17日夜の後楽園ホール、メインを張った和宇慶勇二(日本S・ライト級3位=ワタナベ)はタイのペットスリヤー・ルークサイコンディンに2回51秒KO勝ちした。
ペットスリヤーのパンチをガードとボディーワークで外しては左ストレートを上下に放っていく和宇慶。2回に右フックで効かせると、連打で相手を詰め、最後はサイドステップしてからの左ボディー。腹を押さえてダウンしたペットスリヤーはテンカウントを数えられた。「一戦一戦大事に勝っていきたい」という和宇慶は14勝7KO3敗1分。
またフィリピンからの輸入選手ウォーズ・カツマタ(勝又)は昨年度全日本新人王で日本フライ級12位の角谷淳志(金沢)を初回2分52秒でノックアウト。試合はダウン応酬。右からの追い打ちで最初に倒したのはカツマタだが、角谷の左フック迎撃打でもろくもダウン。しかし打ち合いで左フックを決めて再び倒したカツマタは、立ち上がった角谷に左フック、右スチレートを浴びせて3度目のダウンを奪った。強打のカツマタはこれで14勝12KO5敗。
この日はほかに8回戦が3試合行われた。船井龍一(ワタナベ)-古橋大輔(川崎新田)の元ランカー対決は両者譲らぬ熱戦の末2-1で船井が判定勝ち。また山崎武人(本多)は矢板貴行(全日本P)に小差3-0判定勝ち。岩崎健二(全日本P)が片桐秋彦(川崎新田)に判定勝ちした。
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