メキシコシティで30日(現地時間)挙行された空位のWBO世界J・バンタム級王座決定戦はL・フライ、フライ、S・フライ級(暫定王者)の元王者ホルへ“トラビエソ”アルセ(メキシコ)がアンキー・アンコタ(インドネシア)を負傷判定で下し、4つ目のベルトをコレクションした。
「この試合に負ければ引退」と公言したアルセ。昨年、ダルチニヤンにストップされ、IBF王座挑戦でも完敗。それでもチャンスが巡ってくるのは人気者であるためだ。サウスポーのアンコタは試合の大部分の時間を脚を止めて自軍コーナーで対処。そこにアルセが仕掛けるパターンで推移。アルセに以前の迫力はなく、攻勢をかけるわりにはダメージを植え付けられない。とはいえラウンドを消化するたびにメキシカンの優勢は明らかに。7回バッティングで右マブタをカットしたアンコタにドクターストップがかかり、6回まで60-54が2者に58-56と3-0でリードしていたアルセの手が上がった。
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