っていた。しかし以降、手数とパワーが威力を発揮して挑戦者が挽回。ムバイ若干リードで迎えた12回、左目をカットして出血し、右ヒザも痛めた王者は、フランス在住のモロッコ人の軽いパンチをもらいダウン。立ち上がろうとしたものの、ヒザがいうことを聞かず、カウントアウトされた。KOタイムは2分19秒。
 番狂わせ戴冠のエル・マスーディ(33歳)は36勝14KO3敗。元WBA世界S・ライト級王者ムバイ(35歳)は39勝21KO4敗1分。この階級の正規チャンピオンにはワチェスラフ・センチェンコ(ウクライナ)が君臨する。

内山×粟生誌上で統一戦 BB8月号発売


 S・フェザー級の世界チャンピオン同士、WBA王者の内山高志(ワタナベ)とWBC王者粟生隆寛(帝拳)の統一戦が実現!? 15日発売のボクシング・ビート8月号誌上でトーク・ファイトを演じている。レフェリー役(司会)の飯田覚士さんに乗せられて勝(?)かなり大胆なトーク・バトルを展開。
 過去に1度、大学生の内山と高校生だった粟生はスパーで手合わせしたことがあるという2人。互いに相手をリスペクトしつつも、刺激的な発言も。以下は統一戦についての2人のコメントの触り――。
内山「決まればそらもう、勝つためにやりますし、勝つ気でいます」
粟生「もちろん決まったら……」
飯田「ぶっ倒しますと」
内山「カウンター打ち抜きますと言えよ(笑い)
 テレビの違いから統一戦の実現は簡単ではないが、これを読めば、フアンはますます2人の対戦を期待したくなることだろう。詳しくはBB8月号で!! 

2011年7月15日金曜日

アグベゴ-マレス仕切り直し 8.13ラスベガス決戦


 IBF世界バンタム級タイトルマッチ兼ショータイム主催のバンタム級トーナメント決勝が8月13日ラスベガスのハードロック・ホテル&カジノで挙行される。試合に先立って14日同ホテルで行われたプレゼンテーションで、王者ジョセフ“キングコング”アグベゴ(ガーナ)と挑戦者アブネル・マレス(メキシコ)が抱負を語った。
 両者は4月23日ロサンゼルスで対戦するはずだったが、空港に到着したアグベゴが坐骨神経を痛めてリングに上がることが出来なかった。今回はガーナ人はヘルシーな状態で登場できそうだ。「マレスのチームが辛抱強く待ってくれたことに感謝している。でも“スティル・チャンピオン!”とコールされるのは私だ」。対するマレスも「試合が中止されてから3週間休んだだけで練習を開始した。メキシコ人として20人目のバンタム級チャンピオンに就いて見せる」と話している。
 興行はアグベゴを擁するドン・キング・プロモーションとマレスのゴールデンボーイの協同プロモーションで開催される。※写真はキング・プロモーターをはさんで対峙するアグベコ(左)とマレス=PHOTO/GBP=

2011年7月14日木曜日

山口が23日メキシコでWBO王座挑戦

 WBO(世界ボクシング機構)の世界フェザー級チャンピオン、オルランド・サギド(メキシコ)が23日(現地時間)に予定している初防衛戦の相手に同S・バンタム級14位の山口賢一が急きょ指名された。13日メキシコの主催者側が発表したもので、試合はサギドのホームタウン、シウダー・オブレゴンで行われる。
 サギドは4月に人気王者フアン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)を8回TKOで攻略する番狂わせを演じてタイトルを獲得したばかり。WBOは日本が加盟していないが、元大阪帝拳ジム所属の山口は日本ボクシングコミッション(JBC)に引退届を提出後WBOの世界挑戦を狙って活動中。現在は大阪・守口市内で日本プロボクシング協会非加盟のフリージムの代表を務めながら現役を続けている。
「先週の土曜日に挑戦が決まったと知らされていた。相手はファンマに勝ってチャンピオンになった強豪なので簡単に勝つとは言えない。でも、一か八かで勝負します」。メキシコでひと泡ふかそうと意欲満々。
 王者サギドは当初マイク・オリバー(米)を挑戦者に選んだが、オリバーの負傷により山口を代役に選んだもの。主催者によるとサギド-山口戦の勝者は前王者ロペスと対戦することになるという。サギド(30)は35勝23KO11敗2分。山口(31)は17勝4KO。時差ボケを考えれば早く現地に入る方がいいが本人はスパー不足を解消したいと、ぎりぎりまで日本で調整するつもりという。

