メキシコシティで30日(現地時間)挙行された空位のWBO世界J・バンタム級王座決定戦はL・フライ、フライ、S・フライ級(暫定王者)の元王者ホルへ“トラビエソ”アルセ(メキシコ)がアンキー・アンコタ(インドネシア)を負傷判定で下し、4つ目のベルトをコレクションした。
「この試合に負ければ引退」と公言したアルセ。昨年、ダルチニヤンにストップされ、IBF王座挑戦でも完敗。それでもチャンスが巡ってくるのは人気者であるためだ。サウスポーのアンコタは試合の大部分の時間を脚を止めて自軍コーナーで対処。そこにアルセが仕掛けるパターンで推移。アルセに以前の迫力はなく、攻勢をかけるわりにはダメージを植え付けられない。とはいえラウンドを消化するたびにメキシカンの優勢は明らかに。7回バッティングで右マブタをカットしたアンコタにドクターストップがかかり、6回まで60-54が2者に58-56と3-0でリードしていたアルセの手が上がった。
2010年1月31日日曜日
ロマゴン圧勝 4回TKO勝ち
メキシコのプエブラ市で30日(現地時間)行われたWBA世界ミニマム級タイトルマッチは王者ローマン“チョコラティート”ゴンサレス(ニカラグア)が挑戦者イバン“ポーヨ”メネセス(メキシコ)を4回TKOで下し、3度目の防衛に成功した。防衛戦は判定続きだったゴンサレスが以前の凄みを見せ付けた。初回から攻勢をかけたニカラグア人は2回に入ると、ノンストップ連打で長身のメキシカンを圧倒。メネセスは早くも左目が塞がってしまう。3回、クリーンヒットを連発するゴンサレスに、メネセスはついにダウン。ゴングに救われたが4回、王者の猛攻を食らい戦意喪失気味。主審は続行を促すも、王者が滅多打ちにすると、ストップを宣告した。
ゴンサレス(22歳)は25勝21KO無敗。「統一戦を実現させたい。それが不可能なら108ポンド(L・フライ級)に上がるかもしれない」とコメント。メネセス(19歳)は14勝8KO6敗1分。
メイウェザー×モズリー 5.1対戦
パッキアオ戦が流れたフロイド・メイウェザー、アンドレ・ベルトとの統一戦がハイチの地震被害でキャンセルされたシェーン・モズリー。両者が対戦に合意した。期日は5月1日、会場はラスベガスのMGMグランド。モズリーの保持するWBA世界ウェルター級王座が争われる。
モズリーは代理人によると、1月29日(現地時間)ラスベガスへ出向き、契約書にサインした。メイウェザーの後見人も「すべての条件で我々は同意に達している。あとは細かいペーパーワークを処理するだけ」と太鼓判を押す。それが終了すれば、来週にも正式発表の報が聞かれるという。
血液検査に関してパッキアオに注文をつけ、試合が成立しなかったメイウェザーは、今回も抜き打ち検査を主張。モズリーはそれに同意している。それが交渉がスムーズに進展した理由だといわれる。
モズリーは代理人によると、1月29日(現地時間)ラスベガスへ出向き、契約書にサインした。メイウェザーの後見人も「すべての条件で我々は同意に達している。あとは細かいペーパーワークを処理するだけ」と太鼓判を押す。それが終了すれば、来週にも正式発表の報が聞かれるという。
血液検査に関してパッキアオに注文をつけ、試合が成立しなかったメイウェザーは、今回も抜き打ち検査を主張。モズリーはそれに同意している。それが交渉がスムーズに進展した理由だといわれる。
モラレスが再起宣言 3月アルファロと対戦?

元世界3階級制覇王者でメキシコのビッグネームの一人、エリク・モラレスが現役カムバックを宣言した。モラレスは29日(現地時間)メキシコ・プエブラで行われたゴンサレス-メネセス戦の計量に出席。その場で会見を開き、ナチョ・ウイサル・プロモーターの下、リングに上がる旨をメディアに伝えた。
モラレス(33歳)はパッキアオに連続KO負け後、当時のライト級王者デビッド・ディアスに挑戦したが判定負け。それを最後にグローブを置き、メキシコのオリンピック委員会の役員を務めたり、「ボックス・ラティーノ」という自分の会社を営んでいた。現役復帰の噂はあったが、以前と見違えるほど増量し、体調管理、ダメージを危惧する向きもある。
それでも「フアン・マヌエル・マルケスやアントニオ・マルガリートに比べれば、私はまだ若い。誰とやりたいとかではなく、ただアクティブな暮らしを送りたいだけ」と発言。ウェイトは142ポンド(S・ライト級超)ぐらいで登場したいと言っている。
早くもウイサル氏は復帰戦をセッティング。3月27日モントレイで、日本で小堀佑介と戦ったホセ・アルファロ(ニカラグア)と対戦することになった。果たして試合まで丸々と太ったボディーをどれだけ絞れるか、注目だ。
モラレス(33歳)はパッキアオに連続KO負け後、当時のライト級王者デビッド・ディアスに挑戦したが判定負け。それを最後にグローブを置き、メキシコのオリンピック委員会の役員を務めたり、「ボックス・ラティーノ」という自分の会社を営んでいた。現役復帰の噂はあったが、以前と見違えるほど増量し、体調管理、ダメージを危惧する向きもある。
それでも「フアン・マヌエル・マルケスやアントニオ・マルガリートに比べれば、私はまだ若い。誰とやりたいとかではなく、ただアクティブな暮らしを送りたいだけ」と発言。ウェイトは142ポンド(S・ライト級超)ぐらいで登場したいと言っている。
早くもウイサル氏は復帰戦をセッティング。3月27日モントレイで、日本で小堀佑介と戦ったホセ・アルファロ(ニカラグア)と対戦することになった。果たして試合まで丸々と太ったボディーをどれだけ絞れるか、注目だ。
2010年1月30日土曜日
シュメノフ2-1判定で戴冠 WBA世界L・ヘビー級王座

29日(現地時間)ラスベガスのハードロック・ホテル&カジノで行われたWBA世界L・ヘビー級タイトルマッチは、挑戦者で同級IBA王者のベイブ・シュメノフ(カザフスタン)が王者ガブリエル・カンピージョ(スペイン)にスプリット判定勝ち。プロ10戦目でメジャータイトルを手にした。
試合は懸命に右を上下に叩きつけるシュメノフにサウスポーのカンピージョがアウトからジャブ、コンビネーション、アッパーなど多彩なブローを浴びせる展開で推移。シュメノフのファイティングスピリットは最後まで衰えなかったが、王者の集中打で守勢を強いられるシーンも多く、スペイン人の勝ちは動かないと思われた。しかし公式スコアは一人が117-111でカンピージョを支持したものの、他の2人は115-113,117-111でシュメノフの勝ち。
この試合からGBPと契約したシュメノフは9勝6KO1敗。昨年8月、地元でカンピージョに挑み敗れたリベンジを果たした。カンピージョは19勝5KO3敗。
試合は懸命に右を上下に叩きつけるシュメノフにサウスポーのカンピージョがアウトからジャブ、コンビネーション、アッパーなど多彩なブローを浴びせる展開で推移。シュメノフのファイティングスピリットは最後まで衰えなかったが、王者の集中打で守勢を強いられるシーンも多く、スペイン人の勝ちは動かないと思われた。しかし公式スコアは一人が117-111でカンピージョを支持したものの、他の2人は115-113,117-111でシュメノフの勝ち。
この試合からGBPと契約したシュメノフは9勝6KO1敗。昨年8月、地元でカンピージョに挑み敗れたリベンジを果たした。カンピージョは19勝5KO3敗。
セミでは元トップアマ、エリスランディ・ララ(キューバ)がグレディ・ブリュワー(米)に最終10回2分44秒TKO勝利。
写真はシュメノフ㊧―カンピージョ戦=photo/Sumio Yamada=
WBAミニマム級戦計量
2010年1月29日金曜日
動機は亀田へのリベンジ-内藤再起を宣言
亀田興毅に王座を譲り、去就が注目されていた前WBC世界フライ級チャンピオン内藤大助が29日都内で会見し、現役続行することを明らかにした。「モチベーションは亀田君に対するリベンジ。(前回の試合を振り返って)勝てないことはない。そのためにまた努力します」ときっぱり。内藤のマネジャーである宮田博行会長は「再起の気持ちは今日ここで聞いたばかり。今後のことはこれから考えます」と復帰の時期、方法については先送りしたが、宮田ジム側はオプション契約による興行権を保持しており、これを行使して再起即亀田挑戦も視野に入ってこよう。もっともこれは亀田が暫定王者ポンサクレックとの統一戦をクリアしてからのこととなる。
2010年1月28日木曜日
ロマゴン敵地防衛に自信 挑戦者と対面

