バンタム級WBC&WBO統一チャンピオン、ノニト・ドネアが復帰の障害となっていた契約問題を解決。10月をメドにリングに立てることになった。
ドネアは2月、センセーショナルな2ラウンドKO勝利でフェルナンド・モンティエルを破り、2本のベルトを獲得したが、翌月ゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)と電撃サイン。しかしそれまで彼の試合をプロモートしたトップランク社からGBPとの契約は無効だと訴えられ、リングに上がれない状態が続いていた。
その後、仲裁調停で保有権利を認められたトップランクがドネアに翻意を求め、再契約の交渉に入っていた。そして月曜日25日(現地時間)ラスベガスのトップランク社のオフィスで同社社長トッド・ドゥボーフ(アラムCEOの子息)、ドネア、キャメロン・ダンキン(マネジャー)、ドネアのラケル夫人(共同マネジャー)の4人が集まり、正式に同社との4年契約が締結された。
「トップランクとの和解が発表されて、ものすごくハッピーだ。同時に10月にリングに戻れそうでエキサイトしている。これからボクシングに専念できるのが何よりです」とドネア。
具体的な復帰スケジュールに関しては「ここ数日中に決まるだろう」(ドネア)というから楽しみ。試合のテレビ放映を巡ってHBOとショータイムが争奪合戦を繰り広げそうな雰囲気だ。
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