米国サンアントニオで27日夜行われたライト級12回戦(WBC暫定王座決定戦)オマール・フィゲロア(米)×荒川仁人(八王子中屋)戦に対し、米国の各メディアが大称賛している。
荒川仁人 |
さらに荒川の大奮戦について「彼のファイティングスピリットがフィゲロアの負傷(鼻のカット)を引き起こしたに違いない」と述べ、「荒川は日本国外で連敗したが、彼の株はスカイロケットのように伸びるだろう」と結んでいる。
またESPNドットコムのダン・ラファエル記者も「第3ラウンドは明らかに年間最高ラウンド候補だ」とした上で、「荒川は1,170発パンチを放ち、280発ヒット。フィゲロアは942発中480発と50%以上。2人で2,112発もパンチを繰り出して凡戦になるわけがない。サウスポーの荒川はパンチを出し続け、1インチ(25ミリ)も距離を与えなかった」と続ける。
全米にTV放送したショータイムのベテラン解説者アル・バーンステインも「ガッティ×ウォード戦並みの感動」と2人を称えた。
ボクシングニュース24ドットコムはメインライターの一人ダン・アンブローズが記述。見出しは「荒川はフィゲロアに敗れたが名前を残した」というもの。「パンチ力では文句なくフィゲロアが勝っていたが、荒川にもう少しパワーがあったら、逆にストップ勝ちしていたのでは…」と論評。そして「できれば荒川がこのファイト(のダメージ)からリカバーして、もう一度アメリカのテレビにカムバックしてもらいたい」と付記する。
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