メキシコ入りしたWBA世界ミニマム級王者ローマン“チョコラティート”ゴンサレス(ニカラグア)が試合地プエブラに移り、27日(現地時間)挑戦者イバン“ポーヨ”メネセス(メキシコ)と記者会見に臨んだ。
挑戦者の印象を「今回も強そうな相手だ。モチベーションも高いに違いない」と語ったゴンサレスは「KOは予告しないけど、その準備をしている。ファンがメネセスをサポートすることはわかっている。でも私は日本で4回、ここメキシコでも一度戦っているから、アウェーの対処の仕方を知っている。私に勝てるなら、私より強いということ」と余裕の?発言。
一方のメネセスも勝利を誓った。「地元のファンを前に大きな責任を感じる。コンディションはいいし、相手のことも十分に研究済み。作戦は公言できないけど、土曜日、世界チャンピオンになる」
試合が挙行される30日には、このタイトルの挑戦者決定戦が行われる。出場するフランシスコ“チキータ”ロサス(メキシコ)は会見に出席したが、相手のフアン・ランダエタ(ベネズエラ)はまだメキシコに到着しておらず、欠席した。
挑戦者の印象を「今回も強そうな相手だ。モチベーションも高いに違いない」と語ったゴンサレスは「KOは予告しないけど、その準備をしている。ファンがメネセスをサポートすることはわかっている。でも私は日本で4回、ここメキシコでも一度戦っているから、アウェーの対処の仕方を知っている。私に勝てるなら、私より強いということ」と余裕の?発言。
一方のメネセスも勝利を誓った。「地元のファンを前に大きな責任を感じる。コンディションはいいし、相手のことも十分に研究済み。作戦は公言できないけど、土曜日、世界チャンピオンになる」
試合が挙行される30日には、このタイトルの挑戦者決定戦が行われる。出場するフランシスコ“チキータ”ロサス(メキシコ)は会見に出席したが、相手のフアン・ランダエタ(ベネズエラ)はまだメキシコに到着しておらず、欠席した。
長谷川、次もバンタムで――MVP表彰式で

今年もMVPめざすぞ――09年度の年間優秀選手表彰式が27日、東京ドームホテルで催され、昨年の日本ボクシング界を盛り上げたプロ、アマのボクサーたちが一堂に会した。 2年連続4度目となるプロMVPに輝いた長谷川穂積(WBCバンタム級王者=真正)は「これに慢心せず、少しでも多くの人にボクシングを知ってもらえるよう、盛り上げていきたい」とプロ受賞者を代表して挨拶した。さらにこの日長谷川は、注目を集めていた次戦について言及し「バンタム級でやろうと思います」と“重大発表”。西岡利晃(帝拳)とダブル出場が計画される次戦はバンタム級王座11度目の防衛戦となることを明かした。
「バンタムでまだベストの状態ではしていないし、最高のパフォーマンスをしたい」と決意のほどを語ったチャンピオン。今回の決断がそのまま具志堅用高(V13)超えをめざすわけではなさそうだが、「減量にも改善の余地がある。次をいい状態でできれば(V14も)見えてくるかもしれない」と話していた。
「バンタムでまだベストの状態ではしていないし、最高のパフォーマンスをしたい」と決意のほどを語ったチャンピオン。今回の決断がそのまま具志堅用高(V13)超えをめざすわけではなさそうだが、「減量にも改善の余地がある。次をいい状態でできれば(V14も)見えてくるかもしれない」と話していた。
写真は右からプロ男子の長谷川穂積、同女子の多田悦子、アマの川内将嗣、いずれも最優秀選手賞受賞者たち。
2010年1月26日火曜日
臼井、ダビデに圧勝-25日後楽園ホール
メイン8回戦に登場した臼井欽士郎(横浜光=日本バンタム級4位)は、ノーランカーの北村ダビデ(E&Jカシアス)を2回50秒TKOに下し再起2連勝をマークした。
試合は臼井が格の違いを見せつけた。開始から右ストレート、左フックを思い通りにヒット。北村も右フックの相打ちを狙うがスピードに差があり奏功せず。そして迎えた2回、臼井はフェイント気味の左から右ストレートを痛烈に打ち込んで北村をダウン。再開後、パンチをまとめてレフェリーストップを呼び込んだ。
他の結果(左が勝者)
8回戦
田中徹(横浜光)判定 吉田真樹(新日本カスガ)
6回戦
高橋勇治(横浜光)森作文彦(北澤)
桜井康弘(レパード玉熊)判定 山本健司(沼田)
試合は臼井が格の違いを見せつけた。開始から右ストレート、左フックを思い通りにヒット。北村も右フックの相打ちを狙うがスピードに差があり奏功せず。そして迎えた2回、臼井はフェイント気味の左から右ストレートを痛烈に打ち込んで北村をダウン。再開後、パンチをまとめてレフェリーストップを呼び込んだ。
他の結果(左が勝者)
8回戦
田中徹(横浜光)判定 吉田真樹(新日本カスガ)
6回戦
高橋勇治(横浜光)森作文彦(北澤)
桜井康弘(レパード玉熊)判定 山本健司(沼田)
2010年1月25日月曜日
30日に防衛戦のロマゴン、メキシコに到着

今週土曜日30日、メキシコのプエブラ市で3度目の防衛戦に臨むWBA世界ミニマム級王者ローマン“チョコラティート”ゴンサレス(ニカラグア)が24日(現地時間)ホセ・オバンド・トレーナーとともにメキシコシティに到着した。
空港で記者たちに捕まったゴンサレスは「コンディションはいい。この試合に備えて非常にきついトレーニングを行ってきた。相手にメネセスに関してはビデオで研究済み。とても手数が出る選手で、動きも俊敏だ。でもタイトルとともにニカラグアへ帰国したい」と抱負を語った。
メキシコ市内に宿泊するゴンサレスは同日午後、早速ホテルで練習。夜には挑戦者イバン・メネセス(メキシコ)といっしょに試合を放送するテレビ局の番組に出演を予定。前景気を煽ることになっている。
空港で記者たちに捕まったゴンサレスは「コンディションはいい。この試合に備えて非常にきついトレーニングを行ってきた。相手にメネセスに関してはビデオで研究済み。とても手数が出る選手で、動きも俊敏だ。でもタイトルとともにニカラグアへ帰国したい」と抱負を語った。
メキシコ市内に宿泊するゴンサレスは同日午後、早速ホテルで練習。夜には挑戦者イバン・メネセス(メキシコ)といっしょに試合を放送するテレビ局の番組に出演を予定。前景気を煽ることになっている。
スーパー6 テイラーの代役にグリーン
進行中のスーパー・ミドル級トップボクサーのトーナメント「スーパー6」に新顔が登場する。元ミドル級統一王者ジャーメイン・テイラー(米)が棄権し、代わってアラン・グリーン(米)が参戦することになった。
昨年10月、ドイツでアルツール・アブラハム(アルメニア)に痛烈なKO負けを喫したテイラーは最近5戦で4敗。トーナメント参加者の一人カール・フロッチ(英)、ミドル級王者ケリー・パブリック(米)にもストップ負けしており、ダメージの蓄積が心配されていた。
テイラーのルウ・ディベラ・プロモーターは今月上旬、テイラーが離脱すると発表。23日、ピンチヒッターとしてグリーンを抜擢した。グリーンはこれまで29勝20KO1敗。唯一の黒星は、このクラスの強豪の一人エディソン・ミランダ(コロンビア)とのダウン応酬戦で敗れたもの。その後6連勝と復活している。IBFを除く主要団体で上位にランクされる長身のボクサーパンチャーだ。
グリーンのトーナメント初戦は4月17日。ミッケル・ケスラー(デンマーク)を下した新WBA王者アンドレ・ウォード(米)に挑戦する。
昨年10月、ドイツでアルツール・アブラハム(アルメニア)に痛烈なKO負けを喫したテイラーは最近5戦で4敗。トーナメント参加者の一人カール・フロッチ(英)、ミドル級王者ケリー・パブリック(米)にもストップ負けしており、ダメージの蓄積が心配されていた。
テイラーのルウ・ディベラ・プロモーターは今月上旬、テイラーが離脱すると発表。23日、ピンチヒッターとしてグリーンを抜擢した。グリーンはこれまで29勝20KO1敗。唯一の黒星は、このクラスの強豪の一人エディソン・ミランダ(コロンビア)とのダウン応酬戦で敗れたもの。その後6連勝と復活している。IBFを除く主要団体で上位にランクされる長身のボクサーパンチャーだ。
グリーンのトーナメント初戦は4月17日。ミッケル・ケスラー(デンマーク)を下した新WBA王者アンドレ・ウォード(米)に挑戦する。
2010年1月24日日曜日
フアンマ2階級制覇 ガンボア圧勝 MSGで

