米カリフォルニア州カーソンで挙行されたWBCダブル世界タイトルマッチのうち、WBC世界S・バンタム級戦は挑戦者1位で前IBFバンタム級王者レオ・サンタクルス(メキシコ=米)が王者ビクトル・テラサス(メキシコ)に3回2分9秒TKO勝ちで2階級目のベルトを巻いた。テラサスは初防衛に失敗。
ダウンを奪いガッツポーズのサンタクルス |
試合はサンタクルスの独壇場だった。スタートからボディー打ちを見舞ったサンタクルスは2回にペースアップ。上下へパンチを打ち分けるとテラサスの右目がドス黒く腫れてくる。テラサスは懸命に右アッパーをリターンするものの、3回、左を食らい前のめりにダウン。ここをカウント9で立ったが、追撃でまた崩れ、ダメージを考慮したモレット主審は続行を許可しなかった。
一段と向上の跡をうかがわせたラッシャー、サンタクルス(25)は25勝15KO1分無敗。テラサス(30)は37勝21KO3敗1分。Photo/GBP
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