WBAフライ級戦の計量が26日、川崎日航ホテルで行われ、王者フアン・カルロス・レベコ(亜)と挑戦者黒田雅之(川崎新田)ともに合格した。
50・6キロのアンダーを計測した黒田は「やるべきことはやってきました」と落ち着いた表情。下馬評不利をささやかれながらも、計量に先立って行われた会見では「世界戦の行事をこれからも毎試合できるような選手になりたい」。レベコに対し「わざわざアルゼンチンからベルトを持ってきてもらったのだから、いただきたい」と宣戦布告だ。
一方のレベコは予備計量で200グラム重かったウェイトを絞っていたのか、会見に遅刻。本計量も最初は100グラム・オーバーで、パンツを脱いでリミット50・8キロに合わせた。もっとも「日本、川崎は美しい」などと語り、ピリピリした雰囲気はなし。「フランスで一度負けたけど、その経験を糧にメキシコでチャンピオンになった」と敵地防衛に変わらぬ自信をうかがわせた。
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