注目のプロ・デビュー戦を鮮やかなTKO勝利で飾ったロンドン五輪ミドル級金メダリスト、村田諒太(三迫)が一夜明けた26日、帝拳ジムで記者会見に臨んだ。
スポーツ各紙を前に笑顔の村田 |
東洋太平洋王者の柴田明雄(ワタナベ)を2回TKOに破り、「最高のスタートを切れた」(浜田剛史・帝拳ジム代表)と関係者の間でも高評価を得た村田。ほとんどまともにパンチを受けなかった顔には腫れひとつなし。プロになった感想を聞かれると、「ボクシング好きの人間として、こういうボクシングもあるんだ、こういう技術もあるんだということを知るのは大きいし、この世界(プロ)にこれてよかった」と心境を語った。
年内にもう1試合行う予定というが、対戦相手については「自分が成長できる相手とやっていきたい」。石田順裕、湯場忠志ら対戦を希望している点については、「試合を決めるのは僕の対戦相手ではないことを分かってほしい」と、素っ気ない。いちいち希望に応じていたら何十戦もしなくてはならない……と本音もチラリ。
なお今後の試合体重については「いろんな可能性があると思う。きのうの73キロに関しても、あと500(グラム)減らして72.5(ミドル級リミット)でもまったく問題ないし、必要なら、時間さえかければ69.8(キロ)でもやる。そのあたりは相談してやっていきたい」。ミドル級だけにこだわるつもりはないようだ。
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