2011年7月13日水曜日

ビロリア2階級制覇に自信 地元ハワイでフライ級挑戦


 WBCとIBFで一度ずつ世界ライト・フライ級王座についたブライアン・ビロリア(米)が今週土曜日16日、WBO世界フライ級王者フリオ・セサール“ピンゴ”ミランダ(メキシコ)に挑戦する。試合はビロリアの地元ハワイ、ホノルルのブライズデル・アリーナで行われる。
 試合に備えてロサンゼルスでトレーニングを積んだ“ハワイアン・パンチ”ビロリア(30歳)は「モチベーションが上がっている。私はキャリアの終焉に差し掛かっているおり、いっそう勝つことの重要性を感じている」と抱負を口にする。ロスでは2人のメキシコ人トレーナーの指導でジムワークを積み、打倒ミランダに自信を見せる。戴冠戦もWBCはエリク・オルティス、IBFはウリセス・ソリスと王者はメキシカンだった。
 一方のミランダ(31歳)は王座決定戦でリッチー・メプラナム、最新の防衛戦でもアーデン・ディアレをストップしており、比国人と相性がいい。
WBOが任命したオフィシャルはレフェリーがジョー・コルテス(米)、ジャッジはロバート・バード、ルーベン・ガルシア(ともに米)、ダンレックス・タプダサン(比)。試合はフィリピンとメキシコで放送される予定。
 写真はロサンゼルスのワイルドカードジムで調整中のビロリア PHOTO/CATCH MIURA

長瀬が新チャンピオン 伊藤との拙戦制す 日本S・ライト級


 2月に亀海喜寛が返上以来空位となっていた日本スーパー・ライト級王座にようやく後継チャンピオンが誕生――。決定戦は12日後楽園ホールで日本同級1位長瀬慎弥(フラッシュ赤羽)と同2位伊藤和也(宮田)の間で行われ、拙戦の末2-1判定で勝った長瀬が新チャンピオンとなった。
 手数は伊藤。手打ちに近い軽打ながら終始出し続けた。これをかわしながら時折アッパー、フックと決める長瀬。しかし被弾も避けられず、どちらがペースを握っているともいえない乱戦模様で最後まで進んだ。スコアは2人が97-94、96-95で長瀬の勝ちとしたのに対し残る1人は96-94で伊藤の勝ちとしていた。
 5年前に日本タイトル挑戦に失敗している長瀬は、「終わった時は負けたと思った。自分の力でなくみんなが勝たしてくれた」と正直な感想で初のベルト獲得を喜んでいた。試合内容はほめられたものではないが、9ヵ月のブランクも割り引く必要があろう。2月に予定された試合は亀海の急病で中止、3月と17日に設定された決定戦も、直前に発生した東日本大震災により延期になっていた。
※写真は接近戦で伊藤(右)に左フックを決める長瀬

2011年7月12日火曜日

細野、高山一蹴しV3 日本フェザー級戦

 日本フェザー級タイトルマッチは11日、後楽園ホールで行われ、チャンピオン細野悟(大橋)が挑戦者の日本同級6位高山和徳(船橋ドラゴン)を2ラウンドTKOに下して3度目の防衛を果たした。この回コーナーに追い込んで左右連打の猛攻でフィニッシユに持ち込んだ。
 これを世界挑戦のきっかけにしたい細野は「決まれば応援よろしくお願いします」とリングの上からファンに呼びかけた。(AS)

2011年7月11日月曜日

細野、高山を一蹴V3

11日、後楽園ホールの日本フェザー級タイトルマッチは、王者・細野悟(大橋)が6位・高山和徳(船橋ドラゴン)の挑戦を2回2分56秒TKOに退け、3度目の防衛に成功。細野は2回、左ショートアッパーで高山をダウン。再開後、ラッシュしてストップした。高山は眼か底骨折を負った。大橋秀行会長は細野の世界進出を明言している。

カサレス圧勝 3回でケリ WBA・S・フライ級戦

 メキシコのマサトランで9日(現地時間)挙行されたWBA・S・フライ級タイトルマッチは王者ウーゴ・カサレス(メキシコ)が同国人の挑戦者アルトゥロ・バディージャ(12位)に3回KO勝利。4度目の防衛に成功した。 格が違った。バディージャは、この日まで20勝18KO1敗というパンチャーだが、世界的な実力者との手合わせは皆無。初回、右構えで戦ったカサレスは2回からサウスポーにスイッチ。挑戦者より10歳年上のカサレス(33歳)は左を上下にヒットして優勢。そして3回、左ストレート一撃で倒した王者は同じパンチで2度目のダウンをゲット。3度目も左で沈め、見事なノックアウト勝ちを飾った。 「すべてジムワークの成果」というカサレス(35勝25KO6敗2分)は対抗王者のロハス、ミハレスそしてダルチニアン、亀田興毅に宣戦布告している。

