2010年1月16日土曜日

38歳嶋田、復帰戦飾る サリナスに3-0判定

 昨年7月にナミビアで世界挑戦した嶋田雄大(WBAライト級15位=ヨネクラ)が再起戦のリング。15日夜、後楽園ホールでアレクシス・サリナス(メキシコ)と対戦し、10回3-0の判定勝ちを飾った。
 嶋田は3回あたりに右拳を痛め、以降のラウンドを左手一本で戦ったものの、フットワークと左ボディー、ジャブを駆使してポイントを集めた。16歳も年下のサリナスは手数が多くしつこいタイプだったが、38歳の大ベテランが技量の差をみせつけた形。ダウンシーンはなく99-93、97-94、97-93のスコア。「まだまだ現場で戦うし、やる以上は世界を獲る」と、嶋田は3度目の世界挑戦に意欲的だった。 
セミでは元日本Sバンタム級ランカーの杉田祐次郎(ヨネクラ)が約2年ぶりの復帰戦を行い、タイのワンパデスックを2回KO。またもうひとつの8回戦は重量級の松本晋太郎(ヨネクラ)がゴンゲール(タイ)に3回TKO勝ちした。

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