対決が予想されるフアン・マヌエル“フアンマ”ロペス(プエルトリコ)とユリオルキス・ガンボア(キューバ)が23日(現地時間)ニューヨークMSGシアターのリングに上がり、いずれもTKO勝利を飾った。
先に登場したガンボアは前の試合でフアンマを終盤ストップ寸前に追い込んだロジャー・ムタグア(タンザニア)を相手にWBA世界フェザー級王座の防衛戦。両者のスピードと相手パンチに対する反応力の差は歴然。初回に倒したガンボアは2回も、おもしろいようにパンチをヒット。2度倒してストップした。タイムは2分35秒。
格の違いを見せ付けたガンボアは17勝15KO無敗。ムタグアは25勝18KO14敗2分。
メインのWBO世界フェザー級戦は王者スティーブン・ルエバノ(米)に、前WBO世界J・フェザー級王者ロペスが挑戦。サウスポー同士、距離をとるルエバノに対し、3回ロペスの左右が命中。ペースを引き寄せたロペスは左アッパーを効果的に決め、王者に打ち勝つ。7回、右アッパーでグラつかせたロペスが鋭いコンビネーションで追い込むと、ルエバノはコーナー付近にダウン。起き上がったが、続行が許されなかった。タイムは44秒。
ロペスは28勝25KO無敗。ルエバノは37勝15KO2敗1分。
写真はムタグア(左)を攻め立てる王者ガンボア=PHOTO/SUMIO YAMADA=
先に登場したガンボアは前の試合でフアンマを終盤ストップ寸前に追い込んだロジャー・ムタグア(タンザニア)を相手にWBA世界フェザー級王座の防衛戦。両者のスピードと相手パンチに対する反応力の差は歴然。初回に倒したガンボアは2回も、おもしろいようにパンチをヒット。2度倒してストップした。タイムは2分35秒。
格の違いを見せ付けたガンボアは17勝15KO無敗。ムタグアは25勝18KO14敗2分。
メインのWBO世界フェザー級戦は王者スティーブン・ルエバノ(米)に、前WBO世界J・フェザー級王者ロペスが挑戦。サウスポー同士、距離をとるルエバノに対し、3回ロペスの左右が命中。ペースを引き寄せたロペスは左アッパーを効果的に決め、王者に打ち勝つ。7回、右アッパーでグラつかせたロペスが鋭いコンビネーションで追い込むと、ルエバノはコーナー付近にダウン。起き上がったが、続行が許されなかった。タイムは44秒。
ロペスは28勝25KO無敗。ルエバノは37勝15KO2敗1分。
写真はムタグア(左)を攻め立てる王者ガンボア=PHOTO/SUMIO YAMADA=
ビロリアTKO負け 新王者にタマラ
22日深夜(現地時間)フィリピンのマニラで行われた王者ブライアン・ビロリア(米)-指名挑戦者カルロス・タマラ(コロンビア)のIBF世界J・フライ級タイトルマッチは、タマラが最終12回TKO勝ちで王座を奪取した。
ハワイ出身ながらフィリピンにルーツを持つビロリアは戴冠戦となったウリセス・ソリス(メキシコ)戦に続き、2度目のマニラ登場。前半、ボディーブローなど強打でリードしたが、耐えたタマラが9回から反撃に転じ、スタミナ切れの王者は11回、青息吐息のピンチ。最終回、連打にさらされたところで主審がストップをかけた。タイムは1分45秒。
ビロリアは試合後、控え室で昏倒。救急車で病院に収容され安否が心配されたが、意識が回復し大事には至らなかった。
この一戦に勝てば、ビロリア(26勝15KO3敗1NC)にはWBO王者イバン・カルデロン(プエルトリコ)との王者統一戦が計画されていたが、実現は困難になった。タマラは21勝15KO4敗。
ハワイ出身ながらフィリピンにルーツを持つビロリアは戴冠戦となったウリセス・ソリス(メキシコ)戦に続き、2度目のマニラ登場。前半、ボディーブローなど強打でリードしたが、耐えたタマラが9回から反撃に転じ、スタミナ切れの王者は11回、青息吐息のピンチ。最終回、連打にさらされたところで主審がストップをかけた。タイムは1分45秒。
ビロリアは試合後、控え室で昏倒。救急車で病院に収容され安否が心配されたが、意識が回復し大事には至らなかった。
この一戦に勝てば、ビロリア(26勝15KO3敗1NC)にはWBO王者イバン・カルデロン(プエルトリコ)との王者統一戦が計画されていたが、実現は困難になった。タマラは21勝15KO4敗。
メキシコのホープ、アルバレスGBPと契約

アミール・カーン(英)とサインを交わしたゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)が今度は現時点のメキシコ最大のホープといわれるサウル・アルバレスと契約した。
“カネロ”(赤毛)の愛称で呼ばれるアルバレスは弱冠19歳。オフィシャル戦績は30勝22KO1分だが、現地説は35勝25KO1分といわれ、WBA中米、WBOラティーノ、NABF、WBCユースとウェルター級の地域タイトルを総なめにしている逸材。その怪童ぶりが話題を集め、地元メキシコでは、すでに世界チャンピオン級の人気を博している。
デビュー以来、メキシコの著名ビジネスマネジャー、ラファエル・メンドサ氏のサポートを受けていたアルバレスだが、最近コンビを解消した。もう一人の後見人であるマイアミのサバラJrプロモーターが先週、ボブ・アラム・プロモーター(トップランク社)と会談。トップランク入りが濃厚とも思われたが、アルバレスとトレーナーのレイノソ親子(息子のエディは亀田興毅のチーフセコンドを務めている人物)はGBPを選択した。
アルバレスは3月上旬メキシコで試合を予定。その後本格的にアメリカ進出を図ると思われる。
“カネロ”(赤毛)の愛称で呼ばれるアルバレスは弱冠19歳。オフィシャル戦績は30勝22KO1分だが、現地説は35勝25KO1分といわれ、WBA中米、WBOラティーノ、NABF、WBCユースとウェルター級の地域タイトルを総なめにしている逸材。その怪童ぶりが話題を集め、地元メキシコでは、すでに世界チャンピオン級の人気を博している。
デビュー以来、メキシコの著名ビジネスマネジャー、ラファエル・メンドサ氏のサポートを受けていたアルバレスだが、最近コンビを解消した。もう一人の後見人であるマイアミのサバラJrプロモーターが先週、ボブ・アラム・プロモーター(トップランク社)と会談。トップランク入りが濃厚とも思われたが、アルバレスとトレーナーのレイノソ親子(息子のエディは亀田興毅のチーフセコンドを務めている人物)はGBPを選択した。
アルバレスは3月上旬メキシコで試合を予定。その後本格的にアメリカ進出を図ると思われる。
2010年1月22日金曜日
パッキアオ×クロッティ戦3月挙行

