ラウンドアップ（海外版）

 

カーン

■ショッキングなダニー・ガルシア戦のストップ負けから昨年12月に再起したアミール・カーン（英）の次戦が４月27日、地元英国のシェーフィールド、モーターポイント・アリーナに決まった。対戦相手は元ＩＢＦ世界ライト級王者フリオ“キッド”ディアス（米）。契約体重はＳ・ライト級リミット３ポンド超の143ポンド。同日はロンドン五輪メダリストからプロ転向するアンソニー・オゴゴ（英）のデビュー戦やカーンの実弟ハローン・カーンのプロ初戦も予定される。

■アルバレス×トラウト戦の前倒し、決定のあおりを受けて延期を余儀なくされたダニエル・ポンセ・デレオン（メキシコ）×アブネル・マレス（メキシコ＝米）のＷＢＣ世界フェザー級戦が５月４日ラスベガスＭＧＭグランドのメイウェザー×ゲレロをメインとする興行に組み込まれることになった。今のところ、扱いはセミファイナル格。

■トップランク社によると、４月６日マカオでプロデビュー戦に臨む北京、ロンドン五輪金メダリスト、鄒市明（ゾウ・シミン＝中国）の対戦相手がエレアサル・バレンスエラ（メキシコ＝２勝１ＫＯ１敗２分）に内定した。試合はフライ級４回戦。この一戦をメインに複数のタイトル戦が予定される同日のカードは米国でも関心を集め、ＨＢＯの系列チャンネルＨＢＯ２が放送する運びとなった。