WBA世界フェザー級タイトルマッチが日本時間の15日未明、インドネシアのジャカルタで行われ、挑戦者で6位の細野悟(29=大橋)とスーパー王者クリス・ジョン(33=インドネシア)の一戦は3回2分12秒負傷引き分けに終わった。ジョンは18度目の防衛となった。
細野の3度目の世界挑戦は不完全燃焼に終わった。初回、巧みにジャブを放つジョンに対し、スロースターターの細野にしては積極的に手を出し、まずまずのスタートを切った。2回、ジョンはジャブに加えて右クロスを打ち込み、細野も左ボディブローを決めて対抗。偶然のバッティングでジョンの左目じりから出血が見られた。
細野が乱戦に巻き込むべく3回に一層プレッシャーを強めた。ここで細野とジョンの頭がぶつけり、ジョンが右まゆの上あたりをザックリとカット。ドクターチェックをへて試合は続行され、試合は打撃戦へと突入したがここまで。再度のドクターチェックをへてレフェリーが試合を終わらせた。細野はまずまずのスタートを切っただけに、残念な結末だった。ジョンは48勝22KO3分。細野は23勝17KO2敗1分。
0 件のコメント:
コメントを投稿