2010年1月7日木曜日

中広が右拳負傷 日本S・フライ級は暫定王座決定戦


 日本フライ級チャンピオン、中広大悟(広島三栄=写真)は去る12月18日の防衛戦(対赤穂亮戦=引き分け)で右手親指の腱を切り、全治2ヵ月と診断されたため、チャンピオンカーニバルの出場を取り止めた。このため、S・フライ級は挑戦権を持つ同級位佐藤洋太(協栄)が出場する暫定王座決定戦となる――と、日本プロボクシング協会が7日明らかにした。
 佐藤の相手は優先権を持つ世界ランカーから順番に声を掛けているという。現時点で決まっておらず、開催地、開催時期とも未定。中広の広島三栄ジム・新谷彪会長の話。「長引くので暫定王者を作ってもらうことになりました。中広にはいい休養だと思って、治ったら統一戦で頑張ります」と語っている。
 チャンピオンカーニバルで他に試合日の決まっていなかった日本ミドル級チャンピオン鈴木哲也(進光)-同級1位鈴木典史(ピストン堀口)戦は、2月20日(土)、大阪市の・韓国会館で行われることに決まっている。

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