メキシコのグアダラハラで9日(日本時間10日)行われたWBCフライ級挑戦者決定戦兼同シルバー王座タイトルマッチは、WBC1位エドガル・ソーサ(メキシコ)が元IBF世界L・フライ級王者ウリセス“アーチー”ソリス(メキシコ)を2ラウンド2分12秒KO。王者五十嵐俊幸(帝拳)の指名挑戦者に名乗りを上げるとともにベルトを守った。
L・フライ級で安定政権を築いた元チャンピオン同士のサバイバル戦(ソーサはWBC王者)。下馬評は新人時代に2度ソーサに勝ち、地元リングに立ったソリスが優勢。互角の初回が終わり、2回やや手数で押し気味だったソーサの左カウンターが炸裂。リング中央に大の字となったソリスはダメージが深く、カウントアウトされた。
地味な堅実な選手だったソーサだが、この勝利はベストパフォーマンスと言えそうだ。48勝29KO7敗。9年後のリベンジに成功。一方、カネロ・アルバレスの兄弟との路上バトルで負傷。王座返上などアクシデントがあったソリスは35勝22KO3敗3分。Photos/BoxingScene.com
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