米国V1の夢散る…下田逆転KO敗 WBA世界S・バンタム級


 下田の米国防衛ならず……9日(現地時間)米国アトランティックシティで行われたWBA世界S・バンタム級タイトルマッチで、チャンピオンの下田昭文(帝拳)は1位リコ・ラモス(米)の挑戦を受け、積極的に手を出して6回まで大差のポイントを上げ優位に立った。しかし中盤の7回、反撃に出たラモスの左フック一発をアゴに直撃され痛烈なダウン。辛くも立ち上がったが自分の体を支えることができず再び落下した。試合はこの回2分48秒KOにより新チャンピオン、ラモスの誕生となった。
 6回までのスコアは、60-54、59-55(2人)で下田が優勢だった。飛ばし過ぎ、りきみ過ぎから一瞬のスキを突かれて逆転打を浴びた下田は、「浮き足だっていたかな」とガックリ。米国本土のリングで日本人世界チャンピオンとして初の世界王座防衛を狙った下田の試みは好結果を出せずに終わった。本田明彦・帝拳ジム会長は「こういう舞台で150%の力を出せないと。もっとタフになってもらわないとダメ」と話した。写真は7回のダウンシーン PHOTO/RAY BAILEY
なお本日夜8時からのWOWOWで再放送がある。

2011年7月10日日曜日

ダウン応酬 宮城が判定勝ち 名古屋の試合結果

 10日、愛知県・名古屋国際会議場イベントホールにて行われた日本S・バンタム級6位 林翔太(畑中)と宮城竜太(大鵬)のフェザー級10回戦は、ダウン応酬の激しい試合となった。開始から積極的にジャブから右を繋げて仕掛ける林に対して、2回、宮城の左フックがカウンターでヒットすると、林は弾けるようにダウン。しかし6回には宮城がバランスを崩したところに林は右を合わせてダウンを奪い返した。終盤、動いて手数を出す林だが、強打を振るいながら前に出る宮城の圧力を捌ききれない。最終回、林は右を何度かヒットしたが、宮城は最後まで前進を止めなかった。採点は95-94、96-94、95-93のユナニマスで宮城を支持。応援に駆けつけた両親の前で勝利を飾った宮城は、リング上からタイトルマッチを呼び掛けた。≪S≫

2011年7月9日土曜日

東農大が連覇 日大を6-3で制す 関東大学リーグ戦終了

 アマチュアボクシング第64回関東大学リーグ戦の最終週は9日東京・後楽園ホールで行われ、1部リーグ注目の全勝対決は東京農業大学が日本大学を6-3でくだし、2年連続通算7度目の優勝を果たした。12月3日大阪府立体育会館第二競技場で関西学生リーグの覇者・関西大学と大学日本一を懸けて争うことになっている。
 この日東農大はバンタム級に上げた青木貞頼が佐藤貴則に勝ち、ライト級の成松大介も戸田健樹との好勝負を制するなどライト級までに4勝を上げた。迎えたL・ウェルター級で吉野修一郎が日大の高橋雄大との接戦を制し、ここで優勝を決めた。日大はミドル級で今季リーグ好調の岡田良綱が助川康兵を3回KOに破り一矢報いた。
 1部リーグの他の試合では、駒沢大学が5-4で日本体育大学に勝ち、拓殖大学は7-2で法政大学に勝ち。この結果、①東農大 ②日大 ③拓大 ④駒大 ⑤法大 ⑥日体大の順位となった。2部リーグ優勝の中央大学は、1部最下位の日体大と入替戦に臨む。
今月24日に神奈川県藤沢市善行の神奈川県立体育センターで。

下田-ラモス、いよいよゴング!


