東京・大田区総合体育館で12日行われたダブル世界戦のメインイベント、WBC世界バンタム級タイトルマッチは、王者の山中慎介(帝拳)が同級7位のホセ・ニエベス(プエルトリコ)を1回2分40秒KOで下し、4度目の防衛に成功した。
左を打ち込む体勢に入った山中(左) |
プエルトリコからの挑戦者は山中の敵ではなかった。初回、山中が左をボディに打ち込み、さらに左ストレートが顔面に浅くヒット。これでニエベスは混乱してしまったのか、完全に及び腰になってしまった。下がるニエベスに山中が左ストレートを叩き込むと、カリブのサウスポーは沈み込むようにダウン。レフェリーがテンカウントを数えた。
試合後、インタビューを受けた山中はリングサイドで観戦していたWBO同級チャンピオン亀田和毅(亀田)に統一戦を呼びかけた。山中の戦績は19勝14KO2分。ニエベスは22勝11KO3敗3分。
0 件のコメント:
コメントを投稿