2011AIBA世界選手権大会(バクー市)は競技3日目の28日、日本の3選手が出場し、2人がRSC勝ち。依然として勢いは衰えていない。
バンタム級の清水聡(自衛隊体育学校)はM・ラティフィ(アフガニスタン)に2回1分18秒RSC勝ち。初回にワンツーでダウンを奪った後も一方的にプレッシャーをかけ、2回2度のカウントを追加してストップに持ち込んだもの。
ミドル級の村田諒太(東洋大学職員)も持ち前の強打を遺憾なく発揮してL・サンチェス(アルゼンチン)に2回RSC勝ち。初回から圧倒し、上下にパンチを打ち込んでこの回2度のカウントを聞かせた。このチャンスは終了ゴングに逃げられたが、続く2ラウンド、村田はなおも果敢に攻め、この試合3度目のカウントとなったところでストップがかかった。
L・ヘビー級に出場した岡田良綱(日大)は、М・ブラウン(米)に1回RSCH負け。重量級は特に層の厚いことで定評あるアメリカの中でも特に有望視されているブラウンはさすがに強く、サウスポースタイルから左ストレートを直撃されると岡田尻もちをつく強烈ダウンで敗退となった。
これで日本勢は世界選手権という大舞台で4選手が白星スタートを切り、好結果を期待させる。明日30日はウェルター級の鈴木康弘(自衛隊体育学校)が出場の予定だ。
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