2010年1月30日土曜日

シュメノフ2-1判定で戴冠 WBA世界L・ヘビー級王座


 29日(現地時間)ラスベガスのハードロック・ホテル&カジノで行われたWBA世界L・ヘビー級タイトルマッチは、挑戦者で同級IBA王者のベイブ・シュメノフ(カザフスタン)が王者ガブリエル・カンピージョ(スペイン)にスプリット判定勝ち。プロ10戦目でメジャータイトルを手にした。
 試合は懸命に右を上下に叩きつけるシュメノフにサウスポーのカンピージョがアウトからジャブ、コンビネーション、アッパーなど多彩なブローを浴びせる展開で推移。シュメノフのファイティングスピリットは最後まで衰えなかったが、王者の集中打で守勢を強いられるシーンも多く、スペイン人の勝ちは動かないと思われた。しかし公式スコアは一人が117-111でカンピージョを支持したものの、他の2人は115-113,117-111でシュメノフの勝ち。
 この試合からGBPと契約したシュメノフは9勝6KO1敗。昨年8月、地元でカンピージョに挑み敗れたリベンジを果たした。カンピージョは19勝5KO3敗。
 セミでは元トップアマ、エリスランディ・ララ(キューバ)がグレディ・ブリュワー(米)に最終10回2分44秒TKO勝利。
 写真はシュメノフ㊧―カンピージョ戦=photo/Sumio Yamada= 

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