ワタナベジムの世界チャンピオンコンビの防衛戦が決定した。11日、内山高志、河野公平の両王者が大田区役所に松原忠義区長を表敬訪問、次期防衛が発表になった。試合は5月6日開催。
挑戦者はともにベネズエラ選手で、内山はハイデル・パーラを相手に7度目の防衛戦、初防衛戦を迎える河野は暫定王者のリボリオ・ソリスとの王座統一戦。 ガンボア以外は敵ではないと豪語する渡辺均会長は、ランカー群の中から内山の挑戦者に無敗のパーラを選んだ。
パーラはフライ級王者として坂田健史(協栄)と激しいバトルを繰り広げたロレンソ・パーラの実弟で、ベネズエラ初の兄弟世界王者をうかがう30歳。20勝10KO1分だ。
一方、河野の初防衛戦はペッバンボーン・ゴーキアットジムを挑戦者にオプション契約の消化と見られていたが、WBAの指令で暫定王者との試合となった。「いきなり暫定王者と戦うのは正直驚いたが、世界ランカーは皆強いから誰でもいい。前回のように挑戦者の気持ちで臨む。モチベーションが上がっている。ソリスはうまいが前に出てくるのでいい打ち合いができる」と河野。ソリスは試合時31歳。14勝7KO3敗1分。
試合会場はおおみそかに戦った大田区総合体育館で、「見てもやっても楽しいがコンセプトの会場。おおみそかは私も観戦してファンが総立ちになった一体感に感激した」と松原大田区長は熱戦の再現を期待している。
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