2011年10月3日月曜日

鈴木快勝も須佐、川内は敗退 アマ世界選手権

 バクー市で開催中の2011AIBA世界選手権大会は競技7日目の2日、2回戦に進出した自衛隊体育学校の3選手が登場した。07年シカゴ大会の銅メダリスト川内将嗣と、国際大会での優勝歴を誇る須佐勝昭の期待のベテラン2人は無念の敗退……。一方ウェルター級の鈴木康弘がイタリアのダニロ・クレアティをポイントでくだし3回戦に進出した。
 サウスポーの鈴木は長身から打ちおろす左ストレートからの返しの右フックがよくヒット。初回こそ4-4とイーブンだったが、2回8-4、3回7-3と引き離し、終わってみれば19-11と明白な差がついていた。次勝てばベスト16だが難関。07年シカゴ大会の優勝者で昨年のアジア大会金メダリスト、シャピエフとの対戦が控えている。
 L・ウェルター級の川内は08年世界ユース大会銀メダリストの新鋭ダニヤル・エレウシノフ(カザフスタン)に14-4で完敗。フライ級須佐も新鋭カリド・ヤファイ(英)に28-16でポイント負けだった。
 3日は井上尚弥、清水聡、村田諒太の3選手が3回戦進出をかける。

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