WBA世界スーパーフライ級王座を過去2度獲得したWBC同級7位の名城信男(29=六島)が、11月4日にタイ・バンコクでWBC同級王者スリヤン・ソールンビサイ(22=タイ)に挑戦することになった。6日、所属ジムが発表した。前WBC王者トマス・ロハス(メキシコ)を8月に地元タイで撃破したスリヤン陣営からオファーがあり、名城はプロ20戦目で初の海外リングに立つことになった。
名城はこの日、大阪市内の所属ジムで会見。「こんなに早くチャンスが巡ってきて感謝している。(今年2月に挑んで判定負けした)ロハスに勝った強いチャンピオンだが、できる限りのことをして何としても敵地で奪取したい。タイに行くのは初めてだし、不安がないことはないが、試合ができる喜びの方が大きい」と話した。
王者スリヤンの印象については「スピードがあって正統派なボクシングをするし、テクニックもある。身長は160センチくらい。(163センチの)自分より小さい相手とほとんど試合したことはないが、苦手ではない」とした。既にスパーリングを多く消化しており、約1週間前にタイに向かう予定だという。
枝川会長は「運がいい男。これで9回目の世界戦。実力があっても1回もできずに終わっていく選手もいるんだから。今回がラストチャンスくらいの気持ちでやらないといけない」と奮起を促した。
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