2013年2月25日月曜日

加藤が小差判定でV4 日本ライト級戦

 
 

 日本ライト級タイトルマッチが25日、後楽園ホールで行われ、王者の加藤善孝(角海老宝石)が1位の鈴木悠平(真正)を3-0(96-94、97-94×2)の判定で退け4度目の防衛に成功した。

 序盤は鈴木。ジャブ、右ストレート、左ボディブローを打ち分け、守ってもよく動きフェイントをたくさん使って加藤に的を絞らせなかった。
 
スタートこそ手数の少なかった加藤は徐々にプレッシャーを強め、小気味よくジャブを当てた。しかし6回、鈴木の右カウンターを食らってダウン寸前のピンチ。鈴木が前に出たところで、加藤もいいパンチを打ち返し、試合の行方は分からなくなった。

 終盤は加藤が前に出て、鈴木も応じて打ち合い、パンチの有効性で加藤が上回った印象。連続KO防衛をしていた加藤だったが、この日は最後まで爆発せずに判定で勝利を手にした。加藤は24勝7KO4敗1分。鈴木は11勝8KO3敗。

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