2011年7月3日日曜日

S・ウェルター転向の中川KO勝ち 

 2日夜の後楽園ホール、セミの8回戦に登場した元日本ウェルター級チャンピオン(現日本S・ウェルター級3位)中川大資(帝拳)は、インドネシアS・ウェルター級1位のバンバン・ルサディ(インドネシア)に4回20秒KO勝ちを飾った。
 初回は長身からジャブを頻繁に突いてアウトボクシングに徹した中川も、2回からは接近戦でサンドバッグを打つように攻撃。ルサディはもっぱら両手でカバーし防戦につとめ、時折左フックを返すが、試合は一方的な展開に。
 中川の飛ばし過ぎが心配されたが、これは杞憂に終わった。4回開始されると、ルサディはコーナーに立ったまま戦意を見せず。中村主審がカウントを10まで数え、試合終了。
「きっちり倒して勝ちたかった」と中川。それでもS・ウェルターに上げて減量苦から解放されたといい、「(日本&OPBF王者の)チャーリー大田選手に挑戦したい。勝てる自信があるんで……」と、2階級制覇への意欲をアピールしていた。中川は17勝13KO2敗2分。

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