2011年7月3日日曜日

西岡の指名挑戦者にベチェカ

 2日(現地時間)メキシコのサンルイス・ポトシで行われたWBC・S・バンタム級“ファイナル”挑戦者決定戦兼インター王座戦は、WBC2位シンピウェ・ベチェカ(南アフリカ)が1位ジョバニ“ルッソ”カノ(メキシコ)に3-0判定勝利を飾った。
 ブルファイター・カノに対し身長、リーチで勝るベチェカが左ジャブ、右ストレートを決めてリード。5回、左フックをクリーンヒットしたベチェカは以後も主導権をキープ。8回、左目付近をカットしたカノは血だるまになりドクターチェックを受ける。ストップがかかってもおかしくなかったが、そのまま続行。終盤ベチェカも顔面が腫れ、口から出血したが、カノの突進をかわして終了。スコアは3ジャッジ一致の116-112で南ア人の手が上がった。
 バンタム級時代、長谷川に挑戦したベチェカは24勝12KO1敗。カノは22勝17KO9敗4分。
 メインのWBCインター・フライ級タイトルマッチは王者エドガル・ソーサ(メキシコ)が挑戦者フリオ・パス(ウルグアイ)に初回KO勝ち。WBC1位ソーサはいよいよ次戦でポンサクレックに挑むことが濃厚となった。また負傷明けのリングとなった二世ボクサー、カルロス・サラテJr(メキシコ)がこれも初回でアドリアン・ロドリゲス(メキシコ)にKO勝ち。

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