2011年6月5日日曜日
親子王者誕生 チャベスJr、ズビックに判定勝ち
親子チャンピオンが誕生――。メキシコの英雄フリオ・セサール・チャベスの長男チャベスJrが王者セバスチャン・ズビック(ドイツ)に2-0判定勝ち。WBC世界ミドル級王座を獲得した。
4日(現地時間)米ロサンゼルスのステープルズ・センターで行われた同タイトル戦はズビックが回転の速い左右フックで攻め立てれば、チャベスは父直伝の重厚なボディーブローで対抗。激しいペースの奪い合いの中、5ラウンドあたりから、挑戦者が体格を生かして押し気味に。ズビックのリターンで顔面が腫れたチャベスだったが、リングサイドで鼓舞する父に応えるように終盤、執拗なボディー攻めで押し切り終了。スコアカードは一人が114-114のドローだったが、他の2者は115-113,116-112でチャベスを支持した。
「拮抗したファイトだったけど、最終回を全力で獲る気持ちで戦った」と新チャンピオンはコメント。45戦目の戴冠だった。43勝30KO1分1NC。ズビックは初黒星だった。30勝10KO1敗。(三浦勝夫)
=PHOTO/SUMIO YAMADA=
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