 9日(日本時間10日)、米国アトランティックシティで挙行されるWBA世界S・バンタム級戦の計量が8日、現地ホテルで行われた。
 チャンピオン下田昭文(帝拳)はアンダーの55.1キロ、挑戦者のリコ・ラモス(米国)はリミットちょうど55.3キロでパス。
「アキフミ・シュガー・シモダ!」――日本よりもショーアップされた計量、ラモスとのフェイス・オフも堂々とこなした下田は「こんなに遠くまで来て、黒人選手と殴り合えるのはワクワクする」と語った。
「限界になるぐらい練習して体の調子はいまのところバッチリ。あとは頭と精神を統一して、自分の持っているものをすべて出したい」
 計量後は日本から応援に駆けつけてくれたお母さん特製のちらしずしとおしるこを食べた。
 試合はHBOで生中継され、下田としてもアメリカのファンにアピールする大きなチャンス。
「自分が懸け橋になりたい。昔、野茂がアメリカに行ったように。タイミング的なものもありますけど、巡り合わせ、運命と思ってしっかりとやりたい」
 ボクシングファン注目のゴングはもうすぐ――。

快挙!! 日本団体優勝 井上・須佐・村田が金 銀も3 大統領杯成績

 インドネシアのジャカルタで開催されていたアマチュアボクシングの国際トーナメント、第21回プレジデントカップ(大統領杯)は8日最終日を迎え、男女とも決勝戦が行われた。日本は予選を勝ち抜いた6選手が出場し、男子で井上尚弥、須佐勝明、村田諒大の3人が勝ち金メダルを獲得。また団体としても同大会初の総合優勝を飾った。
 この大会はAIBA主管ではないものの、ロシアやカザフ、中国など世界の強豪を含む25ヵ国が参加。日本は9月の世界選手権、さらに来年のロンドン五輪に向けての重要なテスト試合と位置付け、選手12名、役員10名を派遣していた。この規模の国際大会で日本選手が一挙3人も優勝したのは近年にない快挙である。
・男子決勝(日本選手出場試合のみ)
LF級 井上尚弥(青陵相模原高) P23-10 C・バウティスタ(比)
F級  須佐勝明(自体校) P30-12 C・ツルグンバエフ(カザフスタン)
W級  A・クリンコフ(ロシア) P40-26 鈴木康弘(自体校)
M級  村田諒大(東洋大職員) RSC3回 A・アチロフ(トルクメニスタン)
・女子決勝(日本選手出場試合のみ)
F級  クゥ・シキ(中国) P18-18 新本亜也(クリエイティブジャパン)
L級  C・ガブリアル(豪) P31-18 釘宮智子(平成国際大) 

四ヶ所がメキシコで世界挑戦決定

 前OPBF(東洋太平洋)フライ級王者の四ヶ所麻美(フラッシュ赤羽)のWBC世界同級王者マリアナ・フアレス(メキシコ)に敵地で挑戦することが決定した--と8日フラッシュ赤羽ジムが明らかにした。試合は8月27日メキシコシティで行われる予定。
 四ヶ所(31)はWBC同級4位。5月に真道ゴー(真正)に判定負けしてOPBFタイトルを失ったばかり。7戦5勝3KO2敗。一方王者フアレス(31)は暫定王者の時も含めて8度も防衛している安泰王者。37戦29勝14KO5敗3分とキャリアも豊富。

2011年7月8日金曜日

下田順調 米国防衛戦、今日計量

 9日(日本時間10日)に米国アトランティックシティで防衛戦(対リコ・ラモス)に臨むWBA世界S・バンタム級王者・下田昭文(帝拳)は7日現地ホテルで会見を行い、あとは計量と試合本番を待つのみ。
 会見後に会場のボードウォークホール近くを散歩した下田は「すでに体重は作れています。調子も良いのであとは計量を待つだけです」と語った。
 計量は8日午後5時から行われる。

黒木、WBC女子ユース獲得

8日、福岡の九電記念体育館で行なわれたWBC女子ユースアトム級タイトルマッチは、黒木優子(関)がノンキャット・ロングレーンギーラコンケーン(タイ)を4回TKOに下して王者となった。黒木は2回、4回と左ストレートでダウンを奪い、ラッシュしてストップした。タイムは1分56秒。

和毅、大苦戦のWBCユース防衛

8日、福岡、九電記念体育館で行なわれた亀田和毅(亀田)のWBCユースバンタム級王座防衛戦は、99−93.99−93.98−93のスコアで王者がボーイ・ドンディー・プマール(比)を下した。しかし内容はサウスポーの挑戦者に王者は手数が出ずに大苦戦。後半ボディーブローで消耗させて帳尻をあわせたが、王者は「全然自分のボクシングができなかった」とうなだれた。
兄・大毅はチャッチャイ・モンソンジム(タイ)を2回に二度倒してKO勝ちしている。

