14日、愛知県刈谷市あいおいホールで行われたS・ライト級10回戦は、小出大貴(薬師寺)が日本ライト級8位の中森宏(平仲)に7回1分32秒負傷判定3-0(67-65、66-65×2)で勝利した。両者は2010年9月(中森の7回TKO勝ち)以来の再戦だったが、終始足を止めなかった小出が雪辱を果たした。
小出大貴 |
4回に中森はレスリング行為で減点1。直後に小出が猛ラッシュ。しかし終了間際には中森の左フックで小出の動きが一瞬止まる。そして5回には中森が左アッパーからの右オーバーハンドでダウンを奪い返した。6回は小出のショート連打に中森がマウスピースを落とす場面があったが、中森も身体ごと小出を押し込み強打を当てるなど一進一退の展開が続いた。7回に偶然のバッティングで中森が左目上をカットし、試合続行不可能と診断された。
前座では、日本の丸木兄弟(天熊丸木)がタイのモークルンテップトンブリ兄弟と対戦するという珍しい兄弟対決が行われた。
ウェルター級6回戦に登場した弟の凌介は、同じく弟のエアクエンクライに4回59秒KO勝ち。全日本新人王決定戦で敗れて以来の再起に成功した。兄の和也は65.3㎏級10回戦で、エアクナンポン・モークルンテップトンブリに3-0(99-93、98-93、97-94)の判定で勝利した。
0 件のコメント:
コメントを投稿