「パウンド・フォー・パウンド・キング」マニー・パッキアオの次戦が3月13日、米テキサス州アーリントンのカウボーイ・スタジアムで、WBO世界ウェルター級1位(元IBF同級王者)ジョシュア・クロッティ(米)を相手に行われることに確定した。
両者は現在全米に宣伝ツアーを敢行中で、20日にはニューヨークで記者会見を開き、「クロッティはコットより大きく、強い選手。勝つとは約束しないが、いい試合をする」(パッキアオ)。「(パッキアオとの対戦は)自分として奇跡的なチャンス。お客を喜ばせる試合をする」(クロッティ)とそれぞれ抱負を語った。
試合はパッキアオがコット戦で獲得したWBO世界ウェルター級王座が懸けられる。多くが期待したフロイド・メイウェザーとのメガ・ファイトは、メイウェザー陣営が「五輪方式」のドーピング検査を提案。薬物使用を疑われたと受け取ったパッキアオ陣営が「私を侮辱するもの」と反発し、交渉は白紙に。フィリピンの国政選挙に立候補する予定のパッキアオにとって、3月以降に試合を行うことはスケジュール的に不可能なことだったという。そこで代わりに相手に選ばれたのがクロッティ(32)。35勝20KO3敗。パッキアオが倒したコットに敗れているが、ナチュラルのウェルター級で、かつ強打者であることから、「危険な相手」という声も少なくない。パッキアオ(31)は50勝38KO3敗2分。
写真は記者会見でボブ・アラム・プロモーターを挟んで撮影に応じるパッキアオ(左)とクロッティ=PHOTO/SUMIO YAMADA=
両者は現在全米に宣伝ツアーを敢行中で、20日にはニューヨークで記者会見を開き、「クロッティはコットより大きく、強い選手。勝つとは約束しないが、いい試合をする」(パッキアオ)。「(パッキアオとの対戦は)自分として奇跡的なチャンス。お客を喜ばせる試合をする」(クロッティ)とそれぞれ抱負を語った。
試合はパッキアオがコット戦で獲得したWBO世界ウェルター級王座が懸けられる。多くが期待したフロイド・メイウェザーとのメガ・ファイトは、メイウェザー陣営が「五輪方式」のドーピング検査を提案。薬物使用を疑われたと受け取ったパッキアオ陣営が「私を侮辱するもの」と反発し、交渉は白紙に。フィリピンの国政選挙に立候補する予定のパッキアオにとって、3月以降に試合を行うことはスケジュール的に不可能なことだったという。そこで代わりに相手に選ばれたのがクロッティ(32)。35勝20KO3敗。パッキアオが倒したコットに敗れているが、ナチュラルのウェルター級で、かつ強打者であることから、「危険な相手」という声も少なくない。パッキアオ(31)は50勝38KO3敗2分。
写真は記者会見でボブ・アラム・プロモーターを挟んで撮影に応じるパッキアオ(左)とクロッティ=PHOTO/SUMIO YAMADA=
2010年1月21日木曜日
ロマゴン1月30日防衛戦 ランダエタも登場

WBA世界ミニマム級王者ローマン“チョコラティート”ゴンサレス(ニカラグア)が今月30日、メキシコのプエブラで防衛戦を行う。相手は地元選手のイバン“ポーヨ”メネセス(メキシコ)。ゴンサレスは3度目の防衛戦となる。
日本で新井田豊からベルトを奪取したゴンサレスは初防衛戦をメキシコで行っているが、このメネセス戦もその時と同じナチョ・ウイサル氏が主宰する「KOエンターテイメント」社の興行。WBA10位のメネセスは14勝8KO5敗1分と王者に比べると見劣りするが、「故郷のファンを落胆させないようにトレーニングしている。ベルトはニカラグアには戻らない」と強気のコメントを発している。
同日はゴンサレスが初防衛戦で対戦したフランシスコ“チキータ”ロサス(メキシコ)も出場。相手はおなじみのフアン・ランダエタ(ベネズエラ)。ゴンザレス-メネセス戦の勝者への挑戦者決定戦として行われる。
2010年1月19日火曜日
地震の打撃深刻 モズリ-ベルト戦中止
今月30日ラスベガスで予定されていたウェルター級統一戦、シェーン・モズリー-アンドレ・ベルトの好カードがキャンセルされた。先週ハイチを襲った地震で大きな被害が出ていることで、同国をルーツに持つWBC王者ベルトが辞退を申し入れたもの。「精神的にも肉体的にも参っていて、リングに立てる状態ではない」とベルトは話している。
ベルトの両親はハイチからの移民。米国フロリダで育ったベルトだが、アテネ五輪にはハイチ代表として出場。地震で少なくとも親戚8人を失ったという。「今は家族とハイチ国民が大災難から復旧することに全力で取り組んでいる」と辞退の心境を語る。
急な事態に、WBA王者モズリーもベルトの要請を受諾。ただ試合まで2週間を切った時点でのキャンセルに無念の表情を隠せない。本人いわく、最高の状態に仕上がっていたという。
モズリーをプロモートするGBPはパッキアオ戦が流れたメイウェザーに対し、モズリーに挑戦するよう働きかけるという。GBPはすでに5月1日、ラスベガスのMGMグランドを押さえており、もしメイウェザーが承諾すれば、ビッグマッチが実現に向かう。
ベルトの両親はハイチからの移民。米国フロリダで育ったベルトだが、アテネ五輪にはハイチ代表として出場。地震で少なくとも親戚8人を失ったという。「今は家族とハイチ国民が大災難から復旧することに全力で取り組んでいる」と辞退の心境を語る。
急な事態に、WBA王者モズリーもベルトの要請を受諾。ただ試合まで2週間を切った時点でのキャンセルに無念の表情を隠せない。本人いわく、最高の状態に仕上がっていたという。
モズリーをプロモートするGBPはパッキアオ戦が流れたメイウェザーに対し、モズリーに挑戦するよう働きかけるという。GBPはすでに5月1日、ラスベガスのMGMグランドを押さえており、もしメイウェザーが承諾すれば、ビッグマッチが実現に向かう。
2010年1月18日月曜日
カーンがGBPと契約
英国きってのスター、アミール・カーン(WBA世界S・ライト級王者)が米国進出にあたり、ゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)とサインを交わしたことが17日、同プロモーションより発表された。
厳密にはカーン自身のカーン・プロモーションズがGBPと同盟関係を築いたかたちで、米国内の試合はGBPが仕切ることになる。カーンは「我々がパートナーシップを結び、本当にハッピー。アメリカおよび世界中のファンを獲得するチャンスが広がった。ゴールデンボーイのサポートのもと、誰とでも、どこでも、いつでも戦う」とコメントしている。
またオスカー・デラホーヤは「アミール・カーンは全階級を通じてもっともタレント性豊かな選手の一人。彼のカリスマ性と親しみやすい性格を共有できる喜びを感じる。それはプロモーターとしての夢でもある。我々は、ものすごくエキサイトしている」と語る。
今後、続々とカーン絡みのビッグマッチが実現しそうな気配だ。
厳密にはカーン自身のカーン・プロモーションズがGBPと同盟関係を築いたかたちで、米国内の試合はGBPが仕切ることになる。カーンは「我々がパートナーシップを結び、本当にハッピー。アメリカおよび世界中のファンを獲得するチャンスが広がった。ゴールデンボーイのサポートのもと、誰とでも、どこでも、いつでも戦う」とコメントしている。
またオスカー・デラホーヤは「アミール・カーンは全階級を通じてもっともタレント性豊かな選手の一人。彼のカリスマ性と親しみやすい性格を共有できる喜びを感じる。それはプロモーターとしての夢でもある。我々は、ものすごくエキサイトしている」と語る。
今後、続々とカーン絡みのビッグマッチが実現しそうな気配だ。
バレロがメキシコで始動

2月6日メキシコで暫定王者アントニオ・デマルコ(メキシコ)の挑戦を受けるWBC世界ライト級王者エドウィン・バレロ(ベネズエラ)が13日(現地時間)試合地のモンテレイに到着。早くもジムワークを開始した。
昨年12月、母国でエクトル・ベラスケスを相手に防衛戦を行ったバレロはクリスマスと新年休暇をとっただけで決戦の現地入り。並々ならぬヤル気を見せている。家族も同行しているバレロは「またメキシコに来られてうれしい。私はベネズエラ人だけど、ここは第二の故郷みたいなもの。デマルコは自分のスタイルを持っているいい選手だから、練習に集中しなければいけない。ベストを尽くしてチャンピオンのままでいたい」と語っている。
試合はショータイムによってアメリカへも放送される予定。現在アメリカへ入国できないバレロだが、この一戦に勝って再びビザを申請したいという。
昨年12月、母国でエクトル・ベラスケスを相手に防衛戦を行ったバレロはクリスマスと新年休暇をとっただけで決戦の現地入り。並々ならぬヤル気を見せている。家族も同行しているバレロは「またメキシコに来られてうれしい。私はベネズエラ人だけど、ここは第二の故郷みたいなもの。デマルコは自分のスタイルを持っているいい選手だから、練習に集中しなければいけない。ベストを尽くしてチャンピオンのままでいたい」と語っている。
試合はショータイムによってアメリカへも放送される予定。現在アメリカへ入国できないバレロだが、この一戦に勝って再びビザを申請したいという。
世界2位ブルゴスTKO勝ち

