2011年9月27日火曜日
高校生井上好発進 世界選手権初戦勝つ
アゼルバイジャンのバクーで開幕したアマチュアのAIBA世界選手権大会は26日競技第一日目に入り、日本選手のトップとしてL・フライ級の予選1回戦に出場した井上尚弥(相模原青陵高)が、D・ヒタリフン(インドネシア)に16-7でポイント勝ちし、2回戦進出を決めた。
これが世界大会初陣の井上は3回に2度カウントを聞かせる文句なしの勝利。あと2勝してベスト8に入れば確実に五輪出場権を得る。次は10月3日に国際大会豊富なH・ダニエリャン(アルメニア)と対戦し、これに勝つとキューバ選手との対戦の可能性もある。
「今度の日本はクジ運がよくない」(日本チーム首脳)といわれ、他の階級でも強豪ひしめくトーナメントの山に置かれるケースが少なくないが、8人の日本代表の健闘を期待したい。
明日27日には、フライ級で日本の第一人者・須佐勝明(自衛隊体育学校)が登場。20日の新鋭エミグディオ(メキシコ)と対戦する。
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