2013年2月12日火曜日

マルティネス×ブルゴス WBO即再戦認めず


 1月19日ニューヨークMSGのザ・シアターで挙行された3つの世界タイトルマッチの一つWBO世界J・ライト級(S・フェザー級)戦の映像による再検証が実施された。

 これによりWBOは11日朝、オフィシャル裁定(3者3様のドロー)は“許容範囲”という見解を通達。挑戦者フアン・カルロス・ブルゴス(メキシコ)側から出されていた即リマッチの要求を退けた。

 WBOは今回も5人の著名ジャッジによる再検証を行ったが、昨年のパッキアオ×ブラッドリー戦と異なるのは、公式スコアも尊重し、3人+5人=8ジャッジの見解として発表したこと。米国メディアに載った結果は次のとおり。

挑戦者フアン・カルロス・ブルゴス
2R、10R、12R・・・8人中7人(がリードと採点=以下同様)
6R、11R・・・8人中6人
3R・・・8人中5人
1R、4R、7R・・・4対4のイーブン

王者ローマン・マルティネス(プエルトリコ)
5R・・・8人中7人
9R・・・8人中6人
8R・・・8人中5人
1R、4R、7R・・・4対4のイーブン

 これでもブルゴスが優勢だったような印象だが、WBOの執行委員会は世界選手権ルールにのっとりダイレクトリマッチには値しないと判断した。辛くも防衛成功のマルティネスは4月6日トップランクがマカオで開催する興行で、指名挑戦者で無敗のディエゴ・マグダレノ(米)を迎えることになっている。

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