WBCフェザー級2位にランクされるフアン・カルロス・ブルゴス(メキシコ)が15日(現地時間)米テキサス州ラレドで、WBC傘下のCABOFE(カリブ連盟)フェザー級王座の防衛戦を行い、同国のフアン・カルロス・マルティネスに12回TKO勝ちを飾った。
この試合が自身初めて全米にテレビ中継されるとあってブルゴスは張り切っていた。それでも11回までは展開を支配しながらも単調な印象。しかし最終回、連打でダウンを奪ったブルゴスが追撃をかけると、主審が割って入った。タイムは1分7秒。
ブルゴス(24勝17KO無敗、22歳)は以前ランク1位まで上昇していたが、前S・バンタム級王者イスラエル・バスケス(メキシコ)がカムバックし、トップランカーの座を譲った。バスケスはラファエル・マルケスとの第4戦が決まっており、王者エリオ・ロハス(ドミニカ共和国)に挑むにしても先の話。このブルゴスと転級の可能性もにおわす長谷川穂積の間で、ロハスの挑戦者決定戦が行われるsいう噂もメキシコで出ている。
この試合が自身初めて全米にテレビ中継されるとあってブルゴスは張り切っていた。それでも11回までは展開を支配しながらも単調な印象。しかし最終回、連打でダウンを奪ったブルゴスが追撃をかけると、主審が割って入った。タイムは1分7秒。
ブルゴス(24勝17KO無敗、22歳)は以前ランク1位まで上昇していたが、前S・バンタム級王者イスラエル・バスケス(メキシコ)がカムバックし、トップランカーの座を譲った。バスケスはラファエル・マルケスとの第4戦が決まっており、王者エリオ・ロハス(ドミニカ共和国)に挑むにしても先の話。このブルゴスと転級の可能性もにおわす長谷川穂積の間で、ロハスの挑戦者決定戦が行われるsいう噂もメキシコで出ている。
2010年1月17日日曜日
和毅3回KO勝ち 初ベルト獲得 中米カリブ王座

メキシコのゴメス・パラシオで16日(現地時間)空位のFECARBOX(中米カリブ連盟)バンタム級王座決定戦に出場した亀田家三男、亀田和毅(亀田)がロドルフォ・ガライ(メキシコ)に鮮やかなKO勝利を飾った。
セコンドに現地で指導を受けるルーベン・リラ・トレーナー、父史郎氏を従えた“エル・メヒカニート”和毅はプロレスのマスクとソンブレロをかぶってリングイン。会場には日章旗も掲げられた。初回からスピードで勝る和毅が左ボディーを決めるなど優勢。2回には左で、これが44戦目のガライからダウンを奪う。
気をよくした和毅は3回、積極的に展開。左レバーを打ち込むと、ガライはロープ際に仰向けに倒れ、テンカウントを聞いた。KOタイムは1分53秒。
プロ初のベルトを手にした和毅は12勝10KO無敗。WBC傘下の王座を獲得したことで、ランク入りの道を開いた。ガライは26勝17KO17敗1分。写真は初のチャンピオンベルト獲得を喜ぶ亀田和毅と左は父史郎氏=PHOTO/SUMIO YAMADA=
セコンドに現地で指導を受けるルーベン・リラ・トレーナー、父史郎氏を従えた“エル・メヒカニート”和毅はプロレスのマスクとソンブレロをかぶってリングイン。会場には日章旗も掲げられた。初回からスピードで勝る和毅が左ボディーを決めるなど優勢。2回には左で、これが44戦目のガライからダウンを奪う。
気をよくした和毅は3回、積極的に展開。左レバーを打ち込むと、ガライはロープ際に仰向けに倒れ、テンカウントを聞いた。KOタイムは1分53秒。
プロ初のベルトを手にした和毅は12勝10KO無敗。WBC傘下の王座を獲得したことで、ランク入りの道を開いた。ガライは26勝17KO17敗1分。写真は初のチャンピオンベルト獲得を喜ぶ亀田和毅と左は父史郎氏=PHOTO/SUMIO YAMADA=
長嶋、三垣にTKO負け 東洋太平洋ライト級王座失い引退表明
長嶋落城……16日夜、後楽園ホールで行われたOPBFライト級戦で王者長嶋建吾(18古河)は挑戦者で前日本チャンピオンの三垣龍次(MT)に10回2分7秒TKO負けし、虎の子のタイトルを失った。 三垣は4回に右ストレートでダウンを奪った。その後長嶋も左ボディーや右リード、右フックなどキャリアを駆使して渡り合ったが迎えた10回、右でのけぞらした後の連打で挑戦者が再びダウンをマーク。立ち上がったもののダメージの残る長嶋が三垣の右追撃でフラリとし、崩れ落ちると同時に父でもある長嶋会長からタオルが投入された。2000年代の中量級を牽引した男の印象的な敗戦だった。試合後長嶋は引退を表明している。
日本ランカー対決となったセミの8回戦では、ライト級8位・中森宏(平仲ボクシングスクール)がS・ライト級8位・坂本大輔(角海老宝石)に僅差の3-0判定勝ち。一昨年の石井一太郎との日本王座決定戦で逆転負けを喫した後4連勝をマークした。
日本ランカー対決となったセミの8回戦では、ライト級8位・中森宏(平仲ボクシングスクール)がS・ライト級8位・坂本大輔(角海老宝石)に僅差の3-0判定勝ち。一昨年の石井一太郎との日本王座決定戦で逆転負けを喫した後4連勝をマークした。
プロ6戦目岩佐、比国の強豪に完勝
16日後楽園ホールの前座で不敗ホープが強豪に快勝して、強烈に自己PR――アマ高校王者からプロ入りした岩佐亮佑(OPBFバンタム級13位=セレス)が6戦目。河野公平をダウンさせたこともあるマルビン・タンポス(OPBF・Sフライ級11位=比国)に8回判定勝ちし、戦績を6勝4KO無敗とした。サウスポーの岩佐は立ち上がりからペースを掌握。サイドに回って打つ左アッパーのカウンターだけでなく先手、先手の攻撃でタンポスを寄せ付けなかった。しつこい相手を仕留めることはできなかったが、フルマークの内容で勝利。「日本人選手と戦いたい」と20歳のホープは希望するが、なかなか相手が見つからないのだという。
もうひとつの8回戦は元日本ランカーの白石豊土(協栄)が大塚隆太(18鴻巣)に2回TKO勝ち。初回に一度、2回にも右で倒す内容で力の差を見せ付けた。
そのほか6回戦の結果は以下のとおり(左が勝者)。
鈴木武蔵(帝拳)判定 田中飛依(緑)
加藤壮次郎(協栄)判定 中村尚平太(八王子中屋)
大沼弘宣(協栄)判定 永楽彰一(帝拳)
もうひとつの8回戦は元日本ランカーの白石豊土(協栄)が大塚隆太(18鴻巣)に2回TKO勝ち。初回に一度、2回にも右で倒す内容で力の差を見せ付けた。
そのほか6回戦の結果は以下のとおり(左が勝者)。
鈴木武蔵(帝拳)判定 田中飛依(緑)
加藤壮次郎(協栄)判定 中村尚平太(八王子中屋)
大沼弘宣(協栄)判定 永楽彰一(帝拳)
シンガポールで上間KO負け
16日シンガポール3年ぶりの興行があり、バンタム級10回戦に出場した日本同級8位サラゴサ上間(沖縄ワールドリング)は、フィリピンのアリエル・デルガドと対戦したが、2ラウンドでKO負けを喫した。
同行の中真茂会長によると、「1ラウンド、カウンターをとりながら、いい流れだったものの、2ラウンドにボディーに一発もらいひざをつき、そのままカウントアウト。あっけない幕切れ」だったという。
同行の中真茂会長によると、「1ラウンド、カウンターをとりながら、いい流れだったものの、2ラウンドにボディーに一発もらいひざをつき、そのままカウントアウト。あっけない幕切れ」だったという。
2010年1月16日土曜日
長嶋、三垣にTKO負け 東洋太平洋ライト級王座失い引退表明
長嶋落城……16日夜、後楽園ホールで行われたOPBFライト級戦で王者長嶋建吾(18古河)は挑戦者で前日本チャンピオンの三垣龍次(MT)に10回2分7秒TKO負けし、虎の子のタイトルを失った。 三垣は4回に右ストレートでダウンを奪った。その後長嶋も左ボディーや右リード、右フックなどキャリアを駆使して渡り合ったが迎えた10回、右でのけぞらした後の連打で挑戦者が再びダウンをマーク。立ち上がったもののダメージの残る長嶋が三垣の右追撃でフラリとし、崩れ落ちると同時に父でもある長嶋会長からタオルが投入された。2000年代の中量級を牽引した男の印象的な敗戦だった。試合後長嶋は引退を表明している。
日本ランカー対決となったセミの8回戦では、ライト級8位・中森宏(平仲ボクシングスクール)がS・ライト級8位・坂本大輔(角海老宝石)に僅差の3-0判定勝ち。中森は一昨年の石井一太郎との日本王座決定戦で逆転負けを喫した後4連勝をマークした。
日本ランカー対決となったセミの8回戦では、ライト級8位・中森宏(平仲ボクシングスクール)がS・ライト級8位・坂本大輔(角海老宝石)に僅差の3-0判定勝ち。中森は一昨年の石井一太郎との日本王座決定戦で逆転負けを喫した後4連勝をマークした。
和毅、初タイトルに意欲「5回以内で倒す」

