2011年8月30日火曜日

承認も下りた!明日ダブル世界戦-4選手計量パス



 明日の本番を控えた30日正午、東京・赤坂のTBSでWBA世界バンタム級戦、同S・フライ級戦の計量がファン公開のもとで行われ、4選手ともリミットでパスした。

ウェイトと検診結果

バンタム級
     体重   体温   脈拍 血圧
亀田   118ポンド 36.6度  53  122/77
デラモラ 118ポンド 36.5度  52  145/65

S・フライ級
カサレス 115ポンド 37.4度  93  113/72
清水   115ポンド 36.5度  60  140/86

バンタム級王者の亀田興毅は「(計量が終わってホッとしている。明日は最高の試合をして、KO勝ちで締めくくります」と抱負を述べた。挑戦者デビッド。・デラモラは「プレッシャーは感じていません。明日になったら感じるかもしれないが」と世界初挑戦の心境を述べつつ「明日はデラモラがどんなボクサーか皆さん分ってくれと思う。新しいチャンピオンが生れます」とも。写真撮影では亀田を挑発し、逆に押し返される場面もあった。

 S・フライ級、ウーゴ・カサレスは全裸になって計量をパス。「フィジカルコンディションは問題ない。戦ったのは減量だけ。(パスして)試合の準備が整いました。クレバーな試合をしたい」と語り、「明日、何キロでリングに上がるかは言えないが、60キロぐらいがベストかな」とかなりの増量の構えだ。一方の清水智信は「王者はウェイトを増やして試合に臨むでしょうが、それをマイナスにするようなボクシングをしたい。グローブ(メキシコ製8オンス)の件とともに、自分のプラスに変えたい。チャンピオンはうまく、老獪だが、自分も負けていないと思う。最高の試合で勝ちたい」と語っている。
 気を揉んだ承認問題だが、オフィシャルの指示がWBAから届き、「ルールに則って試合を行う」と立会人のアラン・キム氏がゴーサインを出している。



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