今年度の東日本新人王トーナメント(第68回)準決勝の第二日目は28日後楽園ホールでミニマム級からミドル級まで12試合が行われた。
この日唯一引き分けに終わったのは全勝対決のフェザー級戦。これまで4勝3KOの溜田剛士(ヨネクラ)だったが、この日はジャブを多用する伊藤雅雪(伴流)にかわされ大苦戦。3回に右フックでダウンを奪いどうにか引き分けに持ち込み、新人王規定により勝者扱いとなった(記録はあくまで引き分け)。信州上田市の同郷の先輩西澤ヨシノリ(元東洋チャンピオン)が地元で開いたちびっ子ボクシング教室に参加したことが縁でヨネクラジム入りしたという溜田(18歳)。西澤の声援を浴びながら際どい試合を乗り切り、「今日は勉強させられました。次はしっかり結果を出します」と決勝戦の好ファイトを誓っていた。
以下はこの日の東日本新人王準決勝戦の結果--。
Mm 多打魔炸獅(TI山形) KO1回 鈴木聡(横浜光)
LF 横手太一(ドリーム) TKO4回 藤井貴博(金子)
F 鈴木辰弥(山龍) 判定 橘博文(ウィン三迫)
SF 喜久里正平(帝拳) 判定 小関準(伴流)
B 尾島祥吾(川崎新田) 判定 村田智哉(KG大和)
SB 岩崎悠輝(新開) KO1回 源大輝(ワタナベ)
Fe 溜田剛士(ヨネクラ) 引き分け 伊藤雅雪(伴流)
※新人王規定により、溜田の勝者扱い
SFe 伊原健太(三迫) TKO3回 村田陽一(上滝)
L 下薗亮太(ワタナベ) 判定 本間愛登(帝拳)
SL 橋元納(金子) 判定 菅沼卓(川島)
W 森戸拓哉(ヨネクラ) TKO2回 坂口幹治(ピストン堀口)
M 佐々木左之介(ワタナベ) 判定 旭昇(ヨネクラ)
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