明日16日(現地時間)メキシコのトレオンで、WBC傘下のFECARBOX(中米カリブ連盟)バンタム級戦に臨む亀田和毅(亀田)が前日15日計量に臨み、53.5キロでパス。相手のロドルフォ・ガライ(メキシコ)は53.4キロだった。
計量後、メキシコ人記者のインタビューに答えた和毅は「自分初のタイトル戦だけに、とてもモチベーションを感じる。メキシコ人はものすごく勇敢に戦うけど、素晴らしいトレーングを実行できたからKOする自信がある。5ラウンド以内で倒す。亀田ファミリーに失敗はない」とキッパリ。
今までキャリアのベースにしているメキシコで“エル・メヒカニート”(小さなメキシコ人)というニックネームで呼ばれる和毅は「早くリングに上がりたい。興毅、大毅の兄たちのように世界タイトルに挑戦したい」と締めくくった。
なお試合は空位王座の決定戦。10回戦で争われる。
計量後、メキシコ人記者のインタビューに答えた和毅は「自分初のタイトル戦だけに、とてもモチベーションを感じる。メキシコ人はものすごく勇敢に戦うけど、素晴らしいトレーングを実行できたからKOする自信がある。5ラウンド以内で倒す。亀田ファミリーに失敗はない」とキッパリ。
今までキャリアのベースにしているメキシコで“エル・メヒカニート”(小さなメキシコ人)というニックネームで呼ばれる和毅は「早くリングに上がりたい。興毅、大毅の兄たちのように世界タイトルに挑戦したい」と締めくくった。
なお試合は空位王座の決定戦。10回戦で争われる。
ボクシング・ビート2月号本日発売!

ボクシング・ビート2月号は本日(16日)発売です。表紙は長谷川穂積がV10記録に乗せたアルバロ・ペレス
戦のアクション・ショットです。内山高志が日本ボクシング界新年最初の世界王者誕生となった11日のダブル世界タイトル戦を特報しているほか、お楽しみいただける企画ものもたっぷり用意しました。
巻頭は「これぞ必殺拳」と題して、KOスペシャリストを特集。「いかにして長谷川は倒し屋に変身したのか」「西岡の左がもたらした衝撃」「狂気がKOキングバレロをつくった」等など、おなじみのチャンピオンをいつもと変わった角度から取り上げています。
内藤大助との因縁の対決を制し2階級性制覇をなしとげたばかりの亀田興毅の特別インタビューをはじめ、今月もフライ級ものを適時の話題としてお届けしています。
さて、あのマイク・タイソンが東京ドームのリングに沈められ初黒星を喫した世界ヘビー級タイトル戦史上屈指の番狂わせから、間もなく20年目の記念日を迎えます。そこで、「タイソン×ダグラス 世紀の番狂わせはこうして起こった」と題して、本田明彦プロモーターら当事者らの証言も交えて、伝説となった1990年2月11日の試合をグラフと記事で再現します。
この他、「厳格に適用されると困る“肉親のセコンド禁止”ルール」「井岡一翔をはじめとするホープ新時代」。他にもまだまだあります。書店でお求めください。
書店に見当たらない場合は、注文すると取り寄せてくれます。《発行・な㈱フィットネススポーツ社・定価920円》
巻頭は「これぞ必殺拳」と題して、KOスペシャリストを特集。「いかにして長谷川は倒し屋に変身したのか」「西岡の左がもたらした衝撃」「狂気がKOキングバレロをつくった」等など、おなじみのチャンピオンをいつもと変わった角度から取り上げています。
内藤大助との因縁の対決を制し2階級性制覇をなしとげたばかりの亀田興毅の特別インタビューをはじめ、今月もフライ級ものを適時の話題としてお届けしています。
さて、あのマイク・タイソンが東京ドームのリングに沈められ初黒星を喫した世界ヘビー級タイトル戦史上屈指の番狂わせから、間もなく20年目の記念日を迎えます。そこで、「タイソン×ダグラス 世紀の番狂わせはこうして起こった」と題して、本田明彦プロモーターら当事者らの証言も交えて、伝説となった1990年2月11日の試合をグラフと記事で再現します。
この他、「厳格に適用されると困る“肉親のセコンド禁止”ルール」「井岡一翔をはじめとするホープ新時代」。他にもまだまだあります。書店でお求めください。
書店に見当たらない場合は、注文すると取り寄せてくれます。《発行・な㈱フィットネススポーツ社・定価920円》
38歳嶋田、復帰戦飾る サリナスに3-0判定
昨年7月にナミビアで世界挑戦した嶋田雄大(WBAライト級15位=ヨネクラ)が再起戦のリング。15日夜、後楽園ホールでアレクシス・サリナス(メキシコ)と対戦し、10回3-0の判定勝ちを飾った。
嶋田は3回あたりに右拳を痛め、以降のラウンドを左手一本で戦ったものの、フットワークと左ボディー、ジャブを駆使してポイントを集めた。16歳も年下のサリナスは手数が多くしつこいタイプだったが、38歳の大ベテランが技量の差をみせつけた形。ダウンシーンはなく99-93、97-94、97-93のスコア。「まだまだ現場で戦うし、やる以上は世界を獲る」と、嶋田は3度目の世界挑戦に意欲的だった。
セミでは元日本Sバンタム級ランカーの杉田祐次郎(ヨネクラ)が約2年ぶりの復帰戦を行い、タイのワンパデスックを2回KO。またもうひとつの8回戦は重量級の松本晋太郎(ヨネクラ)がゴンゲール(タイ)に3回TKO勝ちした。
嶋田は3回あたりに右拳を痛め、以降のラウンドを左手一本で戦ったものの、フットワークと左ボディー、ジャブを駆使してポイントを集めた。16歳も年下のサリナスは手数が多くしつこいタイプだったが、38歳の大ベテランが技量の差をみせつけた形。ダウンシーンはなく99-93、97-94、97-93のスコア。「まだまだ現場で戦うし、やる以上は世界を獲る」と、嶋田は3度目の世界挑戦に意欲的だった。
セミでは元日本Sバンタム級ランカーの杉田祐次郎(ヨネクラ)が約2年ぶりの復帰戦を行い、タイのワンパデスックを2回KO。またもうひとつの8回戦は重量級の松本晋太郎(ヨネクラ)がゴンゲール(タイ)に3回TKO勝ちした。
2010年1月15日金曜日
シンガポールで3年ぶりプロ試合 上間ら出場

