2013年2月11日月曜日

岩渕がTKOでV3 日本S・ライト級戦



 日本ダブルタイトルマッチのメイン、日本S・ライト級タイトルマッチは王者の岩渕真也(草加有沢)が挑戦者の細川バレンタイン(宮田)を下し、3度目の防衛に成功した。ホールのチケットは完売だった。

 序盤はカウンター狙いの細川を岩渕が攻めあぐねる展開。不用意に攻めたところで、細川のシャープな右がヒットするなど、チャンピオンが苦戦しているという印象だった。

 岩渕にようやくエンジンがかかったのが5回。得意の左ストレートから右フックをつないで、最初の見せ場を作った。細川も負けじと右を打ちこみ、岩渕の右目上部を切り裂いたが、試合の流れは徐々にチャンピオンに傾いた。

 8回、岩渕の左カウンターがドンピシャで決まり、細川がダウンすると試合はクライマックスへ。岩渕の猛ラッシュに細川は耐えに耐えたが、最後はレフェリーが試合を止めた。勝った岩渕は東洋太平洋タイトルへのステップアップをファンにアピールした。岩渕は21勝17KO3敗。細川は16勝8KO3敗3分。

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