2011年7月7日木曜日

フュチュールが女子3大世界戦

WBA女子世界ミニマム級王者・多田悦子を擁するフュチュールジムが9月22日後楽園ホールでトリプル女子世界タイトルマッチをプロモートすることになった。
カードは多田悦子が6度目の防衛戦でノンムアイ・ゴーキアットジム(タイ)を迎えるほか、5月にアナベル・オルティス(メキシコ)を痛烈にKOしてWBC女子ミニ・フライ級王者となった藤岡奈穂子(竹原&畑山)が1位カニタ・ゴーキアットジム(タイ)を相手に初防衛戦。カニタとは東洋王座決定戦以来(藤岡が判定勝ち)の再戦となる。
またWBAが新設したライト・ミニマム級(WBCアトム級と同じ102ポンドリミット)の初代王座を、安藤麻里(フュチュール)とアマラ・ゴーキアットジム(タイ)が争う。さらに、風神ライカ(竹原&畑山)が元王者のジェレナ・ムルドジェノビック(カナダ)とWBC女子S・フェザー級指名挑戦者決定戦。ライカはジェレナが王者だった当時に挑んで判定負けしており、今回雪辱と世界の扉を開けたいところだ。
竹原&畑山ジムとともに聖地・後楽園にビッグカードをそろえた平山会長は「女子を盛り上げたい」と語った。

細野-高山戦、テレビ東京で放送へ

 7月11日後楽園ホールで開催される日本フェザー級タイトルマッチ、細野悟-高山和徳戦がテレビ東京で放送されることが急きょ決まった。スケジュールは次の通り。
7月23日午後4時55分~5時15分
ゲスト解説に世界王者・内山高志&細野の同僚である日本王者・八重樫東の拓大先輩後輩コンビを招いての放送

2011年7月6日水曜日

最強後楽園2日目の結果

S・バンタム級は、4位・石本康隆(帝拳)が58−57.59−56.59−55のスコアで9位・長井祐太(勝又)に判定勝ち。S・フェザー級第1試合は金子大樹(横浜光=3位)と吉田恭輔(帝拳=8位)が58−57金子、58−58.57−57とドロー。2審判の優勢を得た金子が決勝進出を果たした。第2試合は、大村光矢(三迫)の負傷棄権で試合がなく、松崎博保(協栄)が決勝へ進んだ。
S・ライト級第1試合は、7位岩渕真也(草加有沢)が6位・小池浩太(ワタナベ)に4回TKO勝ち。第2試合は8位・麻生興一(角海老)が4位・方波見吉隆(伴流)に58−57.58−57.58−56の3−0判定勝ちしている。
アンダーカード6回戦には韓国遠征がキャンセルとなった新人王・林欽貴(E&Jカシアス)が登場。津田修吾(仲里・ATSUMI)に3回TKO勝ち。5回戦に出場した輪島大千(輪島S)は長島謙吾(角海老)に4回KOで敗れた。

2011年7月5日火曜日

最強後楽園開幕

日本タイトル挑戦権獲得トーナメント最強後楽園が5日に開幕。準決勝となる初日は3試合(6回戦)が行なわれた。
L・フライ級は、6位の木村悠(帝拳)が7位の瀬川正義(横浜光)を58−57(2人)、59−56のスコアで下した。同級別ブロックは田口良一(ワタナベ=2位)が久田哲也(ハラダ=3位)に判定勝ち。スコアは58−56(2人)、59−56。S・フライ級は帝里木下(千里馬神戸=9位)が杉田純一郎(ヨネクラ=8位)に58−57(2人)、59−57のスコアで判定勝ちした。明日は2日目が行なわれる。

内山ダウンさせた強打・元王者三浦が帝拳ジム移籍


 横浜光ジム所属だった前日本S・フェザー級チャンピオンの三浦隆司(27)が7月1日付で帝拳ジムに移籍した。4日帝拳ジムが明らかにしたもの。
 三浦は去る1月WBA世界同級タイトルに挑戦し王者内山高志を一度はダウンさせながら8回TKO負けに退いたのが最終戦。5月に宮川和則オーナーが急逝した後、石井一太朗会長と相談し、帝拳ジムへの移籍を希望していた。「(内山に)負けた直後は落ち込んで辞めようかとも思いましたが、また世界戦をやりたくなった。選手の意思を尊重して移籍させてくれた石井会長に感謝します」と三浦。1週間前から帝拳ジムで練習を開始しているが、まだ試合も担当トレーナーも決まっていない。
「一から出直しの気持ちです。帝拳ジムはチャンピオンがいっぱいいるので、とても刺激になる。今は毎日が新鮮で充実しています」
 今後はライト級に上げて試合をしていくことになりそうだ。

