ガスカを攻める小國(左) |
OPBF・S・バンタム級タイトルマッチが18日、神戸サンボーホールで行われ、王者小國以載(VADY)が11位ロリ・ガスカ(フィリピン)に2-1判定勝ち。3度目の防衛に成功した。
この日の小國はガスカの正面での攻防が多く、持ち味のジャブも少なかった。しかし相手のラフなパンチをブロックでしのぎつつ、自らのボディー攻めも奏功し、ポイントの流失は防いだ。フィリピンのジャッジが114-113で挑戦者ガスカにつけたが、残る2者は116-112、116-114で小國の勝利を支持。前王者でもあるガスカを返り討ちに遭わせた。
セミでは元ランカーの福原寛人(江見)がフィリピンS・フェザー級8位のロベルト・ゴンサレスをワンパンチKO。ジャブの突き合いが続くスピーディーな展開だったが、3回福原が見事に右を直撃。倒れたゴンサレスは10カウントを数えられた。
スカッとKO勝ちの福原 |
また日本ライト級10位西谷和宏(VADY)は岩下幸右(グリーンツダ)との再戦に8回2-1判定勝ち。タフな岩下と激しい打ち合いも辞さず、場内を大いにわかせた。
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