昨年9月のセルヒオ・マルティネス(アルゼンチン)戦の後、マリファナの陽性反応が検出されサスペンド処分を科された前WBC世界ミドル級王者フリオ・セサール・チャベス(メキシコ)。今年2月、ネバダ州コミッションから通達された罰金90万ドル(当時のレートで約8500万円)が9分の1の10万ドルに減刑された。
丸くなったチャベスJr 後ろで心配そうな父チャベス |
マルティネス戦のファイトマネーの30%に相当する90万ドルという額は誰もが“法外な”ものだと非難したが、それでもこれほど一気に減少するとは驚き。罰金の減額で気が緩んだのではあるまいが、6日(日本時間7日)実弟オマール・チャベスのメキシコ・テピックでの試合に同行した時撮影された写真では太りすぎの印象が否めない。何でも200ポンドを超えていたというからヘビー級だ。
注目のリング復帰は7月から8月、そして9月にずれ込み、相手も二転三転。場所も転々とした末、9月7日、ロサンゼルスのステープルズ・センターでブライアン・ベラ(米=WBOミドル級1位)と対戦することで落ち着いた。ベラは世界的に無名だが、大物食いで知られ、チャベスは気の抜けない試合になりそうだ。
メキシコからの報道では、ベラ戦はフレディ・ローチ・トレーナーとのコンビを解消。新しくウラジミール・バルデネブロという人物をメインコーチに起用するという。アレックス・アリサ・コンディショニング・コーチとは関係を続行する。Photo/BoxingScene.com
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