シンガポールで3年ぶりとなるプロボクシング興行が明日16日、サンテック・シンガポール国際会議場で開催される。
メインはプーンサワット・グラティンデーンジム(現WBA王者)が返上後空位となっているPABA・S・バンタム級王座決定戦。1位レオン・ムーア(ガイアナ)と2位マラジン・マラブン(インドネシア)が争う。セミでは、日本バンタム級9位のサラゴサ上間(沖縄ワールドリング)が、フィリピンのアリエル・デルガドと対戦する。
シンガポールでは間もなくカジノがオープンし、地元プロモーターは年に5回の国際試合開催を計画しているという。今回の興行はそのピーアールも兼ねたもので、この日はホテルで世界戦並みの記者会見も開かれた。試合の出場選手は、中国、韓国、タイ、インドネシア、フィリピン、オーストラリア、日本、そしてシンガポールと、国際色も豊かだ。=写真は記者会見に出席した試合出場選手たち、サラゴサ上間は左から2番目=
メインはプーンサワット・グラティンデーンジム(現WBA王者)が返上後空位となっているPABA・S・バンタム級王座決定戦。1位レオン・ムーア(ガイアナ)と2位マラジン・マラブン(インドネシア)が争う。セミでは、日本バンタム級9位のサラゴサ上間(沖縄ワールドリング)が、フィリピンのアリエル・デルガドと対戦する。
シンガポールでは間もなくカジノがオープンし、地元プロモーターは年に5回の国際試合開催を計画しているという。今回の興行はそのピーアールも兼ねたもので、この日はホテルで世界戦並みの記者会見も開かれた。試合の出場選手は、中国、韓国、タイ、インドネシア、フィリピン、オーストラリア、日本、そしてシンガポールと、国際色も豊かだ。=写真は記者会見に出席した試合出場選手たち、サラゴサ上間は左から2番目=
「バレロは私を倒せない」デマルコ豪語
「KOキング」エドウィン・バレロとのチャンピオン統一戦を2月6日に控える、WBCライト級暫定王者アントニオ・デマルコ(メキシコ、23勝17KO1敗1分)は、メキシコ・ティファナのジムで、年明け前からトレーニングに余念がない。市の施設でもある「クレアジム」で鍛えるデマルコを指導するロムロ・キラルテ氏はこれまでマヌエル・メディナ、ヒバロ・ペレスそして日本で六車卓也を下して防衛したフアン・ホセ・エストラーダらの世界王者を育てた人物。JC・チャベスもキャリア初期と終盤を受け持った。
スパーリングではジムの同僚S・フェザー級ランカー、マービン・キンテロ(18勝14KO2敗)とサンディエゴ在住の比国人ホープ、メルシト・ゲスタがサポート。彼らとの白熱スパーで、デマルコは打倒バレロに自信を見せる。
「バレロはよく手が出る選手だけど、私を倒せるとは思えない。スパーリングのおかげで、私はバレロをコントロールできるスキルを身につけている」(デマルコ)
果たして2月6日、バレロは自身の連続KO記録を27まで伸ばせるか注目だ。
2010年1月8日金曜日
1.11ダブル戦メディカルチェック数値
1月11日のダブルタイトルマッチのメディカルチェックが8日午後行われた。数値は次の通り。
●S・フェザー級
サルガド 内山
身長 174.5センチ 171.5センチ
頚周 36.5センチ 36.5センチ
胸囲 89センチ 92センチ
胸厚 24センチ 23.5センチ
視力 1.5左右とも 1.2左右とも
リーチ 177センチ 179センチ
ナックル 29センチ左右とも 28.5センチ㊨27センチ㊧
血圧 140/72 137/84
脈拍 56 62
体温 37.2 36.8
●S・バンタム級
プーンサワット 細野
身長 164センチ 170センチ
頚周 37センチ 37センチ
胸囲 86センチ 90センチ
胸厚 22.5センチ 21.5センチ
視力 0.5㊨0.7㊧ 0.9㊨1.2㊧
リーチ 163センチ 167センチ
ナックル 26.5センチ左右とも 26センチ㊨26.5センチ㊧
血圧 127/71 129/87
脈拍 42 55
体温 37.1 36.6
●S・フェザー級
サルガド 内山
身長 174.5センチ 171.5センチ
頚周 36.5センチ 36.5センチ
胸囲 89センチ 92センチ
胸厚 24センチ 23.5センチ
視力 1.5左右とも 1.2左右とも
リーチ 177センチ 179センチ
ナックル 29センチ左右とも 28.5センチ㊨27センチ㊧
血圧 140/72 137/84
脈拍 56 62
体温 37.2 36.8
●S・バンタム級
プーンサワット 細野
身長 164センチ 170センチ
頚周 37センチ 37センチ
胸囲 86センチ 90センチ
胸厚 22.5センチ 21.5センチ
視力 0.5㊨0.7㊧ 0.9㊨1.2㊧
リーチ 163センチ 167センチ
ナックル 26.5センチ左右とも 26センチ㊨26.5センチ㊧
血圧 127/71 129/87
脈拍 42 55
体温 37.1 36.6
2010年1月7日木曜日
残念…パッキアオ-メイウェザー戦実現せず
5日に続き、翌日6日(現地時間)も両陣営の仲裁会が行われていたスーパーファイト、マニー・パッキアオ-フロイド・メイウェザー戦は残念ながら実現しないことが決まった。
問題となっていた薬物検査に関して、パッキアオ側は尿の抜き打ち検査と試合前後3回の血液の定期検査に同意したが、メイウェザーは血液についても抜き打ち検査を主張。会議は平行線をたどったまま解決せず、仲裁会は失敗に終わった。
血液検査を拒否したパッキアオを非難、薬物使用疑惑をかけたメイウェザー陣営をパッキアオ側が裁判に訴え、不穏な空気が流れた超ビッグマッチ。デラホーヤ-メイウェザーを上回る興行成績を上げるだろうと期待されただけに関係者の落胆は隠せない。
パッキアオのボブ・アラム。プロモーターは「マニーは条件を呑んだけど、メイウェザーは拒否した。彼のビジネス・マネジャーとシェーファー(GBP重役)はフロイドを説得しようと努めたけど、ダメだった。初めからファイトする気がなかったんだ。私は試合が成立しないとずっと思っていた」と語気を荒くした。
アラム氏によると、パッキアオは3月13日か20日、ラスベガスのトーマス&マック・センターで、WBA世界S・ウェルター級王者ユーリ・フォアマンに挑戦するという。もしパッキアオが勝てば、6階級制覇となる。
問題となっていた薬物検査に関して、パッキアオ側は尿の抜き打ち検査と試合前後3回の血液の定期検査に同意したが、メイウェザーは血液についても抜き打ち検査を主張。会議は平行線をたどったまま解決せず、仲裁会は失敗に終わった。
血液検査を拒否したパッキアオを非難、薬物使用疑惑をかけたメイウェザー陣営をパッキアオ側が裁判に訴え、不穏な空気が流れた超ビッグマッチ。デラホーヤ-メイウェザーを上回る興行成績を上げるだろうと期待されただけに関係者の落胆は隠せない。
パッキアオのボブ・アラム。プロモーターは「マニーは条件を呑んだけど、メイウェザーは拒否した。彼のビジネス・マネジャーとシェーファー(GBP重役)はフロイドを説得しようと努めたけど、ダメだった。初めからファイトする気がなかったんだ。私は試合が成立しないとずっと思っていた」と語気を荒くした。
アラム氏によると、パッキアオは3月13日か20日、ラスベガスのトーマス&マック・センターで、WBA世界S・ウェルター級王者ユーリ・フォアマンに挑戦するという。もしパッキアオが勝てば、6階級制覇となる。
中広が右拳負傷 日本S・フライ級は暫定王座決定戦

日本フライ級チャンピオン、中広大悟(広島三栄=写真)は去る12月18日の防衛戦(対赤穂亮戦=引き分け)で右手親指の腱を切り、全治2ヵ月と診断されたため、チャンピオンカーニバルの出場を取り止めた。このため、S・フライ級は挑戦権を持つ同級位佐藤洋太(協栄)が出場する暫定王座決定戦となる――と、日本プロボクシング協会が7日明らかにした。
佐藤の相手は優先権を持つ世界ランカーから順番に声を掛けているという。現時点で決まっておらず、開催地、開催時期とも未定。中広の広島三栄ジム・新谷彪会長の話。「長引くので暫定王者を作ってもらうことになりました。中広にはいい休養だと思って、治ったら統一戦で頑張ります」と語っている。
チャンピオンカーニバルで他に試合日の決まっていなかった日本ミドル級チャンピオン鈴木哲也(進光)-同級1位鈴木典史(ピストン堀口)戦は、2月20日(土)、大阪市の・韓国会館で行われることに決まっている。
佐藤の相手は優先権を持つ世界ランカーから順番に声を掛けているという。現時点で決まっておらず、開催地、開催時期とも未定。中広の広島三栄ジム・新谷彪会長の話。「長引くので暫定王者を作ってもらうことになりました。中広にはいい休養だと思って、治ったら統一戦で頑張ります」と語っている。
チャンピオンカーニバルで他に試合日の決まっていなかった日本ミドル級チャンピオン鈴木哲也(進光)-同級1位鈴木典史(ピストン堀口)戦は、2月20日(土)、大阪市の・韓国会館で行われることに決まっている。
2010年1月6日水曜日
長谷川が2年連続MVP 最高試合は西岡×ゴンサレス戦

