WBC世界フライ級タイトルマッチ(8.12大田区総合体育館)で同級11位オスカル・ブランケット(28=メキシコ)を挑戦者に迎え初防衛戦に臨む王者の八重樫東(30=大橋)が5日、横浜市内で練習を公開した。
フィジカルトレーニングで汗を流す八重樫 |
スパーリングに先だって記者会見した八重樫は「(ブランケットは)強打の選手ということでかなり警戒している。緊張感を持って練習してきた」と挑戦者を高く評価。「勝負は中盤から後半にかけてだと思う」と試合展開を予想した。
ブランケットは32勝23KO5敗1分。大橋秀行会長によれば、KOの多くは連打でストップというスタイルではなく、相手がバッタリと倒れるようなシーンばかり。確かに昨年6月、ウォーズ勝又を初回KOで仕留めた試合もなぎ倒すようなノックアウトだった。
激闘ファイトがすっかり板についた感の八重樫だが、今回ばかりは一発を食わないように慎重に試合を進めるはずだ。松本好二トレーナーは「みんな早い段階から打ち合いに突入してほしいとは思うが、本来のスピードとテクニックでお膳出てをして、それから打ち合いに突入して打ち勝ちたい」とシナリオを描く。
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