2011年5月28日土曜日

ヘビー級アレオーラが2週間で2KO勝ち

 ビタリ・クリチコ挑戦では終盤TKOで退いたが、その後復帰ロードを走るメキシコ系ヘビー級クリス・アレオーラ(米)が“離れ業”をやってのけた。アレオーラは今月14日、アンドレ・ウォード-アルツール・アブラハム戦のカードで、ランカーのナギー・アギレラに3回TKO勝ちを収めていたが、13日後の27日(現地時間)米ネバダ州リノに登場。中堅選手ケンドリック・レレフィード(米)との10回戦に応じた。
 236ポンド(107キロ)と以前よりかなりスマートになったアレオーラはボディー攻撃から左右アッパーを巧打してペースを手中に。6回、右ストレートで倒すと、次の7回、畳みかけレフェリーストップによるTKO勝利を飾った。
 世界再挑戦を目指すアレオーラ(30)は32勝28KO2敗。レレフィード(29)は22勝10KO15敗2分。
 同じリングで行われたIBFヘビー級2位決定戦はベテランのトニー・トンプソン(米)がモーリス・ハリス(米)を2度倒して3回TKO勝利。39歳のトンプソンは1位エディ・チェンバース(米)と“正規挑戦者”の座を争う。

0 件のコメント:

コメントを投稿