2011年6月13日月曜日
「パッキアオ倒せ!」 王者粟生のV1祝勝会
WBC世界S・フェザー級チャンピオン、粟生隆寛(帝拳・27)の後援会主催の祝勝会が12日夕千葉市幕張のホテルに約250名の支持者らが出席して、賑やかに催された。4月8日神戸でウンベルト・グティエレス(メキシコ)をKOした初防衛成功を祝う催し。東日本大震災発生後の混乱の中の試合だったこともあり、祝勝会も遅れての実施となった。
挨拶に立った亀田隆明・後援会長は地元千葉で病院を経営しているが、「試合後に(病院に)きてもらって診たら、まったく悪いところがなかった。目ぐらい悪くなっているのではと調べると、軽く視力2.0だった」と笑わせ、チャンピオンの頑丈さを報告した。その上で「これから防衛を重ね、最終的にはマニー・パッキアオをやっつけてもらいたい」と、とてつもなく大きな注文も。粟生は「次はまだ決まっていませんが、どこで誰とやろうとも、勝つのが僕の仕事です」と力強く誓っていた。
祝勝会では、粟生の用いたグローブやパネル写真に本人がサインを入れてオークションも行われた。売上は日本テレビを通じて東日本大震災の義援金として贈られるという。
※写真は2本の世界チャンピオンベルトを手にした粟生をはさんで、大関・魁皇、小結・豊ノ島、後方は亀田後援会長夫妻。
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