WBA世界S・フェザー級チャンピオンの内山高志(ワタナベ)が9日、都内のジムで練習を公開した。渡辺均会長はV8戦について「できることなら9月にやりたい」と語り、大みそかを含めて年内に2つの防衛戦に臨む可能性を示した。
左中心のスパーで汗を流す内山 |
5月のV7戦から1週間でロードワークを再開したという内山は、絞り込んだ肉体で報道陣の前に登場。試合で右拳を少し痛め「まだ少し違和感がある。いまは左を中心に練習している」とのことだが、9月と12月に防衛戦が入ったとしても「まったく問題ない」と年内2試合を歓迎した。
気になる次戦の相手は未定。標的にしていたユルオルキス・ガンボア(キューバ)がライト級にクラスを上げたことで「対戦の可能性は薄くなった」と残念な表情を浮かべながら「若い選手も出てくるし、下から上がってくる選手もいる」と新たなライバルの出現を希望した。
8月25日にビッグマッチを控える田口良一と柴田明雄に対しては「2人には勝ってもらって目立ってほしい。役に立てるなら何でもしたい」とバックアップを約束。ボクシング界を引っ張るリーダーは「いつ大きな試合が来てもいいように、1日1日強くなることが大事」と力強く語った。
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