10月ラスベガス防衛に向け、王者西岡始動


 WBC世界S・バンタム級チャンピオンの西岡利晃(帝拳)の次期(7度目)防衛戦は10月にも米国ラスベガスで――帝拳ジムで練習を再開した4日、記者会見で明らかにしたもの。相手はまだ決まっていないが、ラファエル・マルケス(メキシコ)らビッグネームが候補に挙がっている。
「日本の世界チャンピオンがまだ1度も防衛していないというラスベガスで試合するだけでも、ワクワクする」と、チャンピオンは大乗り気だ。

2011年7月3日日曜日

西岡の指名挑戦者にベチェカ

 2日(現地時間)メキシコのサンルイス・ポトシで行われたWBC・S・バンタム級“ファイナル”挑戦者決定戦兼インター王座戦は、WBC2位シンピウェ・ベチェカ(南アフリカ)が1位ジョバニ“ルッソ”カノ(メキシコ)に3-0判定勝利を飾った。
 ブルファイター・カノに対し身長、リーチで勝るベチェカが左ジャブ、右ストレートを決めてリード。5回、左フックをクリーンヒットしたベチェカは以後も主導権をキープ。8回、左目付近をカットしたカノは血だるまになりドクターチェックを受ける。ストップがかかってもおかしくなかったが、そのまま続行。終盤ベチェカも顔面が腫れ、口から出血したが、カノの突進をかわして終了。スコアは3ジャッジ一致の116-112で南ア人の手が上がった。
 バンタム級時代、長谷川に挑戦したベチェカは24勝12KO1敗。カノは22勝17KO9敗4分。
 メインのWBCインター・フライ級タイトルマッチは王者エドガル・ソーサ(メキシコ)が挑戦者フリオ・パス(ウルグアイ)に初回KO勝ち。WBC1位ソーサはいよいよ次戦でポンサクレックに挑むことが濃厚となった。また負傷明けのリングとなった二世ボクサー、カルロス・サラテJr(メキシコ)がこれも初回でアドリアン・ロドリゲス(メキシコ)にKO勝ち。

ソトがベルト返上 S・ライト級へ


 6月25日に佐々木基樹(帝拳)を11ラウンド負傷判定で下し、4度目の防衛を果たしたウンベルト・ソト(メキシコ)が1日、正式にWBC世界ライト級王座を返上した。今後はS・ライト級王座をターゲットにキャリアを進行させる。
「WBCには感謝の言葉がありません。フェザー級、S・フェザー級、ライト級でチャンピオンに就き、緑とゴールドのベルトに誇りを感じます。今後は新しいゴールを目指して励みます」と心境を明かしている。
 ソトは9月にS・ライト級転向第1戦を予定。陣営の話では10回戦になるという。

マルケス一撃TKO勝ち WBAフライ級



 2日(現地時間)メキシコ・ソノラ州エルモシージョで行われたWBA世界フライ級正規王座タイトルマッチはチャンピオン、エルナン“タイソン”マルケス(メキシコ)が挑戦者エドリン・ダプドン(フィリピン)を3回TKOで下し、4月パナマでルイス・コンセプシオンから奪ったベルトの初防衛を果たした。
 モンティエル・ファミリーがセコンドに就いたマルケスがサウスポーから左を上下に放ってリード。昨年、同じメキシコでヘスス・ヒメネスを初回で倒す番狂わせで暫定王者に就いたダプトンも左ジャブ、固いガードで対抗。迎えた3回、左を痛打したマルケスがまたも左カウンターを見舞うと、ダプトンは腰からダウン。起き上がったものの、ダメージありと判断したラウル・カイースJr主審がストップを宣告した。タイムは1分49秒。
 マルケスは31勝24KO2敗。ダプドンは22勝13KO4敗。
=PHOTO/RAFAEL SOTO=

S・ウェルター転向の中川KO勝ち 

 2日夜の後楽園ホール、セミの8回戦に登場した元日本ウェルター級チャンピオン(現日本S・ウェルター級3位)中川大資(帝拳)は、インドネシアS・ウェルター級1位のバンバン・ルサディ(インドネシア)に4回20秒KO勝ちを飾った。
 初回は長身からジャブを頻繁に突いてアウトボクシングに徹した中川も、2回からは接近戦でサンドバッグを打つように攻撃。ルサディはもっぱら両手でカバーし防戦につとめ、時折左フックを返すが、試合は一方的な展開に。
 中川の飛ばし過ぎが心配されたが、これは杞憂に終わった。4回開始されると、ルサディはコーナーに立ったまま戦意を見せず。中村主審がカウントを10まで数え、試合終了。
「きっちり倒して勝ちたかった」と中川。それでもS・ウェルターに上げて減量苦から解放されたといい、「(日本&OPBF王者の)チャーリー大田選手に挑戦したい。勝てる自信があるんで……」と、2階級制覇への意欲をアピールしていた。中川は17勝13KO2敗2分。