王者長谷川がMVP王座を”防衛”――2009年の年間表彰選手選考会が6日都内で開かれ、東西のボクシング担当記者の投票の結果、最優秀選手賞(MVP)は、WBC世界バンタム級王者長谷川穂積(真正=写真)が2年連続、通算4度目の受賞となった。また最高試合賞は、5月にメキシコで行われたWBC世界S・バンタム級タイトルマッチ、西岡利晃(帝拳)がジョニー・ゴンサレスを逆転KOで撃退した一戦が選ばれた。
アマチュアの部門の最優秀選手賞は、川内将嗣(自衛隊体育学校)が3年連続受賞を果たした。この日決まったアマ&プロの各賞は下記の通り――。
◇プロの部
最優秀選手賞 長谷川穂積(真正)
技能賞 西岡利晃(帝拳)
殊勲賞 亀田興毅(亀田)
敢闘賞 名城信男(六島)
努力賞 内藤大助(宮田)
KO賞 長谷川穂積(真正)
新鋭賞 井岡一翔(井岡)
年間最高試合賞 西岡利晃×ジョニー・ゴンサレス戦
(5月23日・メキシコ)
特別賞 小堀佑介(角海老宝石)
女子最優秀選手賞 多田悦子(フュチュール)
女子最高試合賞 多田悦子×富樫直美戦
(12月6日・大阪)
◇アマチュアの部
最優秀選手賞 川内将嗣(自衛隊体育学校)
優秀選手賞 清水聡(自衛隊体育学校)
技能賞 該当者なし
努力賞 平野 義幸(自衛隊体育学校)
敢闘賞 林田 太郎(駒澤大学)
新鋭賞 青木貞頼(崇徳高校)
アマチュアの部門の最優秀選手賞は、川内将嗣(自衛隊体育学校)が3年連続受賞を果たした。この日決まったアマ&プロの各賞は下記の通り――。
◇プロの部
最優秀選手賞 長谷川穂積(真正)
技能賞 西岡利晃(帝拳)
殊勲賞 亀田興毅(亀田)
敢闘賞 名城信男(六島)
努力賞 内藤大助(宮田)
KO賞 長谷川穂積(真正)
新鋭賞 井岡一翔(井岡)
年間最高試合賞 西岡利晃×ジョニー・ゴンサレス戦
(5月23日・メキシコ)
特別賞 小堀佑介(角海老宝石)
女子最優秀選手賞 多田悦子(フュチュール)
女子最高試合賞 多田悦子×富樫直美戦
(12月6日・大阪)
◇アマチュアの部
最優秀選手賞 川内将嗣(自衛隊体育学校)
優秀選手賞 清水聡(自衛隊体育学校)
技能賞 該当者なし
努力賞 平野 義幸(自衛隊体育学校)
敢闘賞 林田 太郎(駒澤大学)
新鋭賞 青木貞頼(崇徳高校)
2010年1月5日火曜日
ロハスがグティとV1戦
日本で粟生隆寛を攻略してWBCフェザー級王者に就いたエリオ・ロハス(ドミニカ共和国)の初防衛戦が決まった。2月20日、メキシコのメリダで、地元のグティ・エスパダス・ジュニア(メキシコ)と対戦する。
当初ロハスはタイで、チョラターン・オーピリヤピンヨー(ABCO王者)の挑戦を受けるといわれたが、最終的に交渉は成立しなかった。元WBA世界フライ級王者を父に持つ二世ボクサー、エスパダスは以前このタイトルを保持していた。一時低迷したが、現在WBC2位を占める。
当日はロハスを擁するドン・キング氏と地元のぺぺ・ゴメス・プロモーターのジョイント興行。
当初ロハスはタイで、チョラターン・オーピリヤピンヨー(ABCO王者)の挑戦を受けるといわれたが、最終的に交渉は成立しなかった。元WBA世界フライ級王者を父に持つ二世ボクサー、エスパダスは以前このタイトルを保持していた。一時低迷したが、現在WBC2位を占める。
当日はロハスを擁するドン・キング氏と地元のぺぺ・ゴメス・プロモーターのジョイント興行。
コット父が死去
プエルトリコからのニュースで、ミゲール・コットの父親ミゲール・コット・カラスキーリョさんが3日日曜日午後、心不全のため亡くなった。57歳だった。
地元の新聞によると、コット・カラスキーリョさんはカグアス市内で車を運転中に呼吸困難に陥り、近くの商店に助けを求めた。商店の店員がすぐ救急車を呼んだが、介抱の甲斐なく息を引き取ったという。
悲報を聞き、コットは「家族全員にとって非常につらい出来事。どうか我々がこの困難を克服できるよう、見守ってほしい」とコメントしている。
コット・カラスキーリョさんはパッキアオ-コット戦の前、HBOが放映したドキュメンタリー形式の番組「24/7」に登場。温厚な人柄で、妻フアナさんらとキャンプで息子をサポートする姿が印象的だった。地元ではアマチュア試合のジャッジも務めていた。
地元の新聞によると、コット・カラスキーリョさんはカグアス市内で車を運転中に呼吸困難に陥り、近くの商店に助けを求めた。商店の店員がすぐ救急車を呼んだが、介抱の甲斐なく息を引き取ったという。
悲報を聞き、コットは「家族全員にとって非常につらい出来事。どうか我々がこの困難を克服できるよう、見守ってほしい」とコメントしている。
コット・カラスキーリョさんはパッキアオ-コット戦の前、HBOが放映したドキュメンタリー形式の番組「24/7」に登場。温厚な人柄で、妻フアナさんらとキャンプで息子をサポートする姿が印象的だった。地元ではアマチュア試合のジャッジも務めていた。
2010年1月4日月曜日
プーンサワットも来日
タイで119ラウンドのスパーをこなしたという王者は「やるべき練習はやった。防衛には自信がある。敵地だが、自分にはその方がプレッシャーが少なくてやりやすい。寒さ? 夜は冷えそうだが特に問題はない」と語り、「試合は始まってみないと分からないが、序盤は見てチャンスをうかがうよ。フェザーの細野は大きいだろうが、それを倒すことが楽しみ。パンチもありそうだが私のキャリアの中で戦っていないタイプは少ないと思う。倒す自信あります。初回からはいかないけれど、相手の力が読めるようだったら早いスパートもあると思います」と自信を隠さなかった。現在のウェイトは126ポンド半だという。
さあ、これで役者がそろった。2010年日本ボクシングの開幕バウトは11日東京ビッグサイトでゴング!
2010年1月2日土曜日
王者サルガド来日 11日内山と対戦

リナレスを初回で倒したあの男がやってきた――。WBA世界S・フェザー級新王者フアン・カルロス・サルガド(メキシコ)が2日夕、成田着の飛行機でメキシコから来日した。11日東京ビッグサイトで同級4位内山高志(ワタナベ)を相手に初防衛戦に臨む。
都内の宿舎に到着後、長旅にも疲れた様子を見せず会見に応じたチャンピオン。挑戦者内山については数試合分の映像を見ているといい、「パンチの強い好選手なので、警戒して戦う。タフな試合になるだろうが、勝つのは私だ」と自信をみせた。
前回わずか73秒でリナレスを倒す大番狂わせで王座についた試合について「ラッキーパンチでは」という意地悪な質問も出たが「あれは練習して、自信を持って打ったパンチだ」と反論した。今度も早いKOを狙う? 「KOは早ければ早いほどいい」とキンタナ・マネジャー。しかしサルガドを含め誰もが長丁場の戦いを覚悟している。「(サルガドは)精神的、肉体的、技術的にもさらに強くなっている。もっといろいろなサルガドを見せられるでしょう」(ディアス・トレーナー)。
都内の宿舎に到着後、長旅にも疲れた様子を見せず会見に応じたチャンピオン。挑戦者内山については数試合分の映像を見ているといい、「パンチの強い好選手なので、警戒して戦う。タフな試合になるだろうが、勝つのは私だ」と自信をみせた。
前回わずか73秒でリナレスを倒す大番狂わせで王座についた試合について「ラッキーパンチでは」という意地悪な質問も出たが「あれは練習して、自信を持って打ったパンチだ」と反論した。今度も早いKOを狙う? 「KOは早ければ早いほどいい」とキンタナ・マネジャー。しかしサルガドを含め誰もが長丁場の戦いを覚悟している。「(サルガドは)精神的、肉体的、技術的にもさらに強くなっている。もっといろいろなサルガドを見せられるでしょう」(ディアス・トレーナー)。
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