2013年3月3日日曜日

柴田の世界タイトル獲得ならず WBC女子L・フライ戦

 
激しく打ち合う柴田(右)とサモラ

 3日、後楽園ホールで行われたひな祭り女子世界戦の第一弾、WBC女子世界L・フライ級王座決定戦は、5位の柴田直子(ワールドスポーツ)が3位のイベス・サモラ(メキシコ)に1-2(96-94、94-96×2)の判定で敗れ、世界タイトル獲得はならなかった。
 
サモラ
がっしりした体格のメキシカンはスタートからエンジン全開。徹底して前に出ながらジャブ、左右のフックを上下に打ち込み、柴田にプレッシャーをかけ続けた。打ち合いを余儀なくされた柴田はボディブローや右ストレートをあてて対抗したが、力強さではサモラが上という印象。7回終了後の公開採点は3者とも1ポイント差でサモラのリードだった。

 逆転を狙う柴田は9回に右を決めて見せ場を作ったが、サモラの推進力は最後まで止まらなかった。柴田は2度目の世界挑戦失敗。柴田は9勝3KO3敗。サモラは17勝7KO5敗。

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