亀田、V2戦はメキシカンと 8.31武道館


 亀田興毅(亀田)のWBAバンタム級王座防衛戦が2日、所属ジムで発表された。亀田は8月31日、日本武道館で8位挑戦者デビッド・デラモーラ(メキシコ)を迎える。
 デラモーラ(23歳)は23戦全勝16KOの右ボクサーファイター。亀田はデラモーラについて「KO率が高いしパンチがあるやろう」と戦績から推測。そして「上を目ざすんやったら、これぐらいの選手をKOしとかなあかん」ときっぱりと言った。
 ふだんの体重が増えている、という亀田だが、たしかに体つきがさらに厚みを増した印象。この日は会見後に体づくりのためのユニーク練習をいくつか公開した。

激闘! 三垣が川瀬を10回KO 東洋V3


 OPBF(東洋太平洋)ライト級タイトルマッチは2日夜後楽園ホールで行われ、チャンピオンの三垣龍次(M.T)が挑戦者同級3位の川瀬昭二(松田)を激闘の末10回2分31秒KOに下して3度目の防衛を果たした。
 3年ぶりに実現した2度目の挑戦に、川瀬は積極的なスタートを切り、三垣と打撃戦を展開。両者早い回から出血して、一進一退の我慢比べのような激闘となった。エンジンのかかりの遅い三垣も中盤から挽回。4、8回終了時に発表された途中採点もほぼ互角だった。
 終盤のヤマ場は9回に訪れた。川瀬の右カウンターを浴び、三垣は防戦におおわらわ。ここでグローブのテープがはがれて中断。これで三垣は息を吹き返した。続く10回、三垣が右ストレートから左を返すと、善戦の川瀬も力尽きたように倒れ、マーチン主審は立ち上がった挑戦者に10カウントを数えた。
 これで4連続KOの三垣は「いずれ荒川選手とやりたい。強い相手と戦いたい」と、挑戦を表明している日本王者・荒川仁人(八王子中屋)との対決を熱望した。
※写真は10回、川瀬をダウンさせる王者三垣

2011年7月2日土曜日

中国で殊勲 松本空位のABCO王者に


 6月28日、中国四川省会理県で行われたABCO(アジアボクシング評議会)S・バンタム級王座決定戦で、松本章宏(カシミ=写真)が地元のシアン・キモ(中国)を4ラウンドTKOに倒し、新チャンピオンとなった。
 帰国した樫見直幸カシミジム会長の話によると、松本は初回に右ストレートでシアンからダウンを奪うと、3回、4回にもダウンを追加。最後は相手側が棄権を申し入れて松本にチャンピオンベルトがもたらされた。
 ABCO(Asian Boxing Council=アジアボクシング評議会)はタイを中心としたWBC傘下の地域団体。ただし日本はOPBF(東洋太平洋ボクシング連盟)に加盟しているため、ABCOには加盟していない。
 松本(20)はロリー松下、中岸風太に続くカシミジム“第3の男”。ランキングのS・バンタム級には、OPBF11位に中岸が、日本11位にロリー(バンタム級でOPBF王座決定戦出場予定)がランクされているが、松本の名はない。戦績は9勝4KO1敗。この唯一の黒星は12月の全日本新人王決定戦でコーチ義人(角海老宝石)に判定負けしたもの。
 同じ中国のリングで日本のジム所属の2選手が8回戦に登場し、アルゼンチン人の日本S・バンタム級11位・ネストール・ウーゴ(トヤマ)・はアリエル・デルガド(比)に判定勝ち。フィリピン人のフェザー級ジョナサン・バート(カシミ)はパッジャイ・ヤングットジム(タイ)と引き分けに終わっている。

「西岡か下田に挑戦したい!」芹江、瀬藤の暫定王座吸収 日本S・バンタム級

 日本スーパー・バンタム級チャンピオン統一戦が1日、後楽園ホールで行われ、正規チャンピオンの芹江匡晋(伴流)が暫定王者・瀬藤幹人(協栄)を3-0の判定で下して正規王座の4度目の防衛を果たすとともに暫定との王座統一を成し遂げた。試合内容はいささか物足りなかったが、勝利に気をよくした芹江はリング上の勝利者インタビューで「できれば西岡さんか下田さんに挑戦したい」と帝拳の2世界チャンピオンへの挑戦意欲を表明した。(AS)

