PHOTO/SUMIO YAMADA |
3度のダウンシーンはいずれもマルケスがダメージを与え、カサにかかって攻め込んだ時にビロリアの逆襲を食らって発生した。それだけ試合はスリルに満ちたものだった。
初回に倒してペースを握ったビロリアは5回も快調に戦っていたが、マルケスの逆襲を食らいグラリ。滅多打ちにさらされながら乗り切ったビロリアは2度目ダウンを奪う。
しかし7回から反撃したマルケスがサウスポーから連打を見舞いラウンドを連取。とくに9回はWBO王者に後退のステップを踏ませるなど優勢だった。10回も乱打を浴びせていたが、ビロリアの右カウンターで痛烈にダウン。続行に応じたものの、ワンツーが決まると、マルケス・サイドのロバート・ガルシア・チーフセコンドがタオルを持って棄権をリクエストした。
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