進行中のスーパー・ミドル級トップボクサーのトーナメント「スーパー6」に新顔が登場する。元ミドル級統一王者ジャーメイン・テイラー(米)が棄権し、代わってアラン・グリーン(米)が参戦することになった。
昨年10月、ドイツでアルツール・アブラハム(アルメニア)に痛烈なKO負けを喫したテイラーは最近5戦で4敗。トーナメント参加者の一人カール・フロッチ(英)、ミドル級王者ケリー・パブリック(米)にもストップ負けしており、ダメージの蓄積が心配されていた。
テイラーのルウ・ディベラ・プロモーターは今月上旬、テイラーが離脱すると発表。23日、ピンチヒッターとしてグリーンを抜擢した。グリーンはこれまで29勝20KO1敗。唯一の黒星は、このクラスの強豪の一人エディソン・ミランダ(コロンビア)とのダウン応酬戦で敗れたもの。その後6連勝と復活している。IBFを除く主要団体で上位にランクされる長身のボクサーパンチャーだ。
グリーンのトーナメント初戦は4月17日。ミッケル・ケスラー(デンマーク)を下した新WBA王者アンドレ・ウォード(米)に挑戦する。
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