2011年7月1日金曜日

粉川、判定負け


1日、タイのハジャイで行われたWBC世界フライ級タイトルマッチは王者ポンサクレック・CPハーダオジムが粉川拓也(宮田)に判定勝ちで4度目の防衛に成功した。
粉川はスピードと手数で老獪な王者に挑んだが、アピールするパンチはポンサクレックが上。118—110.116—112.117—111のスコアだった。

アマ 大統領杯出場の男女12選手、ジャカルタへ


 インドネシアのジャカルタで開催される第21回大統領杯国際トーナメントに出場する日本選手団が、出発を前に東京・北区の「味の素ナショナルトレーニングセンター」で合宿練習を行い、調整を続けている。※写真は出場の12選手。
 男子は昨年度MVPの須佐勝明ら7名、女子は同じく技能賞の新本亜也ら5名の計12名。大学生はリーグ戦開催中のため含まれていないが、まずは日本のトップ選手ばかりだ。
 日本選手が男女揃って同一大会に出場するのは初めてのケース。ナショナル・チーム級の男女合同練習も異例のこと。昨年度最優秀選手・須佐勝明と優秀選手.新本亜也の男女のトップ同士がマスボクシングでパンチを交換するという珍しい場面もみられた。
 古くから行われてきたこの大統領杯。2004年のスマトラ島沖地震以降7年間の中断を余儀なくされていたが、今年ようやく再開にこぎつけた。そんな矢先の3月11日に東日本大震災が起きただけに、主催者は今回の日本の参加に驚き、歓迎の意を表明している。
 今度の大会は世界最強のロシアやカザフ、中国、インドなど国際大会の常連も含め25ヵ国がエントリーしている。7年前は日本の3選手が入賞したが、参加国数も増えた今回はどうか。しかし、最近国際大会での入賞が増えている日本のアマチュアボクシングだけに、大いに期待したい。
「うちは男女ともベスト。今回は9月の世界選手権の前の最後の国際大会でもあり、ロンドン五輪に向けたテスト試合としては時期的にも一番いい。強国もくるので、思い切った戦いをしてほしい」と、寺崎誠団長は語る。一行は明日2日午前の便で、ジャカルタに向け出発する。
出場選手――男子=LF級・井上尚弥、F級・須佐勝明、B級・清水聡、L級・藤田健児、LW級・鈴木康弘、W級川内将嗣、M級・村田諒太 女子=LF級・横田佳奈子、F級・新本亜也、B級・箕輪綾子、Fe級・藤野ちなせ、L級・釘宮智子。

「勝ってパッキアオとやる!」メイウェザー

 9月17日ラスベガスのMGMグランドで対戦が決まったフロイド・メイウェザー(米)とビクトル・オルティス(米)が前日のニューヨークに続き、29日夜(現地時間)ロサンゼルスでプレゼンテーションに臨んだ。
 ロスの大アリーナ、ステープルズ・センター正面の「ノキア広場」で開催されたイベント。ベルトを守る立場のWBC世界ウェルター級チャンピオン、オルティスはビッグネーム、メイウェザーを前に興奮気味だった。「メイウェザーは野獣だけど、私はモンスター。パッキアオ戦のことばかり取り上げられて私はシャク。勝って来年パッキアオとやるのは私だ。彼がボクシングすれば受けて立つし、打ち合いを望めば応戦する。フリオ・セサール・チャベスがロジャー・メイウェザーを倒したように、彼をノックアウトする」
 対する“マネー”メイウェザーは「9月17日はもう一つのアメージングな夜になる。私は打撃戦を実行し、アウトボクシングをする気はない。彼はまだ若く、重ねた勝利に怖さはない。でもまず今はビクトル。そして次はパッキアオだ」と対抗した。
 現時点の賭け率は7-1ぐらいでメイウェザー有利と出ている。

亀田大が公開練習 8日に無冠戦


 元WBAフライ級チャンピオン亀田大毅(亀田)が30日、練習を公開した。大毅は7月8日に福岡でノンタイトル戦を控えている(対チャッチャイ・モンソンジム)。
 この日はアマチュアの東洋大選手と6ラウンドのスパー。ステップを踏んで鋭い左リードを差しこみ、接近戦では左右を上下に打ち分けるなど、以前よりも攻防にリズムが感じられた。
「順調にきている。新しいスタイルを披露できればいいけれど」と試合に向けてコメントした。