30日(現地時間)米カリフォルニア州サンタイネスのシューマッシュ・カジノで行われたWBC世界S・ライト級挑戦者決定戦は、1位オルセガン・アジョセ(ナイジェリア)が6位アリ・シバー(フランス)に3-0判定勝ち。王者エリク・モラレス(メキシコ)への挑戦権を獲得した。
試合は3ラウンドに2度ダウンを奪ったサウスポー、アジョセが優勢。勇敢に反撃する長身のシバーは打ち合いに応じてチャンスをうかがう。しかしスピードに勝るナイジェリア人が途中スタミナ切れの様相を呈しながらもアウトボクシングで乗り切り終了。スコアカードは119-107が2者に120-106と大差でアジョセを支持した。
このタイトルは、9月17日モラレスが同国のパブロ・セサール・カノをストップして支配者になった。しかしランキング的には、この試合の方が決定戦に相応しかったという声もある。もっともWBAのように暫定チャンピオンを設けなかっただけでも救いか。
ロンドン在住のアジョセ(31)は30勝14KO無敗。カナダ在住のフレンチ、シバー(26)は35勝28KO2敗。
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