2011年10月3日月曜日

宮崎、1位挑戦者をKO撃退 世界前哨戦

 2日夜大阪・IMPホールで行われた東洋太平洋(OPBF)L・フライ級タイトルマッチで、チャンピオンの宮崎亮(井岡)が同級1位のヘルソン・マンシオ(比)の挑戦を4回KOに沈め、昨年家住勝彦から奪った同タイトルの3度目の防衛に成功した。
 試合前日の計量でL・フライ級リミットを1・1キロもオーバーするポカをやり、再計量でギリギリ48.09キロに落としてことなきを得た宮崎。試合ではそんなトラブルも感じさせない速い動きでマンシオを寄せつけず、4回開始早々右ストレートを叩き込んで10カウントを聞かせた(タイムはこの回26秒)。感激屋の宮崎は、テレビインタビュー中に言葉につまった。計量失敗の後、ジムをあげて減量に協力してくれたことを思い出してうれし泣きしたのだ。
 現在WBA2位、WBCでは6位にランクされる宮崎には、今年暮れに同僚井岡一翔とともにダブル世界タイトル戦が計画されている。2月の井岡の世界獲得戦でも同じリングで勝っており、「今度も一緒なら絶対に勝ちます」といつものビッグマウスに戻っていた。

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